朝から雨である。先日19日は「桜桃忌」。作家太宰治が山崎富栄と玉川で心中し遺体が見つかった日で、奇しきも彼の誕生日でもある。地元青森では親族の希望で「生誕祭」としている。
高校生の頃は太宰に影響を受けた。それで詩や小説もどきを書いていたが、進学してからは精神も落ち着いたのか憑き物が落ちたように見向きもしなくなった。彼の作品は書簡集も含めほとんどを読んでいる。彼からは文章を短く書くことを学んだように思う。
写真はそのころ古本市で買った「人間失格」と、彼の子(太田治子)を産んだ太田静子の出版した「斜陽日記」だ。斜陽日記は小説「斜陽」の下敷きとなっている。両書とも昭和23年太宰死後数ヶ月後の刊行だ。こんな雨の夜に取り出し、また隣どおしに並べて書棚にしまってやる・・・。
高校生の頃は太宰に影響を受けた。それで詩や小説もどきを書いていたが、進学してからは精神も落ち着いたのか憑き物が落ちたように見向きもしなくなった。彼の作品は書簡集も含めほとんどを読んでいる。彼からは文章を短く書くことを学んだように思う。
写真はそのころ古本市で買った「人間失格」と、彼の子(太田治子)を産んだ太田静子の出版した「斜陽日記」だ。斜陽日記は小説「斜陽」の下敷きとなっている。両書とも昭和23年太宰死後数ヶ月後の刊行だ。こんな雨の夜に取り出し、また隣どおしに並べて書棚にしまってやる・・・。