徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

スイス旅行のついでに-タンデムくんと再会

2010-07-19 00:12:05 | タンデム



スイスに行くついでに、タンデムくんに会えないかどうか、聞いてみた。『いいよ、会おうよ』との事だったので、彼の家に1泊させてもらった。

駅から彼のフラットに向かう途中、丘を指しながら、『あそこに行ったことある?』と聞いてきた。『行ったことあるも何も、一緒に行ったよね?』と言うと、タンデムくんは、『あおが疲れた、っていうから、頂上まで行かずに途中でやめたじゃないか』と言う。

え?前回ものすごく大変な思いをして山頂まで行ったと思うけど。

と言ったら、『あ、あれ、あおとだったか!』と。
大変な思いをしたことは覚えているけれど、誰と登ったか、はすっかり忘れていたのね。

タンデムくんは、引っ越しをしていた。前回よりは少し狭い感じだけれど、それでも、

物置用に1部屋

使っている。そして、やっぱり、リビング+ベッドルームにはあまり物を置いていない(でも、片づけていないから、机の上とかは乱雑)。

タンデムくんがクレープをお昼ご飯に作ってくれることになった。
缶切りを持っていないタンデムくんが、缶詰のアップルムースを開けるときに使ったものは、

くぎ抜き(まず、缶に穴をあける)



ペンチ(開けた穴に差し込み、ねじり開ける)

というコンビネーション。

夜、寒くなってきた(部屋は広いし)ので、暖房をつけていいか聞いた。

なんだったら、暖炉使う?

と言ってくれた。写真は使い終わりの暖炉なので、灰が残っているけれど、使う前はきれいに片づけられていて、使用後、また掃除させるのは申し訳ないな、と思ったけれど、お願いした。

タンデムくんは、『臭くなるから』と言って、クローゼットを閉じたり、出ている服をしまった。が、

臭くないし、目も痛くならなかった

タンデムくんも、『こんなにパーフェクトに暖炉が使えたのは初めて。何が良かったんだろう』と驚いていた。

翌日、タンデムくんは6時半に出社して行った。私には、『好きな時に出ていけばいいから』と、鍵を渡して。まぁ、私も、タンデムくんのいない部屋に1人でいても仕方ないので、早々にフラットを後にし、チューリッヒに向かった。

両親が到着するまで観光をしようと、あちこち散策したけれど、それでもまだ時間があったので、

美容院

へ行った。物価の高いスイスだけあって、カットが安くても60スイスフランくらいから、だったので、82フランの美容院に入った。

あ、英語が通じる

さすが、国際都市チューリッヒ。私の住む街では、残念ながら英語が通じないことが多い。

仕上がり具合は、というと、ほぼ満足。カットするときは、『ここはこのくらい切っていいかしら?』とか、ブローも、『ストレートにする?カールさせる?』とか、いろいろと聞いてくれ、その通りにしてくれた。

1年半前に日本に帰った時に美容院に行って以来、伸びっぱなしだった髪の毛が、少し良くなった。

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スイス旅行-ホテル編

2010-07-18 01:39:32 | 旅行



私たちが旅行したのはシーズン前だったので、いい部屋に比較的安めの値段で泊まれたと思う。ただし、ツェルマットは、予約キャンセル不可(予約と同時に支払い)だったし、サンモリッツは、到着1週間前にクレジットカードにチャージされた。

たいていどこのホテルでも、ダブルまたはツインの部屋にエクストラベッドを入れてもらったが、サンモリッツはダブル+シングルを取り、グリンデルワルトはアパートメントタイプのホテル(写真)だった。

もともと狭いダブルの部屋にエクストラベッドを入れてもらっているから、ますます狭く、

スーツケース1つを広げるのがやっと

のスペースが残るくらいだった。まぁ、私はボストンバッグ+リュックだったし、両親は2人で1つのスーツケースだったから、別に不都合はなかったけれど。

サンモリッツでは、レイクビューの部屋を予約時にお願いしたけれど、実際、レイクビューの部屋だった(シーズン前だったから楽勝)。というか、朝食時の様子から考えると、客は、私たちを含め

2組のみ

だったと思う。

グリンデルワルトのホテルは、寝室1つと、リビング、ダイニングキッチン、バス、という間取りで、とても広かった。キッチンには食器やお鍋、フライパンが置かれていたから、

毎晩COOPで買ってきたもの

(と、両親が日本から持ってきたもの)を食べた。

どこのホテルでも(サンモリッツ以外)、日本人に出会ったが、この、グリンデルワルトのホテルはツアー御用達にもなっているようで、毎朝食、ツアーの方(毎日別グループ)と一緒だった。ちょっと高めのツアーと、安めのツアーが同じホテルを使っているのが意外だった。

今回、スイス旅行して疑問に思ったのが、

バストイレに鍵がない

ということ。チューリッヒ(2軒)、サンモリッツ、ツェルマット、グリンデルワルトのホテルを使用したわけだけれど、不思議と、どのホテルもバストイレに鍵がなかった。アパートメントタイプ(4人まで泊まれる)はさすがにあるでしょう、と思ったけれど、やっぱりなかった。不思議だ。

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スイス旅行-料理編

2010-07-17 00:01:51 | 旅行



街歩きではなく、山歩きがメインの今回の旅行では、びっくりするくらいレストランに入らなかった。山に行く時は、パン屋さんやCOOP(スーパー)で買って行ったし、疲れきって、スーパーで買ったものをホテルで食べたり。

それでも、何回かはもちろんレストランに入り、郷土料理をいただいた。写真は、ベルンで食べたレシュティ(鶏肉添え)。レシュティは、短冊状に切ったジャガイモをフライパンで両面焼いたもの。スーパーでは、レトルトのレシュティも売っていた。




この写真は、グリンデルワルトからシルトホルンを目指した日のランチ@ミューレン。お皿一面に広がっているのは

チーズ

ジャガイモやピクルスに絡めて食べる。量が多いかな、と思ったけれど、チーズに癖がなく、思ったより食べることができた。

サンモリッツでは、ホテルのレストランで白アスパラを食べたけれど、いまいちだった(しかも、1本は生焼けぽかった)。シーズン終わりがけだったからなのか、ドイツの白アスパラのほうがおいしいと思った。

ツェルマットでは、

中華料理

を食べた。若い時、『海外旅行に行って日本食を食べるなんて信じられない』と思っていたけれど、『チーズやジャガイモは入らないけれど、中華なら食べられる!』と思い、中華料理を食べた。

思った以上に食べた

『食欲ないわ~』と言っていたのが嘘のよう。しかも、デザートメニューをお願いして、デザートもオーダーする気満々だった。
が、アイスクリームばかりだったので、オーダーしなかった。

3泊したグリンデルワルトでは、毎日COOPのお世話になった。アパートメントタイプのホテルだったので、調理もできたので、サラダ、パン、ハム、チーズのほか、レトルトも活用。結局、グリンデルワルトでは一度もレストランへ行かなかった。

最終日のチューリッヒ。両親は、『最後だから』と奮発する気はあったけれど、

チーズは入らないね

ということで、再び中華料理にしようと思ったけれど、探すときに限って見当たらない。というわけで、

COOPで寿司

を購入(高かった)。チューリッヒのCOOPにはお惣菜コーナーがあり、スープや揚げ物、サラダなどを量り売りしているので、お惣菜も購入して、ホテルで夕食。

こんな感じで、食事は、客観的にはいまいちだけれど、まぁ、食欲もなかったし、こんなもんかな、という感じ(私も年を取ったな、と思う…)。



写真は、ツェルマットのパン屋さんで売っていたマッターホルンチョコ。おいしかった。

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スイス旅行-チューリッヒ編

2010-07-16 00:50:58 | 旅行



グリンデルワルトからチューリッヒへ戻り、チューリッヒ観光をした。チューリッヒもそれほど大きな町ではないし、私はかれこれ4度目(しかも、初日、両親を空港へ迎えに行く前にも観光した)なので、両親を連れてぐるっと観光をした。

スイス国立博物館は休館だったし、時間もかかるのでパス。グロスミュンスターの地下でカール大帝の像を見て、フラウミュンスターでは、シャガールのステンドグラスを見た。フラウミュンスターは、ステンドグラス付近のみ解放で、そのほかの場所には近づくことができなかった。



続いて聖ペーター教会へ。外観はとてもシンプル。時計塔の文字盤は、ヨーロッパ最大らしい。写真は、聖ペーター教会の内部。外観からは想像できなかったかわいらしさに圧倒された。

私も両親も疲れていたので、この3つだけ押さえておけばいいかな、と思い、ホテルに戻ろうと思ったけれど、

リンデンホフに到着

した。一番上の写真はリンデンホフからの眺め。翌日、両親を空港へ送って行った後、私の電車まで時間があったので、ここでお昼ご飯を食べたけれど、天気がとてもよかったので

遠くにアルプスが見えた

本当にきれいでちょっと感動した。

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スイス旅行-ベルナーオバーランド編

2010-07-15 00:24:54 | 旅行



グリンデルワルトから日帰りでいくつかの展望台へ行った。フィルスト(写真、標高2,171m)は、半日コース。グリンデルワルトからゴンドラで約25分。ゴンドラに乗っているとき、目の端を、ものすごい速さで何かが通ったことに気がついた。『何だろう』と探すこと数分。

1人乗りのリフト(むき出しのイス)

だった。こういうところでも絶叫系アトラクションを作ってしまうことはすごいと思う。




翌日は、グリンデルワルトから電車やゴンドラ、ロープウェイなどを乗り継いでメンリッヒェン(写真)、ヴェンゲン、シルトホルンなどを回った。

メンリッヒェン(標高2,239m)では、アイガー、メンヒ、ユングフラウを正面に見ることができるポイント。ちなみに、グルントからメンリッヒェンまでのゴンドラは、ヨーロッパ最長の6.2km。

メンリッヒェンからロープウェイでヴェンゲンへ。小さい町だけれど、メインストリートにはお土産屋さんなどがあり、売っているものがかわいかった。





その後、電車やロープウェイを乗り継いで

007のロケ地

だったシルトホルン(写真、標高2,967m)へ。天気が崩れてきたのが残念。展望テラスからは200を超える山々が見渡せるらしいけれど、そんなには無理だった。

シルトホルンへは、ロープウェイで行き、その切符は昔ながらの長方形の厚紙。さらにかわいらしいのは、ミューレンからシルトホルンまで1枚の切符だけれど、ロープウェイの乗り換えがある。そこで改札を通るのだけれど、

改札の度、穴の形が違う

私の切符は3つしか穴が開いていないけれど、六角形、ハート形、チューリップ形(?)になっている。





天気が本格的に崩れる前にシルトホルンを降り、ラウターブルンネンへ。ここでの目的は、シュタウプバッハの滝(写真)。ヨーロッパ第2位の落差に加え、水量が少ないため、下に落ちる頃には細かな水しぶきになる(らしい)。

滝の裏側にも回れたので、途中まで登ってみたけれど、両親も私も疲れたので、途中でやめた。

そして、再び電車でグリンデルワルトへ。

グリンデルワルトには3泊し、ユングフラウ、アイガー、メンヒを十分堪能した。

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スイス旅行-ユングフラウヨッホ編

2010-07-14 00:50:51 | 旅行



グリンデルワルトから鉄道でユングフラウヨッホを目指した。スイスパスで50%引きになったけれど、

1人122フラン

高い。
が、この金額に、グリンデルワルトを出発して以降、すべてのトイレ使用料や入場料を支払う必要がないから、びっくりするほど高くはないのかなぁ、とも思う。

ユングフラウヨッホへ向かう鉄道は、途中、アイガーの山中で5分間、トイレ休憩、写真撮影(アイガーの山に穴があいている)、鉄道のすれ違いのため、時間があった。ここでは、

出発2分前にアナウンス

があった。

ユングフラウヨッホ駅に到着したら、早速展望台へ行った。写真は、展望台から見た山。空の色が違う。

その後、アレッチ氷河を見て(遠くまでは行かなかった)、ユングフラウ氷河を掘って作ったという、アイスパレスで氷の彫刻を楽しんだ。

標高3400メートルを超える山に、鉄道で行け、着いた先には立派な展望台や、犬ぞり、サマースキーを楽しめる環境に驚いた。私たちは厚着をして行ったけれど、結構薄着の人もいた。本当にお手軽に来られるんだな、と感じた。

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スイス旅行-ベルン編

2010-07-13 02:25:40 | 旅行



ツェルマットからグリンデルワルトへ行く途中に、スイスの首都・ベルンに立ち寄った。じっくり見れば、見どころもたくさんあるのだろうけれど、私たちは、2,3時間くらいでベルンをぐるっと回った。

牢獄塔を通り、写真の時計塔へ。この時計塔は、仕掛け時計になっていて、4分前になると、

鶏が鳴く

その後、人形が動き出す。動きが大きくないので、結構地味だけれど、かわいらしい。観光客も結構多かった。

ベルンには、噴水が点在していて、最初は、全部見る気満々だったけれど、暑かったので断念。通った道にあるものだけを見ることにしたけれど、それでも7,8個は見た。



続いて、大聖堂(写真)。ゴシック様式で、スイスで最も高い尖塔を持つ。入り口上部には、『最後の審判』の彫刻があり、天国と地獄がとても分かりやすく表されている。塔にも登ってみたかったけれど、やっぱり暑くて断念。

最後に、連邦議会議事堂を外から見て、ベルンは終了。首都と言えども、小さい町だし、見どころはコンパクトにまとまっているし、で、本当、数時間で十分だった。

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