チューリッヒからクール(Chur)へ移動し、ベルニナ特急で終点のティラーノ(イタリア)へ向かった。目的地はサンモリッツだったので、途中でベルニナ特急を降り、サンモリッツへ移動しても良かったが、『せっかくだから』と、ティラーノまで行ってみた。そして、その後、
普通列車でサンモリッツへ戻る
という、結構、贅沢なことをした(と自分では思っている)。
上の写真は、ベルニナ特急から撮ったもの。アルプスや湖を見たり、橋を渡ったりしながら、写真撮影(や、電車のすれ違い)のために5分間停車する、という、Alp Gruemという駅に到着した。
車掌さんも駅に降りたのを確認し、私も外に出てみた。思ったより寒くなかったし、景色も良かった。
が、乗り遅れたら大変、と、心配性な私はだれよりも先に車内に戻った。
5分後、電車は出発した。その時、
駅のホームを走っている若者2人を発見
乗り遅れてしまったらしい…
車内販売のお兄さんが急ぎ気味に先頭車両に向かったけれど、
結局電車が止まることはなかった
スイスの電車が時刻表通りに動く理由を見た気がした。
ティラーノ近くで見られるのが、写真のループ橋。本当にぐるっと線路が回っている。どうやら、少しのスペースでより多くの標高差を作るために作られたらしい。