徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

不安・・・

2007-05-07 01:26:02 | Weblog
ドイツ生活3年目。留学を思い立ったときは2年で「次」を見つけるはずだった。なのに、いまだ、学生生活。日本で就職を探すのなら、特に専門技術のない私は1年でも若い方が良いかも。

友達には普通に彼氏ができていくのに、私にはできない。今後も1人で生きていくのなら、やっぱり正社員が良いかも。そして健康でいないと。

私の人生、どうなっていくんだろう。

などと考えていたら、

軽く凹んだ

みたいで、涙が止まらなくなった。ここのところ、毎週友達と会っていたのに、突然「孤独だなぁ」と感じた。

もともとそんなに友達の多くない私(日本にいたときもかなり少ない)。気軽にTelして会える人は誰だろう・・・もしかしていない?

そんなことを考えながらタンデムくんにメールを書いた。タンデムくんも最近は論文と就職活動に忙しく、月に数回、メンザでランチをするくらいだったけれど、それでも私のドイツ生活初期からの友達。

忙しいから返信、すぐにはないかな、と思って書いたけれど、今までにない内容だったせいか、すぐに来た。

さびしいのなら、おいでよ

翌日、就職の面接を控えて勉強中だったけれど、一緒にランチを作り、食べた。「孤独」の内容は一切聞かず、いつものように接してくれた。

タンデムくんのおかげでずいぶんと気が楽になった。その後もメンザランチに誘ってくれる気遣いもしてくれた(時間が合わず、一緒に食べてないけれど)。

こういう不安は他人が何とかしてくれる問題ではないけれど、友達の優しさがうれしかった。私も、友達にそっと手を差し伸べられる人になりたいな、と思った。

ティーパーティ

2007-05-01 16:54:23 | Weblog
同じ大学の日本人の友達が先々月、誕生日だった。そして、先日、誕生日パーティ(ティーパーティ)を開催した(ドイツでは誕生日を迎える人がパーティを主催する)。

彼女はドイツでお菓子職人になるトレーニングもした人。なので、パーティには8種類くらいのケーキが並び、ケーキバイキングのようだった。

さすが、日本人が作るケーキだけあって、どれも私好み。ドイツ人のゲストも「おいしい」と言って、一通り食べていた。

でも、さすがにケーキばかり食べていたら、「うーん、もうお腹いっぱい」と言う状況になった。そうしたら、すかさず、

キッシュもあるよ

とキッシュが出てきた・・・なんと、パイ生地から手作りしたらしい。しょっぱいものを食べたらまたケーキを食べたくなり、まんまと彼女の作戦に引っかかってしまった。

ゲストは彼女の友達(ドイツ人ばかり)とそのパートナー、ということで、みんなドイツ語が得意な人たちばかり。だけれど、私が会話に入れるように、と気を遣ってくれて英語で話してくれた。

英語ネイティブがいないのに、こうやって英語で会話するって、なんか面白いね

と言いながら。「日本語って、PCでどうやって入力するの?」っていう質問が一番困った。ひらがなとカタカナ、漢字を知らない人に説明(しかも英語)するのは大変・・・