徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

ワークショップ

2008-03-01 05:29:49 | 勉強
関わっているプロジェクトのワークショップがあった。今回は3日間。今までは参加費は無料だったけれど、今回は1人50ユーロ。そして、参加者は口頭発表かポスター発表をしないといけない、という。

こんな条件でいったい何人集まるんだろう、と心配したが、

100人近く

申し込みがあったらしい。なので、いつも、お城の地下のバンケットルームでバンケットをしていたけれど、今回は入りきらない、ということでメンザでバンケットとなった。

「参加料は前もって振り込んでください」とあったのに、

当日支払いの人が多い

今回は日本からも参加者があり、彼らは言われたとおりに振り込んだらしいけれど、正直、「日本から送金するのって手数料が高いんだから、当日支払いでOKなら、そう伝えてあげればよかったのに」と思った。ヘタしたら、振り込み金額と手数料と同じぐらいになってしまうのではないでしょうか。

ワークショップの参加者は当然、プロジェクトに関わっている人で、去年の夏、私も何度かオペレーションセンタに滞在したので、知り合い、顔見知りの人と再会した。

1日目の夜はメンザでバンケット。日本からの研究者と一緒に食事をした。彼らは前日にドイツに到着したばかり、なおかつ、翌日も朝9時からセッションスタートなので、早めにホテルに帰りたいという。で、ホテルの場所を聞いたらダウンタウンなので、私(ダウンタウンに住んでいる)もついでに早めに抜けた。

メンザを出たとき、同じ研究室のインド人とオーストリア人がタバコを吸っていたので、「じゃあね!また明日!」と声をかけたら、インド人、

もう帰るの?なんで?

と返してきた。「だって、もう遅いじゃん」と言った直後、インド人の視界に日本人の研究者が入り、「あ、しまった…」という感じで

あ、OK、また明日!

とすぐに言い直した。

2日目の夜は音楽の演奏とレセプション。音楽演奏はワークショップ恒例となっている。毎回、教授夫妻の知り合いが演奏してくれる。今回はマリンバ。楽器は5オクターブらしい。初めてマリンバの演奏を聴いたけれど、とても心地よかった。

レセプションの途中で疲れた私は、また1人早めに抜けようとした。そうしたら、イタリアの大学グループが

ダウンタウンに行きたい

と言い出した。お国柄なんでしょうか、すでに21時を過ぎていて、大学からダウンタウンまでは約30分かかる。そして、彼らは大学近くのホテルに泊まっているからまた戻ってこないといけない。そして翌日はやっぱり9時からセッションがスタートする。「本当に行くの?」と聞いたら、

30分か1時間くらい、お酒を飲んでもいいし、散歩してもいい

と。翌日、彼らに「街はどうだった?楽しかった?」と聞いたら、

それがさ、着いたら雨が降っていたんだよね。30分くらい散歩して帰ってきただけだったよ

と。まぁ、それでも楽しかったようなので、よかった。

そして、ワークショップは終了。次回は今年の秋らしい。私、このワークショップには4回参加し、そのたびに「今回が最後だな」と思っていたけれど、今回が本当に最後。貴重な経験をたくさんさせてもらったと思う。
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