自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

写真考

2009-03-09 | Weblog
 山の神にデジタル一眼レフが欲しいのだけど、と言ってみたが、全く無視されている。
 フィルムと違って、デジタルはパソコン画面やテレビなどの大画面で見る事ができる。ネガフィルムで現像した写真の最大の欠点は光をありのまま捉えることが難しい、と言うことだろうと思っている。リバーサルであれば随分良くなるのだが、あまり一般的でなかった。
 それがデジタルはバックライトもあって、鮮やかに見る事ができる。印画紙におとしてもそこそこ綺麗だ。だれでも鮮やかな光の中で見る事ができるのだから、表現の革新である。
 コンパクトでは表現しきれないものが一眼レフでは出来る。フィルム一眼レフは好事家のものであったが、デジタルになって一般的になったのも「表現力」の進歩、しかも手軽に、のおかげだろうと思う。
 アマチュアの写真は金や名誉のためでなく、自分の愛の対象を写す。写して自分のものにしたり、そばに置いたりしたいのである。
 自分の高校の時は「鉄道」(写真はC50の第2動輪)であり、成人となり、妻であり、子どもである。
 山の神に、デジイチが欲しいと言ったものの、良く考えれば、写す対象が以前のようにない。・・・お蔵入りとなっている銀塩仕様の一眼レフがそれを物語っている。すっかり山の神にお見通しだ。
 
  
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ブーランジェリー

2009-03-08 | Weblog
 昨日は、関からの帰途、いつもの県道144号ではなく、1号バイパス沿いに走って、306号で帰ったが、目的があった。306号とみずほ台の交差点近くにある、パン屋に寄るためである。
 店の名は「Neo」である。この店は、山の神が知っていて寄ってきて欲しそうにしていたので、買い物である。本当は大きな食パンがお望みであったが、そんなものディバッグでも背負わないと持ってこれない。ウエストバッグを持ってきたので、入りそうなパンを仕入れた。腹も減っているので、クリームチーズのたっぷり入ったパンを店のテラスで食べた。旨い。
 最近はあちこちにこういうパン屋ができて、嬉しい限りだ。フランス風のパン屋は「ブーランジェリー(パン屋)」を名乗っている。多くの店は、フランスで修行したという訳でもないのだろうが、そんなことより、口に入るものは、旨いか旨くないかだけである。
 ただ、一般的にフランスのパンはレベルが高い。10年も前のことだけど、会社のボスの好みを考慮して、仏にある日系ホテルへ宿泊したが、これは失敗だった。朝の食事は旨いバゲットとクロワッサンがないと旅の楽しみも失せる。

 今日は午後から御園10kmコース4周。最近は3周ばかりだったので、4周目は脚が弱っている。やはりもう少し走らないと・・・。走行55km
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啓蟄(3)

2009-03-07 | Weblog
 良い天気、明日は車もないし、二の瀬行きたいと思えど二の瀬は遠し。
 そんなこともあり、今日は久しぶりに安楽越えの鹿深(かふか)の道。9時過ぎ家を出る。
 向かい風だが、なぜか楽しい。チームジャージを着込んでいるためかもしれない。チームジャージは晴れ着のようなもので気分が少しは高揚するのかも。
 そうではあるが、脚はあまり高揚していないようだ。安楽を38-21T固定で少し負荷を味わいながら50~60回転でじっくり登る。
 滋賀県側は強風だ。ハンドルを取られるぐらい。蟹が坂の国道1号へ出て、鹿深の道へ左折する。
 油日神社でおにぎり休憩。風はあるが寒くないのが良い。伊賀の小杉からは追い風となり、快調だ。
 加太小の近くの板屋橋(写真下部に写っている)で自転車を停めて、関西線の鉄橋を見る。この写真を撮ったのは高3の5月の連休。D51の引く貨物列車(加太ー中在家信号所間)。

(級友のミノルタSRT101を借りて撮影(昨日の写真もそうだが、昭和44年10月から関西線亀山ー名古屋間は旅客列車は無煙化となり、一月余りカメラを借りていたこともある。)

 自転車でこの橋を通るたびに、ちらっと鉄橋を見やって、その時のことを・・・川の中に入って、尻を水につけるほど低いアングルで狙っていたことを思い出す。

 関からは1号バイパス沿いに走り、亀山306号経由で帰宅。走行88km。
 
 
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啓蟄(2)

2009-03-06 | Weblog
 内田百と教え子達の交流を描いた黒澤明の映画「まあだだよ」を少し前に観た。その中で、百先生の誕生日のお祝い会「摩阿陀会」の会場で、根室?から西鹿児島まで駅名をそらんじる教え子がいた。西鹿児島まで言い終わったとき、宴は終わっているのであったが。
 高校の時の鉄ちゃん仲間にもそういうのがいて、東京から西鹿児島(鹿児島本線の終点)まで駅名をそらんじてみせる男がいた。映画をみていてそのことを懐かしく思い出した。
 内田百は汽車好きで旅行好きである。
 高校の時、撮った写真を大きく引き伸ばすときに、写真部の級友とともに暗室を借りたこともあった。遠慮して、せいぜいキャビネサイズだが、もっと大きいサイズに引き伸ばしておいたら良かった、などと思う。
 もっとも、自分で印画紙を買っていたかどうか不明なので、遠慮していたのかもしれない・・・。
 (この写真もそうなのだが。この景色を撮るために一本早い列車に乗って、次の駅で通学に利用していた列車を撮影)
 「現像・引き伸ばし」なんてもう死語ですね。
 
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啓蟄

2009-03-05 | Weblog
 昨日のブログにペダルさんからコメントいただいて、昔のSL(蒸気機関車)の写真アルバムを取り出した。いやー懐かしい。40年前に勉強サボタージュの開き直りのように、SLなどを追っかけていた。写真は自宅近くで、登校前にSLを撮りに行った初期の「作品」であり、自分のお気に入りである(写真左端の運転席の中の光は投炭作業中である?)。関西線国鉄駅の近くに住んでいたし、かつ毎朝SL(C57)に乗って通学していたので良い写真ないが駄作は沢山残っている(高3の時無煙化)。
 なんだか、啓蟄。昔の虫が出てきそう。もうSLなんて一部で観光的に走っているだけだが、乗ってみたくなってきた。
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折鶴伝説

2009-03-04 | Weblog
 今日は15年ぶりぐらいに近鉄湯の山線に乗った。朝、四日市駅で始発電車の入線を待っていると、入ってきた電車にヘッドマークというか看板が掛かっていた。
 昔、鉄チャンで鳴らした者としては、ヘッドマークは気になるところ。高校生の頃、名古屋駅で深夜、停車するブルートレインのヘッドマークをカメラに収めていたことがあるぐらいだからね(午前1時を廻ったころ警官に声かけられた)。
 そこには「折鶴伝説 恋結びの町 湯の山温泉」とある。
 昔話に、上方の大店のこいはんと店の使用人が許されぬ恋に落ち・・(中略)翌朝お礼に折鶴をお寺に奉納する。折鶴はひらひらと連なって空へ・・・。(中略)恋はなんとか成就してお礼に再度訪れる・・・。と言う話(詳しくは検索してくださいい。)
 今や、それにあやかって、折鶴を三岳寺へ奉納すると恋がかなうと言うことらしい。
 いささか安直な気もするが、これもご時勢か。
 
 
 
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小ざさ 最中

2009-03-03 | Weblog
 娘から送ってきた最中(もなか)。聞けば山の神が頼んだらしい。「小ざさ」吉祥寺北口のあるお店(おざさと読む)。一個60円ぐらいの最中で小ぶり。しかし旨い。
 東京を代表する最中は銀座の「空也」最中(一個95円)であろうと思っているが、小ざさも安い割りに十分旨い。お店では行列しているという。
 最中と言う菓子は餡と皮のマッチング。餡が旨くないといけないし、そこはこの「小ざさ」店主の言葉「砂糖の甘さをならす・・・丸い味とすることが和生菓子を創る上での究極の奥義かと信じます」という味をかみしめる。
 皮もパリッとして口に入れてすっと解けるようなものを良しとしたい。
 桑名のwサイクル近くの、「和(かず)」の最中はこれらに引けをとらずに旨いが少し値が張る(と言っても150円)。
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Saint-Pierre

2009-03-02 | Weblog
 サン・ピエール、マトウダイの仏語読み。フランス料理ではこの魚は大層美味ということで彼の国では高級魚らしい。
 しかし、この地では大衆魚。惣菜魚である。北勢地方では見かけないが、秋から冬にかけてが旬で、尾鷲のほうでは大衆魚である。
 今夜は少し冷えてきたので、尾鷲から帰った山の神が買ってきた、マトウダイで鍋である。スーパーで肝入りのを選んで2パック買ってきた、という。2パックで394円だから安いものだが、肝は旨い。身はカワハギのような感じで、脂もある。肝はカワハギと同じで大きく旨い。
 ハワイでは夏の惣菜魚、シイラがマヒマヒなどと呼ばれ高級魚らしいし、魚も所変われば扱いも変わる。
 こんな、あまり市場では流通しない魚でも十分旨いのだが、量や規格に外れたものを流通させる努力が産地に必要なのかもしれない。
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酒饅頭

2009-03-01 | Weblog
 確定申告の季節。今年でこんなことも終わるが、午前中はその準備。国税庁ではe-taxと言って、オンライン申告も出来るのであるが、市役所で住民票のICカードの作成が必要らしい。手間を惜しむつもりはないが、土日は役所がやってないのだよね。そこら辺を考えてくれないと、何億予算を使ったシステムか知らないが、そうは普及しないよね。と、ぼやき。
 昨日に引き続き暖かい一日。昼メシにインスタントラーメンを食べて、グリーンロードを目指す。ロビロン半袖にジャージで暖かい感じ。しばらくこいでいると、冬用タイツを着てきて良かったのか悪かったのか、と思うような陽気だ。
 グリーンロードは平地はLSD、坂をイメージどおりに登れるか、一つ一つ考えながら登った。まぁそう上手い風にはいかないけれど。ダンシングする前にシフトアップしておくなんて初歩的なところも今まで気にとめていなかったが、体に覚えさす。考えながら登ったり、降りたりしていると、早めに白山へ着いた。
 休まず、亀が広・石橋経由で久居の街中へ。
 今日は、久居駅近くの「開進堂」(写真)へ。一月に買いそびれた、酒饅頭を買いに。
 一個120円。紅白のを2個づつ、4個買って、早速1個食べる。実は腹が空いていた。ラーメン一杯では持たんね。
 地元の酒蔵、油正の「初日」の酒麹を使っているという。小ぶりの饅頭。レトロな饅頭で予想とは少し違った。小学校の時新年の祝いにもらった紅白の饅頭を思い出す。そういう上品でレトロな味。
 結局腹が空いて、空いて、途中で更に2個食べてしまった。中バスの津市の団地の坂を登っていると、後ろから、「オペラ」に乗ったローディ。ガス欠状態でよろよろ走っていたので「練習帰りですか」などと言われる。彼は今からグリーンへ行くと言う。県道10号の立体交差で別れる。知らない人でも、こういう会話が出来るのも良いね。
 走行80km
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