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今回の帰国は1人だったので旅行に出かけるつもりはなかったけれど、地元の行ったことのないエリアにでも行ってみようか、と考えていたところに、名鉄の「御朱印めぐりきっぷ」パンフレットが目に入った。お値段
3,200円
はちょっと高めだな、と思ったけれど、名鉄はちょっと高いイメージなので、どこまで行ったら元を取れるのか電車賃を調べた。
かなり遠くに行く、または乗り降りをかなり繰り返す
でないと3,200円には達しないことが分かった。名鉄は思っていたよりも安かったらしい、というか、通常の1DAYフリーきっぷが3,200円なので、それが高いのか。というわけで、フリーきっぷは使わずにどこかに出かけることにした。
「御朱印めぐりきっぷ」に東岡崎駅が最寄りの神社2社が協力していたし、岡崎市はあまり行ったことがなかったので、東岡崎駅周辺の観光をすることにした。
東岡崎駅周辺にある徳王稲荷社・金刀比羅社、菅生神社でお詣り後、岡崎公園に行き、岡崎城すぐ横の龍城神社(写真)でもお詣りした。コロナ中なので3社とも手水舎の水盤が利用できなくなっていたけれど、アジサイが入れられていて涼しげできれいだった。
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岡崎城から徒歩で10分ほど、あるいは名鉄岡崎公園駅から徒歩1分の場所に八丁味噌の蔵元が2軒あり、両方とも味噌蔵を見学させてもらえる、ということで、創業1337年の「まるや八丁味噌」の味噌蔵を見学させてもらった。ガイドのスタッフの方が詳しく説明してくれてとても面白かった。
八丁味噌は麹も大豆の味噌。写真の大桶に最低2年間寝かせるらしい。1つの大桶には6トンの味噌が入り、3トンの石が乗る。石を積むのは専門の職人さん。大桶は100年くらい大事に使うけれど、やはり使えなくなるので、新しいものと古いものが混在している。写真の右2つは古く(タガが天然素材)、左のものは新しい(タガが金属製)。
赤だしは白みそと八丁味噌のブレンド、というのは今回初めて知った。赤だしの「だし」は「出汁入り」と思っていたけれど、全然違った。
見学の最終地に小さな売店があったけれど、『ここで売られているものは見学受付をした道路沿いの売店にもあるので、もしよければそちらで』と言われた。が、最初と違う場所(旧東海道で、以前はもう1軒の味噌蔵がお向かいにあったらしい)で解散となり、最初の売店の場所もわからなかったので、思わず『駅はどちらですか?』と聞いてしまった。
再び岡崎公園に戻り園内を散策。園内には、家康公のえな(へその緒・胎盤)を埋めたといわれる東照公えな塚や岡崎城内で誕生した竹千代(家康公)の産湯に用いられたとされる東照公産湯の井戸、そして岡崎城などがある。岡崎城は残念ながら改修工事のため中には入れなかった。
三河武士のやかた家康館は開いていたので見学してきた。家康公の生涯はもとより、家康公につながる松平氏の系譜や、関ヶ原の戦がジオラマで説明されたり、となかなか面白かったし、勉強にもなった。
ここまでののんびり観光で3時間半ほど。もう少し遠くの神社まで歩いてもいいかな、と思っていたけれど、暑くて気力がなかったので帰宅した。
東岡崎駅周辺、とても面白かった。
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