喝! ~since 2005~
ごく普通の日記と、旅行・登山・資格試験・家庭菜園などの個人的備忘録
 



まさに驚愕だった。サザエさんを久しぶりに見ていたのだが、いつもの和風の家、昭和時代の父の見本のような波平、そこには当然携帯など存在しないし、電話はダイアル式の黒電話だ。しかし2本目の話でなんとサザエさんが財布から野口英世が印刷された千円札を取り出したのだ。「な、、なんだこれは?」見ていた人で違和感を覚えた人は少なからずいるはずだ。

昔から長く続いているアニメ、例えばこのサザエさんやドラえもんは当時の社会と比べて、今が相当に進歩してしまったために制作者は時代のギャップの調整に困っているに違いない。今の時代に合わせてしまうと、20年以上やってきてキャラクタは年をとらないのに、時代だけが進んでいくというタイムラグが生じてしまう。制作者はそれを見る者が違和感を感じないように、微妙に時代を進歩させている(例えばドラえもんのダイアル式電話がプッシュフォンになったetc)わけだが、今回携帯電話も出ていないのにいきなり野口英世が出てくるとは…。


うーん、こち亀みたいに現代どころか未来に発売されるような機器をばんばん出してくるマンガもあれば、サザエさんのようにひっそりと現代に追いつこうとするマンガもある。面白いなぁ。こち亀は少々開き直ってる感じもあるけど。


ただ思うのが、こち亀は作者が生存しているけど、サザエさんやドラえもんの原作者はすでに亡くなっている。だからこち亀はいくらでも作者の思い通りに動かせるけど(ドラゴンボールがそうだったなぁ…)、サザエさんとドラえもんは保守的なのかもしれないですね。いつまで続くんだろう、サザエさんとドラえもん…

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