鳥は撮るのが難しい。
空を飛んだり、激しく動き廻っているので鳥を撮るには、
気配を殺し、あるいは鳥の気持ちに溶け込み、鳥の行動を読み、
かつ忍耐と高度な撮影技術、機材が必要・・・ かと思います。
というわけで、カケスやヒヨドリが飛んだりしてますが、まともな写真が撮れません。
この間、科学館前のマツの木が賑やかだったので、見るとエナガが何かをしきりについばんでいました。

鳥は見れども写真は撮れず無念、ということで今回これ一枚きりです。
鳥、カケスなどはギャアギャア騒いだりしていますが、他の生き物たちは概して静かで、進みゆく秋に身をまかせている感があります。
クロヒカゲ、近づいても静かにたたずんでいました

イナゴの類、これまたじっとしています

アキアカネ、ペアで日向ぼっこでしょうか

モリアオガエル

ヤマアカガエル

森やら山やら青やら赤やらのカエルたちもちんまりと時を過ごしています。
陽当りのよい池の周りの木製デッキで日光浴中の誰かいないかな?
と思い覗くといました。
ジムグリ

姿の特徴は、
・頭と胴体の区切りが不明瞭
・分かりにくいですが頭の上の模様が黒のV字マーク
・上あごが下あごに覆いかぶさる独特な顔つき
食性は、主にネズミやモグラなどの小型哺乳類
この食性のためか、臆病なのか、よく地中や石の下にもぐっていることが名前の由来だそうです。
遊歩道で、土が点々と盛り上がっていました。

モグラ塚です。
モグラが穴掘りで掻き出した跡です。
寒くなったので、より温度の安定する深くまで掘り進んだのでしょう。
森林科学館前の芝生広場で見たフィールドサインを3つ
小さな塊がくっついたようなフン

本命:イノシシ、対抗:ドッグフードを食べている犬
イノシシがミミズなどを食べるため地面を掘った痕跡は、科学館裏の谷や展示林にもあります。
科学館周辺でも人の気配がない時間帯に歩き回っているようです。
丸い小さなフン

ノウサギ。
カモシカやシカも粒状ですが俵型です。
ヘビの抜殻

全長1m20cmほどありました。
9月29日のブログに登場いただいたシマヘビではなかろうか?と思います。
目も含めて脱皮することを確認できました。
昔、金運上昇などの縁起物として、財布に抜殻を入れている人がいましたが、昭和だからなあと思いながらネットを見るとちゃーんと通販対象になっていました。ピンキリですが。
鑑定にあたり、ねいの里の皆さんにもいろいろ教えて頂きました。
ありがとうございました。