昨日、28日のサイクリングの記録。
今年に入って、100㎞越えのサイクリングをしていない。2月など寒いこともあって5~60㎞程度を4回といささか、脚の衰えが気にかかる。
ということで、100㎞走を実施。坂は自信が無いので、9時に家を出て、平坦コースと南を目指す。行き先を美杉の「山里」とした。12/11に「当分の間、休業」と貼り紙が出ていたが、この時季脂の乗った「鹿フライ」を目指したが、やってない可能性の方が大きいな、と感じていた。しかし、SNS情報も無いので、現地へ行って確かめるしかない。まぁ、それが目的のサイクリング。中勢BP、亀が広経由で店まで約54㎞。
店は「しばらくの間休業します」との案内板。当分無理かな?と踵を返してUターン、家城の「みつや食堂」へ。ショウガ焼き定食700円で満腹。同じ道は面白くないので、算所交差点を北上し、途中で南山へ出る小トンネルを抜けて、県道28号を北上、榊原温泉を通過し、国道163号(伊賀街道)片田まで。片田手前から旧道に入り、前回(1/30)走って快適だった圃場整備で付けたバイパスのような道を走る。道の狭い163号より快適で良い。
で、「伊賀街道」旧道として「みえ歴史街道」マップに掲載され、googleマップでも「旧伊賀街道」と表示される、岩田川沿いの土手道(前回走れていなかった)を走ってみる(写真)。しかし、この道、1軒の住宅の駐車場となっている所が「私有地立入禁止」の看板で通過できない。通常、旧街道として道が機能しておれば、個人宅に国有地などの払い下げはされない(機能していない閉鎖的な道跡は払い下げ可能)。
「これはおかしいや」と家に帰ってこの個所を調べることにした。
国土地理院の地図データーで、古い地図や航空写真を見ることができる。明治時代の地図等で確認すれば、旧伊賀街道はこの地点より少し北側を走っていた。現在の国道と交差するところに民家があるが、その南側から、西の方角の田中集落の方へ蛇行しながら通じている。
要するに、歴史街道マップで「現在は失われている」と書いてはいるが、点線で表示されている「旧伊賀街道」の位置が間違っているのだ。調査時点で、ここまで整理しなかった結果だと思われる。近時は、趣味でハイキング兼ねて歩く人も居て(自分はサイクリング兼ねて旧道を走るのが趣味)、個人宅の駐車場を歩かれるのも不愉快なので、こんな看板を作ったのだろうと思われた。検索すると、「歩いていてこの看板で引き返した」などという記録もでていた。
大体、圃場整備するまでは、今は真っすぐな岩田川もグネグネ曲がりながら流れていた訳で、その堤防道路を伊賀街道などと推定することもおかしな話だ。狭すぎるし。点線で表示するなら、昔の形状を確認して落とすべきでしたナ。
走行110㎞