政治ブログであるにも関わらず、私が真田家についていろいろと書くのは、徳川・北条・上杉という諸大国に包囲されながら一歩もひるまずに対等以上に伍して、大国の理不尽な要求に屈することなく、小国の独立を守り抜いたその姿勢から、アメリカ・中国・ロシアという大国に囲まれた日本が今後学ぶべき点が多いと思うからだ。
決して地元の人間だからという理由だけではない(^_^;)
それに対して、民族排外主義を煽り立てる割に、覇権国にはひたすら屈従して卑屈なまでに言いなりになり、虎の威を借りて虚勢を張って弱者をいじめるのには熱心という明治から引き続く長州レジームはまさに亡国の根源である。長州から真田への大河ドラマの交代は、日本の針路に関して何らかの示唆を、多くの日本人に与えるのではなかろうか。 . . . 本文を読む
私はトランプ大統領でもサンダーズ大統領でも、どちらが大統領になっても良いことだと思う。どちらが大統領になっても少なくともTPPは潰れるであろうからだ。最悪な選択肢は、ウォール街と軍産複合体の意のままのにコントロールされるであろうジェブ・ブッシュないしヒラリー・クリントンだ。共和党の最右派のように言われるトランプと、民主党の最左派であるように言われるサンダーズ。じつはその政策にはかなり共通点がある。まず両者とも反自由貿易であり、全てのFTAにもTPPにも反対している点だ。トランプ候補は、NFTAは廃棄し、アメリカとメキシコ国境では35%の関税を賦課し、その他、すべての輸入品にも20%の関税を賦課するとしている。これは左派のサンダーズ以上に明確な保護関税政策であり、私は大いに支持する。 . . . 本文を読む
TPPは、かつての「日米構造協議」や「年次改革要望書」をもしのぐ驚愕の売国政策といってよい。
安倍首相は、「TPPをすみやかに発効させ、その後は、外国人投資家の意見に従って日本の規制改革を進めます」とマニフェストに明記した上で次期参院選に臨むべきであろう。日米両国民が共闘して声をあげれば、まだこの反動協定を葬ることは可能である。ウォール街=軍産複合体は、米国民の意向を無視して、暴走しているものの、国民意識としては急速に内向きになりつつある。いずれ米国は、グローバル資本主義の拡張路線を終わらせ、自由貿易からは背を向け、古き良きモンロー主義と保護主義の伝統に回帰していくくことは必然的であろう。あとは、遅いか早いかの問題でしかない。 . . . 本文を読む