自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

大失態

2008-10-12 | Weblog
 今日はMS練習会。車は無いが、朝9時に桜リサーチパーク集合なので自走で1時間。今日もS級選手はいないので、7人で蝙蝠峠をめざす。集団の最後尾について走る。なんとか付いて行ける。
 しかしフラワー道路から関の町並みへ抜ける山道で失敗をやってしまった。
 左カーブでスピードを出しすぎていると感じたのが遅かった。ブレーキをかけたが後輪がすべる。曲がりきれず、路肩の草地へ、木製のくいもあってひっかかり、もんどりをうって転倒。頭の上を自転車が通り過ぎる感触がわかった。
 前方に目をやると仲間が先へ行ってしまっている。最後尾だったので、気がつかなかったらしい。
 胸を打ったらしく、痛い。あとは特に怪我は無い。自転車も右ブラケットが土や草をかんで曲がっているが、元の位置に直せた。チェーンラインを直してみると無事動くことがわかった。
 再度乗り出したが、振動があると胸が痛い。リタイアを決め、停めて、電話連絡しようとしたとき、K見さんから連絡あり。その旨告げて、帰宅への道をとる。関からは20km。
 多分肋骨をやっている。ハンドルで打ったのではないかと思っている。5年前にも縁石にぶつけて転倒し、肋骨骨折をやっている。いわゆるひびがはいったのであるが、今回も同様ではないかと考えながら、家路をたどる。
 登坂で力を入れなければ痛くも無いので、あとは振動に気をつけていれば普段どおりに走れるのである。
 連休は医者も休みなので、火曜にでも行くこととしよう。5年前の骨折時に使用したバストバンドがあったので早速胸に巻いてみた。鎖骨バンドもあるし、少々の骨折には対応できますな。でも当分自転車はお休みになる。はぁ・・・。
【 チームの皆さん、大変ご心配をおかけいたしました。正確にはレントゲンをとらないとわかりません。ほんとは打撲ですむことを願っています 】
 
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お疲れの週末

2008-10-11 | Weblog
 朝は少し雨がふるような天気。仕事のやり残しを片付けて、午後からリバティゴルフ場。
 2,3周しようかと思ったが、脚がだめ。今週は仕事もなかなかしんどかったが、体全体が疲れている。こういう時は欲張らないで、そのまま椿へスルー。
 一昨日のブログの抽象的空文句にも疲れを感じる(笑)。ストレス発散のために書いているようなものなのにストレスを溜めるようなことは書かないほうがよいと反省。
 椿からは5時前に帰宅したが、ずいぶんと陽が落ちるのが早くなった。夏の格好のままでいるとこの時刻は涼し過ぎるぐらいとなる。秋本番だ。 久しぶりにオルカ号で走る。やはり堅い。私には短距離専用ですな。 走行55km
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国際感覚(2)

2008-10-09 | Weblog
 昨夜の続きである。
 人間は他者あっての生き物であるから、他者を通じて自分を知ることになる。自分を知ることによって他者との交わりが自由になる。自立というやつである。
 国際性でいえば、自分の国を知ることによって他国との関係において自由(自立)となるという理屈になる。自国を理解することによって、他国を理解するともいえる。
 私の見た学生の皆さんも、まぁ自分の周りのことを理解することから始めるにしくはない。広い意味での勉強が足りないのだろうと思う。また、知識は行動を伴っている時にはより深い理解に結びつく。
 その意味で次に必要なのは、アクト・ローカル、シンク・グローバルであり、裏腹にシンク・ローカル、アクト・グローバルではないだろうかと思っている。
 携帯など日本独自の規格で進んでいることを指して「ガラパゴス化する産業」などという人もいるが、人間社会がガラパゴス化することは避けたいものだ。
(今夜は抽象的で大いに疲れた)
 
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国際感覚

2008-10-08 | Weblog
 昨日に続きノーベル化学賞でさらにおひとり受賞。日本人は今年4人となった。
 さて、昨日、「学生が元気ない」と書いたが、これは数年前、ある大学の公開講義に参加しての感想である。ノーベル賞も人文系はほとんどない。物理・化学系ばかりではないか。この講義も人文系学生の特別講義であった。
 講師は担当の先生ではなく、中国人政府系ビジネスマン。台湾で無く、中華人民共和国のお方である。講演が終わって質問の時間となった。先生が学生に質問を促すが誰も手をあげない。先生は100人ほどの学生から一つも質問がでないので焦っている。
 先生の面子つぶすなよな、と思いながら、学生の反応を試したいこともあり、質問してあげた。「せっかくの学生を前にしての講演ですから、あなたが今、日本の学生達に言いたいことはなんですか?」である。
 中国の人曰く「もっと国際性を持って欲しい」だった。
 この挑発にもかかわらず、最後まで学生から質問が出ることはなかった。いまや、中国の人に「国際性」を嘆かれる日本の若者である。
 
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ひらめきの導火線

2008-10-07 | Weblog
 ノーベル物理学賞に日本人が3人受賞の報。6年ぶり。
 今日読み終えた茂木健一郎の「ひらめきの導火線」は『トヨタとノーベル賞』の副題がついている。
 茂木は「ひらめき」に上下の別は無い。どれほど鮮烈なひらめきもそこに至るまで数々の小さなひらめきが存在している。それこそがノーベル賞につながる。日本人は創造性に乏しいなどと言われるがそれはフィクション。日本的な創造原理は「みんなでやる」ことに特徴がある。トヨタのカイゼンしかり、という。
 一人の天才のひらめきが画期的な発明を生み、科学を率いていくとされるといういわば「フィクション」でノーベル賞は成り立っているとも著者はいう。
 みんなで知恵を出し合うという日本が大事にしてきた価値観こそが、洋の東西を問わず脳が創造性を発揮する際に実際に起こってきたことだ、と著者は説く。
 こうした日本の特質を伸ばせ、ということだと思ったが、問題は国際性。
 特にアカデミックなところが問題で、自分としては学生に元気が無いと思っていたが、著者の言うように、教授がそうなのだと書いてあり、納得。そんな内容の本でした。 
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ガスエビ

2008-10-06 | Weblog
 昨夜は山の神が実家へ行っていて、メジとガスエビを買ってきた。ガスエビを「どうしよう」というので、てんぷらが一番だが、手間がかかるので刺身にして食べた。8,9匹入った小さなパックで200円台半ば。
 結局これが一番旨かった。甘くしっかりした海老の味である。頭も煮付けて食べたが濃厚で良かった。
 ガスエビは正式にはヒゲナガエビだが、ガスのにおいがする(そんなことも無いけど)、というので地元ではこの名で通っている。山の神もこれまで食べたことはあるのだろうが、この名前は知らなかったという。地元では魚に興味がなければ単にエビぐらいの認識しかないのであろうか。きちっと知れ渡れば値も上がるだろうし(だんだんこのエビも高くななって来ているようだが)、地元も潤うのではなかろうかと思うのだけど。魚だけでなく他の色々のこともそうなんだけどね。
 それはともかく、今度尾鷲に行ったときにこれがあったらもう少し沢山買って来て欲しいとお願いしたのでした。
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雨の日

2008-10-05 | Weblog
 朝から雨が降り続いて、ほとんど雨の日曜日。車を山の神に取られているので、まずは書類を眺め、後、録画鑑賞となる。黒澤の「悪い奴ほど良く眠る」とクレイアニメ「ピンチクリフグランプリ」の2本立て。
 ピンチクリフ・・・は75年のノルウェーの映画。なかなか精密なクレイアニメで「ウォレスとグルミット」シリーズとは違って、作り込みが細かいアニメであった。主人公の一人、発明家の親父さんは自転車修理を商いとしている設定。BBのワンを回してクランクを外すシーンもワンが回るなど細かい動きが目立った。
 「悪い奴・・・」は社会派映画として、シリアスな内容で、結末もハッピーエンドといかないのはリアリズムの追求か。内容は政府系公団役員と建設業者の入札を利用した10数億の贈賄で、政治がらみの資金手当て。重く、今でもいつも起こってそうな騒動だ。
 まぁ「隠し砦の3悪人」のような時代物の方が、娯楽としては観た後の気分が良い。
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加太峠?

2008-10-04 | Weblog
良い天気。先週ほど涼しくも無い。8時20分家をでた。初めはウィンドブレーカーを着ていたが、脱ぐことに。
 今日は安楽越えて、鹿深の道。新しいメーターキャトアイの「V3」を装着。これまでのDX2はケイデンスがない。一度付けてみたかった。クランクの回転数がわかる。ローラーでは95回転だが、走っているときの回転数はよく分からなかった。平地で軽快にまわしているときは95回転で同じであることがわかった。少し回すと100回転を超えるのもよく分かった。急坂で50回転ぐらいになるとさすがに脚にくることもわかった。
 しかし、大体脚の方で感触がわかってしまうと、あんまり必要ないこともわかった。
 さて、今日の目的は、2週間前の次郎九郎の廃村を鹿深の道から入ってみることだ。
 しかし、大原ダムへの下り坂のところから真新しい道へ入って、少し走ったら、終わりだった。そこは産業廃棄物処分場の事務所であった。町道付け替えの工事は数百メートル先で終わっていた。やる気のなさそうなブルが2台ほらくってあった。新道はまだまだ開通しそうになかった。広大な処分場は綺麗に出来上がっていた。こちら側からはやはり行けない。行くことは諦めた。
 事務所の敷地沿いに登り道があって、そこを登りきると、旧道に出た。4年前に通った道だ。そこを通って鹿深の道へ戻った。
 目的が果たせないのは力の出ないことである。いつもは通過する油日神社へ寄って腹ごしらえすることに。
 気を取り直して、柘植からは県道677号を登る。加太越えでなく、蝙蝠峠の下のところへアクセスする道である。標高差300mほど登る。頑張らなくても約20分。下るときには注意を要する道だ。峠で写真。左側には石積みがある。建物があった跡だ。民家の跡かと思ったが、山中であり、これは江戸時代の「険」の跡ではないかと考えた。藤堂高虎は伊賀への道には国境険を置いていた。長野峠、伊賀越え、蝙蝠峠道には配置されていたというから、蝙蝠峠の分署のように置かれていたのではないかと勝手に想像。
 しかしこの峠なんていう名前なのであろう。「加太峠」と言っている人もいるので、とりあえずそういうことに。安楽の他に登りが欲しいときには良い道かも。
 走行94km
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明日はサイクリング

2008-10-03 | Weblog
 日曜の天気は良くない予報なので、明日はサイクリングと決めた。2週間前の例の場所を確認してくるつもり。新しいメーターのシェイクダウンも兼ねる。
 そのほかにも新しい道を走ってみようと、思っている。そういうことを考えながらテレビで「ハウルの城」なんぞを見ている。
 番組の途中でも早めに寝ることにしよう・・・
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東京ジャズフェスティバル

2008-10-01 | Weblog
 ようやく録画しておいたNHKの「東京ジャズフェスティバル」を聴き終えた。5回に分けて放送されていて、8時間近い。
 音楽は好みがあるので、誰のが良いと言った所で個人の趣向に過ぎないが、アコーディオンのリシャール・ガリアーノのバンドにバイオリン奏者が来日できなくなって、急遽参加した寺井尚子との演奏は良かった。
 自分としてはタンゴも好きなので、ジャジーなタンゴは言うこと無い。ジャズバイオリニスト寺井尚子はホールへ聴きに行ったこともあるが、こういう一流の奏者とやるとなおのこと良い。息もピッタリで、自分がホールで聞いた演奏より数段良かった。
 やはり、優れた人が集まっての刺激は力が普段以上にでるようだ。インスピレーションが大事なジャズにおいてはなおさらかもしれないと思う。
 自転車も一人でやっていてはダメなんだけどなぁ。
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