ワールドカップが開幕したので、その話題で1つ。
前回のワールドカップはドイツが開催国だったので、ニュルンベルクにパブリックビューで観戦しに行ったり、メンザでブラジル戦を観戦したりしたけれど、私は、
基本的に関心は薄い
ワールドカップに関する情報はネットのみ(しかもあまりチェックをしない)。GKの川口選手が選ばれた、ということが唯一の情報、という感じ。
そんな中、ツェルマットのお土産屋さんの日本人の売り子さんが、『サッカーの日本代表選手が今日ツェルマットに来ている、という情報があって、先ほど、関係者の方がこの通りを通ったらしいので、もしかすると会えるかもしれませんよ』と教えてくれた。
そういえば、この売り子さん、先ほど、あわてた様子で外に飛び出して行ったな、とぼんやり思い出した。
私たち3人は、お土産屋さんを覗いたり、写真を撮ったりしながら町をうろうろしていた。
そんなとき、母が『日本代表チームだ』と、彼らを見つけた。『ほら、一番前を歩いている人、監督の岡本さんじゃなくって、おか…岡…岡田監督だ!』と気が付き、気がついたら、
岡田監督にすたすた駆け寄り
『岡田監督、応援していますので頑張ってください』と声をかけていた。
何、この行動力と判断力。
一方、私は、というと、写真を1枚撮るのがやっと。何、この行動力と判断力の違いは。
その後母は、『「頑張ってください」って言っちゃったけれど、本当は良くないのよね~。でも、とっさには「頑張ってください」としか出てこないものね~』と一人反省会。そして、『やっぱり、こういうことって、
興味のない人のところに起こる
のよね。好きな人のところには起こらないものなのよね』と言っていた。確かにそうかも。
母がいなかったら、私は気付かなかったと思うので、母のおかげで良い思い出ができたと思う。