代替案のための弁証法的空間  Dialectical Space for Alternatives

批判するだけでは未来は見えてこない。代替案を提示し、討論と実践を通して未来社会のあるべき姿を探りたい。

政治献金スーパーPACなしで米国大統領になれるか?

2015年10月29日 | 政治経済(国際)
米国の大統領選は、スーパーPAC(特別政治行動委員会)という政治資金管理団体を通じた政治献金を多く集めた候補が有利になると言われてきた。アメリカでは、いちおう名目的に企業団体献金が禁止されているので「スーパーPAC」という政治資金管理諸団体を通しての迂回献金が行われている。  スーパーPACの諸団体には、大金持ちの大企業経営者たちや大きな労働組合などが出資し、献金しつつ候補者の選挙キャンペーンも手伝い、その候補者の政策に自らの意志を反映させていく。これが、アメリカの民主政治が、「金持ちの、金持ちによる、金持ちのための政治」に堕してしまった一つの原因なのである。二人には、スーパーPACなしで選挙に勝てることを証明してもらいたいと願う。 . . . 本文を読む