レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ロマンシング・ストーン/秘宝の谷

2023年09月12日 18時23分30秒 | アクション

「ロマンシング・ストーン/秘宝の谷」
原題:ROMANCING THE STONE
1984年 アメリカ/メキシコ 106分
■監督:
 ロバート・ゼメキス
■出演:
 マイケル・ダグラス
 キャスリーン・ターナー
 ダニー・デヴィート

●あらすじ
トラブルに巻き込まれた姉を助けるため、コロンビアへ向かった女流作家を待ち受けていたのは
秘宝をめぐっての争奪戦だった。
主人公の書くロマンス・アクション小説ばりの展開も楽しく、
キャスリーン・ターナーの魅力がフルに発揮されたアクション編。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
1980年代前半は「レイダース/失われたアーク≪聖櫃≫」の大ヒットにより、秘境冒険物と言う映画があった。
本作が公開された1984年~1985年辺りがピークな感じがしていて
1984年には本作と本家「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」が公開。
翌1985年には超大傑作である「ロマンシング・アドベンチャー/キング・ソロモンの秘宝」が公開。
個人的にはこの3シリーズが、メジャー系秘境冒険物3大シリーズだと思っている。
しかしその3大シリーズで、このシリーズだけ今まで観ていなかった。
女性が主人公だけに、女性版インディ・ジョーンズと良く称されていたよね。
しかも結構面白いとの評判だった。
そこで観始めてみたら、マイケル・ダグラスがプロデュースしていて監督があのロバート・ゼメキス!
さらにダニー・デヴィートも共演しているとあれば、これ絶対に面白いじゃん!
と期待しながら観始めたら、その期待は粉々に打ち砕かれたね。
まずこの映画は冒険物ではないな。
インディみたいなハラハラドキドキするシーンでハラハラドキドキさせない。
クライマックスで念願の秘宝を見つけるシーンも、全然冒険じゃなく、
まるで近所の裏庭にちょっと足を踏み入れちゃったくらいの超ゆるさで、ハラハラドキドキ感はゼロ。
途中の冒険も全部巻き込まれと言うか、主人公たちが頑張ってる感が薄いのも盛り上がらない一因。
さらにたまーに挿入されるコメディっぽい演出が全てすべっていてサムイ。
これは名優のダニー・デヴィートをもってしてもだ。
さらに音楽が冒険映画には致命的にあっていない。
そして極めつけなのが、登場人物の相関関係がさっぱり分かりづらいところだ。
姉の旦那を殺して姉をさらった連中の阿保さに加えて、
現地入りした途端に主人公たちを執拗に追いかけてくる警察官。
彼らの目的がさっぱり分からないため、この映画を観ている最中、常に何でこいつらに追いかけられているんだろう?
と言う疑問が頭を離れない。
そしてトドメが主人公のヒロインに魅力がない事かな。
この作品のヒロインが、「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」のあの女の子だったら、もっと面白くなったと思う。
頑張って最後まで観た結果、この映画は30代独身女性が思い描く少女漫画だなって感じだった。
脚本家が女性らしいし、結局やってる事は白馬の王子様との恋愛映画って感じなんだよね。脚本の骨子が。
と言った訳で、結構期待したら大いにスカされた本作。
まあ興味がある人は是非。当時は大ヒットしたらしいし。
さらに「ナイルの宝石」という続編もあるし。
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クライモリ デッド・エンド

2023年09月07日 18時15分58秒 | ホラー

「クライモリ デッド・エンド」
原題:WRONG TURN2: DEAD END
2007年 アメリカ 97分
■監督:
 ジョー・リンチ
■出演:
 エリカ・リーセン
 ヘンリー・ロリンズ
 テキサス・バトル
 マシュー・カリー・ホームズ
 キンバリー・コードウェル

●あらすじ
傑作スプラッターホラー『クライモリ』の第2弾。
サバイバルゲームで勝ち抜くと賞金10万ドルが獲得できるTV番組の撮影で、
“アポカリプス(=黙示録)”と称される森の中に選ばれた6人の若者が集結。
だがそこは、恐るべき人喰い一家の棲む森だった。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
前作から繋がっているのか、いないのかは正直分からんかった。
だが確実に言える事は、まず食人一回のビジュアルが前作に比べてかなりマイルドになった事。
と言うより安っぽくなったと言ってしまっては、身も蓋もないのだが。
話の方も前半のサバイバル番組のくだりが、恐ろしく退屈だ。
話の進め方が悪くて観るの止めようかと思うくらいつまらなかったが
開始40分くらい経過してからようやく本領発揮。
と言いたいところだが、ここからは逆に超グロいシーンのオンパレード。
ハッキリ言ってホラーが苦手な人は本作は観ない方が良い。
かなりの確率で気持ち悪くなるだろう。
逆にホラーに慣れている人には、数々のゴア・シーンも予算の無さを垣間見る事が出来るだろう。
さて結構ケナしているような文章だが、実は早速続きの第三弾を観ようか検討中なので
そういう意味では結構気になるアイツ的な作品だったのかもしれないね。
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実録・広島四代目 第二次抗争編

2023年09月07日 18時15分34秒 | やくざ/マフィア/ギャング/ノワール/不良

「実録・広島四代目 第二次抗争編」
2003年 日本 80分
■監督:
 市川徹
■出演:
 加藤雅也
 高知東生
 中村繁之
 東幹久
 松田優
 清水宏次朗
 梅宮辰夫

●あらすじ
広島四代目へと昇り詰めた男の壮絶な戦いを描く実録シリーズ「実録・広島四代目」第2弾。
山村組と打越会による第二次広島抗争は、神戸の大組織が介入する代理戦争へと悪化。
しかしそんな中、打越会の植松が同組の安田と沖本に殴り倒される事件が勃発。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
実名による「仁義なき戦い」シリーズの第二弾。
今回は「仁義なき戦い」で言うところの、パート3「代理戦争」とパート4「頂上決戦」の話。
今回はもろに「仁義なき戦い」と話が被っていたため、両作の違いが浮き彫りになってしまったねえ。
こうなるとこちらは不利である。
何せあの超名作である「仁義なき戦い」を超えるやくざ映画なぞ、ありゃせんのですからのう。
まあ本作のテーマは次回作がメインとなるでしょう。
そこは「仁義なき戦い」でも描いていないところなので、大いに楽しみですな。
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