車で馬籠宿まで送ってもらった私たち。9時くらいに中津川駅を出発し、馬籠宿到着は9時半くらいだった。
馬籠宿はガイドをしている友人の知人の方に案内してもらった。
まずは「桝形」。敵が攻め込みにくくするために道がほぼ直角に2回曲がっている。坂道の桝形は馬籠宿の特徴らしい。
よく写真で見る水車小屋を見てさらに坂道を上る。お店でお土産を見ながら歩いていたら、さすがに友人の知人はガイドをしているだけあってあちこちに知り合いがいた。
木で作ったものを売っているお店があり、そこにも入ったら、そこもガイドをしている方の知り合いが店主のようで、ドイツから来ている人を案内していて、そのドイツ人(ソクチくん)が木工が好き、と言う話をしたようで、私たちが友人へのお土産を選んでいるときに店主が2階から
15センチ四方くらいの木材
を片手に降りてきて、ソクチくんにプレゼントしてくれた。
木材は
樹齢300年
くらいのキソヒノキ(ゆっくり育つので年輪の幅が狭い)だそうで、『廃材だけど
看板に使った残り
だから質はいいの』ということで、年輪がぎっしり詰まったものだった。
もちろんドイツに持ち帰った。そしてランプシェードの飾り部分になる予定。
馬籠宿出身の島崎藤村の実家は本陣で、本陣とは大名や旗本など
身分の高い人が泊まった建物
だそう。
せっかくなので日本滞在中に島崎藤村の作品を入手したかったけれど、入手できなかった。「夜明け前」かなにかは授業で読んだ気もするけれど、一部分だけだったと思うので、全部読んでみたい。
馬籠宿は120年から130年前くらいに火事があり、その後再建されたそうで、言われてみれば全体的に新しくてきれいだった。
展望台まで歩いたところで友人の知人のガイドさんとは別行動。妻籠宿を目指して友人、ソクチくん、私の3人で歩き始めた(10時半過ぎスタート)。
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