自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

電気自動車

2008-10-22 | Weblog
 昨夜のNHK「クローズアップ現代」「日本の技術を活かせ」シリーズ第1弾は「電気自動車」なかなか面白かった。
 ハイブリットで出遅れ感のある日産のカルロスゴーンは「2,30年後は自動車は衰退し主役は電気自動車に移る」と言っていた。
 電気自動車は部品点数が20%以上少なくて済む。量だけではなく、内燃機関とその複雑な制御やトランスミッションがモーターに替わる。欧州の電気自動車の見本市では名も知れない新興メーカーが多く展示している。シリコンバレーのベンチャー企業もスポーツカーを売り出した。
 充電の電気代はガソリンの半分程度という。
 例えは正しくないかもしれないが、SL(蒸気機関車)が電車に替わるようなもの。自動車が電化製品に近づく。
 これまで日本の産業を優位性を特色づけていた自動車産業などの「すり合わせ技術」から、パソコンや液晶TVのような「組み合わせ技術」【欧米が得意】で電気自動車はできてしまうのではないか。
 「日本の技術を活かせ」というシリーズタイトルだが、「日本の技術の性格転換を目指せ」という特集も必要ではないかと感じさせた番組でした。
(写真は番組で紹介された、米のベンチャー企業が売り出した時速200kmでる電気スポーツカー。注文在庫1万台を超えるという)
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