徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

誕生日パーティ

2010-01-12 05:11:46 | Weblog
クリスマスに誘ってくれたドイツ人の誕生日パーティに誘われたので、4ゾーンにある彼の自宅に再びお邪魔してきた。

集まったのは全部で10人くらい。当然のように、

ドイツ語を理解しないのは私だけ

という状況だった。勉強していない自分が悪いんだけれど、到着早々若干ブルーになった。

予想通り、ドイツ語で会話は進んで行ったけれど、話の内容が、『日本語ってどういう感じなの?』や、彼へのプレゼントに対するコメントなどだったので、分からないながらも何とか、ついて行けていたので、それなりに楽しかった。

しばらくして、お茶の時間となった。ケーキは、彼のお母さんが焼いたニンジンケーキとチェリーケーキ。どちらも甘さ控えめだったので、2種類食べてしまった。おいしかった。

お茶をしながら何となく話をしていたら、私の周りにいた人がドイツ人同士でも英語で話をしてくれるようになり、かなり感激した。たった1人のために、気遣ってくれるんだなぁ、と。

そうこうしているうちに、隣に座っていたパーティ主催者の彼が、『僕はそろそろ料理に取り掛かるよ』と言い出したので、何気なく、『手伝おうか?』と言ってみた。『大丈夫だよ』の言葉を期待していたけれど、彼の口から出てきた言葉は、

if you like

だった。あららら、と思ったけれど、いったん口にした以上は、手伝うことにした。料理は得意じゃないけれど、人と一緒に料理するのは楽しい。

私が作ったのは、フルーツサラダ。ちぎって、切って、盛るだけ。しかも、ドレッシングは彼作。

彼は、お米を炊いて、アジア料理を作ってくれた。
が、そのお米の炊き方にびっくりした。本の通りに炊いたらしいけれど、沸騰したお湯(塩入)に洗ったお米を入れて15分ほど炊く、といったもの。そのお湯も計らず、適当に沸かしていた。機会があれば、一緒に炊いてみたほうがいいかな…

料理は炒め物を作ってくれた。本では、『日本料理』に分類されていたけれど、八角を使う、など、

中華っぽい

でも、美味しかった。コンセプトは『丼もの』だったようで、ご飯の上にその炒め物を乗せ、手作りソースをかけて食べた。

たくさん食べて、たくさん笑って、たくさん話をして、とても楽しい1日だった。こういう日があると、『ドイツ語も勉強しないと』と思う。