徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

学生の演奏会

2010-07-30 00:30:51 | Weblog
日本のピアノコンクールで優秀な成績だった中学生・高校生がドイツにやってきて、ドイツの音楽学校の学生と演奏会を開いた。学生の演奏会なのに

有料

だった。大人8.2ユーロ、学生3.7ユーロ。結構いいお値段だったと思う。

演奏会は、日本人とドイツ人がペアになり、1曲~2曲演奏する、というもので、全部で10組くらい演奏した。日本人はピアノだけだけれど、ドイツ人は、フルートやバイオリン、ファゴット、サックス、ホルンなど、いろいろな楽器を演奏した。

途中、

どう見ても中学生ペア

が演奏した時は、演奏後、拍手が鳴りやまなかった。確かに、演奏も良かったけれど、2人ともとてもかわいらしかった。

もう1組、拍手が鳴りやまなかったのは、日本人の男の子(ピアノ)と、ドイツ人の男の子(チェロ)のペア。彼らは本当に上手で、拍手が鳴りやまなかったのも納得。


ピアノには、楽譜をめくる人がつく。途中、さっきピアノを演奏した女の子がその係になった。ページをめくるところが近づいてきて、彼女が立ちあがり、楽譜をめくった瞬間、

演奏者がぱっと楽譜を戻した

しばらくして、また彼女が楽譜をめくり、彼女はイスに戻った。直後、

演奏者が楽譜を再び戻した

2度も間違えるなんて。しかも、彼女は再び立ち上がらず、

演奏者が自分で楽譜をめくった

これは、単なる間違いなのか、それともライバル心なのか…

そういうこともあったけれど、有料なだけあって、レベルの高い、いい演奏会だった。1人でも多くの学生がプロになれるといいな、と思う。
コメント
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