暖かい日々となっている。安楽も雪は融けたであろうと登ってみる。ほとんど100%下車せず峠越えができた(1m幅ぐらい雪が残っていて、前日あたりに通過したロードのタイヤ跡があった)。
久しぶりの安楽も、坂を登っていないのでシンドイの一言。坂を登るのが楽しいなんて思っていたのは何時の事だったのか、と懐かしく思うようになっている。
峠を越えた滋賀県側は西風が強かったが、なんとか「宇奈月」11時開店15分過ぎ到着。7席が満席なので、5分ぐらい外で待ったが最初のお客が帰って、入店できた。ここへ来たのは実に4か月ぶりとなる。今年は峠の雪が多かったからね。注文はいつもの中華並セット(写真:830円)
食後は、和田、小杉、柘植、加太、関といつものコース。帰路は追い風となり、快調に走る。この頃は関の旧東海道を西端から東端までのんびり通過するのが普段のルートとなっているが、今日は平日なれど、観光客の散策が多かった。
1時45分に帰宅、走行90㎞。
昨日、28日のサイクリングの記録。
今年に入って、100㎞越えのサイクリングをしていない。2月など寒いこともあって5~60㎞程度を4回といささか、脚の衰えが気にかかる。
ということで、100㎞走を実施。坂は自信が無いので、9時に家を出て、平坦コースと南を目指す。行き先を美杉の「山里」とした。12/11に「当分の間、休業」と貼り紙が出ていたが、この時季脂の乗った「鹿フライ」を目指したが、やってない可能性の方が大きいな、と感じていた。しかし、SNS情報も無いので、現地へ行って確かめるしかない。まぁ、それが目的のサイクリング。中勢BP、亀が広経由で店まで約54㎞。
店は「しばらくの間休業します」との案内板。当分無理かな?と踵を返してUターン、家城の「みつや食堂」へ。ショウガ焼き定食700円で満腹。同じ道は面白くないので、算所交差点を北上し、途中で南山へ出る小トンネルを抜けて、県道28号を北上、榊原温泉を通過し、国道163号(伊賀街道)片田まで。片田手前から旧道に入り、前回(1/30)走って快適だった圃場整備で付けたバイパスのような道を走る。道の狭い163号より快適で良い。
で、「伊賀街道」旧道として「みえ歴史街道」マップに掲載され、googleマップでも「旧伊賀街道」と表示される、岩田川沿いの土手道(前回走れていなかった)を走ってみる(写真)。しかし、この道、1軒の住宅の駐車場となっている所が「私有地立入禁止」の看板で通過できない。通常、旧街道として道が機能しておれば、個人宅に国有地などの払い下げはされない(機能していない閉鎖的な道跡は払い下げ可能)。
「これはおかしいや」と家に帰ってこの個所を調べることにした。
国土地理院の地図データーで、古い地図や航空写真を見ることができる。明治時代の地図等で確認すれば、旧伊賀街道はこの地点より少し北側を走っていた。現在の国道と交差するところに民家があるが、その南側から、西の方角の田中集落の方へ蛇行しながら通じている。
要するに、歴史街道マップで「現在は失われている」と書いてはいるが、点線で表示されている「旧伊賀街道」の位置が間違っているのだ。調査時点で、ここまで整理しなかった結果だと思われる。近時は、趣味でハイキング兼ねて歩く人も居て(自分はサイクリング兼ねて旧道を走るのが趣味)、個人宅の駐車場を歩かれるのも不愉快なので、こんな看板を作ったのだろうと思われた。検索すると、「歩いていてこの看板で引き返した」などという記録もでていた。
大体、圃場整備するまでは、今は真っすぐな岩田川もグネグネ曲がりながら流れていた訳で、その堤防道路を伊賀街道などと推定することもおかしな話だ。狭すぎるし。点線で表示するなら、昔の形状を確認して落とすべきでしたナ。
走行110㎞