「エッジ・オブ・トゥモロー」
原題:神兵特攻/ONE MORE SHOT
2021年 中国 83分
■監督:
湯蕎嘉(タン・チャオチア)
■出演:
樊少皇(ルイス・ファン)
姜怡伊(ジアン・イーイー)
ディエゴ・ダティ
●あらすじ
「イップ・マン」シリーズのルイス・ファン主演によるSFアクション。
近未来。政府は平和の抑止力のため、着ることで人間のパワーを引き出す“パワードスーツ”を開発する。
しかし、それを奪って世界を破滅させようと目論む凶悪テロ組織が出現し…。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
5分に1度 クライマックス!
良くあるコピーだけど、やっぱり気になっちゃうよね、こういうの。
こういったコピー付いた映画って大抵上映時間が長いきらいがあるんだけど、本作は83分と最高の長さ!
始まってすぐに捜査官の樊少皇(ルイス・ファン)が物凄いテロ集団に襲われる大銃撃戦を展開。
正直ここだけでB級映画のクライマックスにできるくらいの出来栄え。
カイジみたいな超構想ビルの間を繋ぐ柱の上のアクションは、また観ていてお尻の穴がキュッとなる怖さ。
しかし樊少皇はテロリストに撃たれて自宅で静養中に、テロの一味がケーキに時限爆弾付けて奥さんに手渡し。
奥さんはどうする事も出来ずに爆死。ドア越しに爆破に巻き込まれた幼い娘は大怪我するなど、のっけから大ハードな展開。
続いてどこかの研究施設が“パワードスーツ”を開発。
これが人型なもんだから、ああこれに人が入る「アイアンマン」系映画かなと思いきやそうではなく
この中に入る人間の忠誠心が大事だと言い出すので、ああなるほど「ロボコップ」系か。
この中に選ばれるのが樊少皇なんだね。元警官だし。などと「ロボコップ」との類似を探していたが、そうではなく
この映画“パワードスーツ”の登場は一度も無かったよ!
代わりにずっと「ダイハード」みたいなテロリストとの銃撃戦と、狭い場所での功夫ファイトをずとやってる。
正に5分に1度くらいの頻度で?
そんな感じでした。