雨の降ったりやんだりの天気。婆さん宅で油絵作業。描きだしたフェルメール「牛乳を注ぐ女」の下絵作業に打ち込むか、とアトリエに入るも、そうは思い通りにいかない。
「漁港水揚げ」の50号のダメ出し作業で昼までかかる。修正すれば「やっと完成」という気になるが、絵具の乾燥を考えると、後1週間、作品搬入までの期間がある。これでは見るたびに気になるところを触るかもしれない。こんなことやっているから(サイクリングも行っているが)今日も下絵作業が進まない。(写真)
絵の完成とは「期限があるものはその日が完成」とも言われるので、諦めのようなものだ。そばに置いておけるものならば、ダビンチの「モナリザ」のように死ぬまで修正を続けるものなのかも。
フェルメールのこの絵、原寸大で描こうとしているが、壁に掛かっている藤製?の洗濯カゴは、カゴの目穴を数えたら、4.3㎝間に25あった。つまり平均1㎜以下幅で描かれている。なんてこった。これを下絵で描くのは汚れるだけなので諦めた。描くための筆がいるが、多少、本数を減らして描かざるをえないかも・・・。