今日のレッスンは生徒が自分1人しかいなかったので、マンツーマンクラス!やったね☆と喜んでいたけど、この授業では思わぬことを考えさせられました。。
今日はスピーチユニットで作文の練習をする回だったんですが、テーマは「自分が過去の時代に生まれていたら、どんな暮らしをしているか?」っていうテーマ。もちろん時代は自分で設定できます。何にするか迷ったけど、サンプルに自分の好きな戦国時代が書かれてしまっていたので、第二次世界大戦について書きました。生徒は1人しかいないので、発表というほどでもないですが、前で話すと、M先生がすごく興味深く質問してくるわけです。
内容は、原爆について。M先生はハワイ出身なんですが、ハワイにも第2次世界大戦で爆弾が落とされているようで非常に日本に親近感を持っているみたいです。ハワイは、戦後アメリカに占領され、もともとの言葉を奪われて、英語を母国語とされたようで、それを先生は寂しいとおっしゃっていました。まぁ、第二次世界大戦でアメリカが勝ったから英語が世界標準語になったって話は確かにありますが、なんで日本語は残ったのか?という疑問や、西洋文化が入ってくることによって日本の伝統が失われつつある話などをそこからは延々と…
そして最後に心に響いたのは、先生は英語を一方的に教えるのは本当は嫌なんだと。英語を広める事はすなわち国際化すること、すなわち日本の伝統を壊してしまう事に繋がってしまうということを心配していました。そして、できることならお互い文化を共有したいということをおっしゃっていました。
確かに日本では小学校でも英語を教えるように変わってきたし(実際自分はその免許を取るわけだし)、世界がこのまま英語を中心に動いていたら、数世代語には英語が日本語にとって変わってしまうことが起こりうるのかなという疑問も生まれます。中国語など人数の多い、言語は残るかもしれませんが、日本語って世界人口からみたらそんなに使う人いないもんなぁ。確かに少数派の言語はどんどんなくなって、英語だけが使われる世界というのも悲しい気がします。それをM先生は伝えたかったのでしょう。
とりあえず、次回M先生のアドレスをゲットして、日本の文化も存分に堪能させてあげようと計画中です!やはりお互いシェアするのは大切です
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