喝! ~since 2005~
ごく普通の日記と、旅行・登山・資格試験・家庭菜園などの個人的備忘録
 



実家に帰ったついでに一人で佐野の三床山に登ってきました(結果的には出流原弁天観光も)。足利の山も大体登ってしまったので気分替えて隣の市へ進出。2017年は行動範囲も広げていきたいと思います。



で、三床山は300m前半という低山である上に、一度登ってしまえばほとんど尾根歩きに近いところがありますが、その登るところは傾斜がきつくて、結果的には案外疲れた山歩きとなりました。



まず、山にたどり着くまで。鹿嶋神社から登山口があるということでしたが、ナビが手前の神社(?)に案内してくれたおかげで、最初どこから登るか分からなかった。このおびただしい太陽光パネルが目印です。なんだか佐野は太陽光パネルだらけになっちまったぁ…



年始ということで初山登りだろうか、結構な人がいました。駐車場が一杯だが神社には人が居ないということは…。鹿嶋神社駐車場なのに三床山駐車場化していまっているのはちょっとかわいそうではあります。

三床山は、このあたりの山の中の1つであって、他に一床山、二床山など多くの山があります。持ち時間に合わせてルートを選べば2時間かからず登れるし、融通がきく山だなと。今回は特にプランがなかったので一床⇒二床⇒三床の順で回ろうかなと、その場で決めたのでした。



一床山への道中。看板がたくさん出ているから迷うこともないし、倒木あれば丁寧に山道に合わせてカットしてくれている!非常に良心的。一部ぬかるみあり。これだけ雨降ってないのにぬかるんでいるから一年中そうなんだと思います。

上りに入ると急に傾斜がきつくなります。これは、、ふくらはぎが攣ってしまいそうだ^^;木に捕まらないと自力では進めません。他の山なら階段があるところだけど、、、試されているのか??



そんな急登もつかの間で、尾根へ。西入りの頭を経由してまもなく一床山へ…という時にアクシデント発生!持ってきたペットボトルがバッグから落ちてしまった。尾根歩きなのでちょっと取りに行けないわ~。今日は2本しかペットボトル持ってきてないからこの先、水不足が心配だ。バッグのチャックは完全に閉めましょう!



一床山へ。top写真にも景色を載せているけど、結論としてはこの一床山が一番展望がよかった。さえぎる木もなく、360°見渡せるいい場所です。ここで持ってきた弁当を食べて、二床山方面へ。桜山方面にも行けますが、距離が長くなるうえに二床山も寄りにくくなるので。



こちらは葛生方面。削られた山の岩肌が特徴的です。一床山からの下りもなかなか急だった!天気が悪かったらちょっと怖いな。普段は緩やかなのにポイントポイントで急になるので油断できん。



二床山は割とすぐ着いたが…見晴悪い!木が邪魔で景色は全然期待できないです。場合によってはピークに来たな、くらいでここが二床山だって気が付かないで過ぎてしまうかも。



ここからも相変わらず急なところは出てきますが、基本的に危険個所はなさそうな印象。三床山の前に、小三床山への分岐が。小三床山だけにちょこっとみとこか。ちなみに分岐の看板も新しくなってるっぽい。もともとは木の看板だったんだろうけど、ポールに補強されていた。



見た目の距離よりあっさりと到着。ここも見晴しとしては特に期待できないが、あれが三床山か!と三床山の存在を確認することができた。



そして三床山山頂。新しい祠と古い祠が全部で3つもあった。新しい祠は正月モードだったけど、古い方は原型とどめてないしちょっと差が激しすぎる!



田沼方面の風景。ふと思うのは、なぜ三床山という名前が有名なのだろうか?一床山の方が見晴らしもいいのになぁ。標高の高さは若干三床山が上だからかもしれないけど、山の価値は標高だけでは測れないですからねぇ。



1つ注意したいのが、二床山側から三床山に到達したらその先の道には進まず戻った方がよいということ。古い祠の方に道が続いているので、進めそうな気もするんだけど、その道は正規ルートではないみたいです。ちょっと進むと違和感に気が付くはず。



三床山から出尾根コースを通って下りましたが、この道も結構な急坂。登るのもつらいと思うけど、下りも結構怖いです。乾燥していて砂埃が舞っていたので大分ここで汚れてしまいました。



最後に鹿嶋神社。到着時も閑散としていたけど、戻ってきても閑散としている。正月だから飾りはあったけどほとんど人が近づくことはないんだろうな~というのが周りの雰囲気から感じます。



お賽銭箱ならぬ、お賽銭穴があった。これは珍しい!



これで三床山の登山はおしまい。まぁ、一部急な所があって疲れたと言えば疲れたけど、ちょっと物足りないな~。そんなこともあり帰り際に出流原弁天に寄ってみました。



遅い時間でない限りは地元の人が散歩に来ていたりするので、人はそこそこいる印象だけど、今日は正月明けということもあり駐車場がいっぱいだった。足利出身の自分としては幼少の頃は向かいの釣り堀(今はもうなさそうだ)でマス釣りをよくした思い出もあるし、弁天池で何か買って食べた記憶もあるな、懐かしい。



こちらは赤見の風景。この弁天は建物の中に入って階段をのぼりさらに高い展望台に行けるけど、今日は2階段が封鎖されていた。メンテ中ですかね?



で、これまでは進んだことがなかった途中にあるこの階段。この上に何があるのか知らなかったので登ってみることに。階段の数は結構あって、弁天にお参りに来た人が気楽に立ち寄るというものでもないっぽい。。頂上までもう少しというところで立ち入り禁止みたいになっていた。石段があるのでもともとは記念碑か何か立っていたとか?回り込んで少し上まで行ってみたが、結構傾斜がきつい上に、落ち葉が多すぎてすべるからこれ以上は難しいか。



休憩所があって、そばに三峯神社と雷電神社があった。神社と言っても三床山にあったくらいの祠がポツンとあるだけだが…これまで見た中で最小規模の神社だった。。



ここから下るルートを発見。弁天池へと書いてあるが…下の池に繋がっているのか?



すごい、きちんとした道になってる!これでようやくここの全貌が理解できました。人があまり通っているのをみたことがないけど、案外地元の人が散歩につかったりしてきれいに残っているんじゃないでしょうか?看板のとおり降りれば弁天池に着きます。



ここは日本名水100選に選ばれていて、近くの旅館で名水を使った料理や豆腐が食べられるようになってます。水もよく見るとやっぱりきれいです。

地元の山登り、これは非常に楽しいです。もちろん山の存在自体は昔から知っているけど(三床山はしらなかったが)、山の名前や山の中がどうなっているのかというのをこの歳で知ることによって、懐かしさもあれば新たな発見もあり好奇心をそそられますね。足利や佐野の山は熊などの野生動物もいるので注意は必要だけど、もう少し他の山にも潜ってみようと思います。

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