レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ランボー ラスト・ブラッド

2021年04月28日 23時56分39秒 | アクション

「ランボー ラスト・ブラッド」
原題:RAMBO: LAST BLOOD
2019年 米 101分
■監督:
 エイドリアン・グランバーグ
■出演:
 シルヴェスター・スタローン
 パス・ベガ
 セルヒオ・ペリス=メンチェータ
 アドリアナ・バラーサ
 イヴェット・モンレアル

●あらすじ
シルヴェスター・スタローンが最強の元グリーンベレー兵士ジョン・ランボーを演じる人気アクション・シリーズの第5弾。
アリゾナの牧場で平穏な余生を送っていたランボーが、
メキシコで誘拐された旧友の孫娘を救い出すため、たった一人でメキシコの犯罪組織に戦いを挑むさまを、
過激なバイオレンス描写満載に描き出す。
監督は「キック・オーバー」のエイドリアン・グランバーグ。
幾多の戦いに身を投じてきたランボーも、
今は故郷のアリゾナで古い友人のマリアとその孫娘ガブリエラと牧場を営みながら穏やかな日々を送っていた。
ところがある日、ガブリエラがランボーに内緒で実の父親に会うためメキシコへ向かい、
人身売買カルテルに拉致されてしまう。
娘同然のガブリエラが消息を絶ったと知り、すぐさま救出へと向かうランボーだったが…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
まあ随分とヒドイ脚本だったよ。
救いの無い話の展開を、凄惨極まりない描写の暴力の連発で片をつける。
本作の残酷描写はハッキリ言って凄まじく、ほとんどホラー映画である。
ランボーが途中から「13金」のジェイソンに見えてくるくらいだからね。
ラストの小屋なんて、もろに「13金」のPart3か新を思い出させるね。
途中に昔のランボーの音楽が少し流れたのと、エンドロールにシリーズ全作の映像が流れたのが良かったくらいで
とても万人は勧められないな、これは。
ただ途中ランボーがリンチにあって目が腫れるんだけど、その特殊メイクがロッキーまんまだったのにはちょっと笑ったけど。
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レディ・ドラゴン 怒りの鉄拳

2021年04月22日 21時36分13秒 | 功夫/空手/武侠片

「レディ・ドラゴン 怒りの鉄拳」
2012年 日本 76分
■監督:
 中田圭
■出演:
 阿部真里
 舩木壱輝
 秋山真太郎
 夛留見啓助

●あらすじ
下町の商店街で男女の思いと意地がぶつかり合うカンフーアクション。
恋人同士の剛と美麗はかつて武闘を目指す師弟であったが、いつしか剛はカンフーを捨てて自堕落な生活を送るように。
そんなある日、ふたりの前に剛のライバルで恋敵の純が現れる。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
功夫映画好きの素人が作った功夫映画ごっこ。この一言に尽きるね。
まずOPの音楽が「ドラゴンへの道」のOP曲のぱくりで、タイトルバックは「ドラゴン怒りの鉄拳」ごっこ。
ここで一瞬テンションが上がったが、
バックで演じている功夫がかなりの低レベルなのに驚愕するが、観ていくとさらにもっとダメになっていく。
「燃えよ!ドラゴン」の服着て「ヤング・マスター」だったかな?
功夫映画の強者が持っていたイメージが強い扇子持ってるとか、「少林寺」の有名なあの練習シーンの演武やるとか
修行シーンで「少林寺木人拳」の日本語主題歌「ミラクル・ガイ」のぱくり音楽とか色々わかるんだが
功夫シーンが駄目すぎだろ!
全員動きが本当に素人。そして超スロー。
子供時代に功夫映画ごっこやってた頃を映像化したかのような超絶極低レベル。
それと日本で功夫映画を作ろうとすると、なんで必ずエロ要素を足すんだろうね?
本作ではファミコン・レベルのエロ要素を混ぜてきてたけど、全体的に邪魔でしかなかったんだが。
とまあ良いとこほとんどないが、マニアがマニアを許せるんならアリかもしれないね。
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愛と復讐の挽歌

2021年04月22日 00時16分44秒 | やくざ/マフィア/ギャング/ノワール/不良

「愛と復讐の挽歌」
原題:英雄好漢/Tragic Hero
1987年 香港 96分
■監督:
 黄泰來(テイラー・ウォン)
■出演:
 周潤發(チョウ・ユンファ)
 萬梓良(アレックス・マン)
 劉德華(アンディ・ラウ)
 王小鳳(ポーリン・ウォン)
 劉嘉玲(カリーナ・ラウ)
 李修賢(ダニー・リー)
 成奎安(シン・フィオン)

●あらすじ
マフィアのボス、サイ(チョウ・ユンファ)への復讐心に燃えるユン(アレックス・マン)は、
ついにサイを脅かすまでの存在にのし上がった。
無用な流血を望まぬサイに対し、ユンは警察までを動かし、サイへの抗争を仕掛けてきた。
追われる身となり、海外逃亡を余儀なくされたサイはユンの義兄弟クォ(アンディ・ラウ)の元に身を寄せる。
しかしユンは追手を放ち、サイとクォの家族もろとも爆殺した。
サイとクォは武器を手にユンの屋敷へと乗り込んでいく。
(TOWER RECORDSより)

★感想など
そして後編となる「愛と復讐の挽歌」
本作も「男たちの挽歌」に続いて大ヒットし、完全にユンファの香港ノワールを確立させたと言える傑作。
ただ「野望編」から続けて観ると、ユンファが結婚して子供まで持ったせいで腑抜けになったように見える。
代わりに黒社会でのしてきたアレックス・マンは完全にイケイケになっていて、ほとんど香港版大友勝利状態。
そのため過激なアクションがてんこ盛りで、シン・フィオンは50発くらい弾丸貰ってもアレックス・マンに襲い掛かる
ジェイソンみたいなしぶとさとか、全般的に爆発シーンの火薬が多すぎるとか。
この頃の噂で、黒社会系の映画会社が香港ノワールを作って爆発シーンを撮影したら
火薬が多すぎてとんでもないことになり、以後その場所でのロケが禁止になったと言う作品があるのだが
前からその作品って、この「愛と復讐の挽歌」のことじゃないかなあと思ってるんだよね。
キャストが豪華なのと、プロデューサーが香港マフィアでおなじみの向華強(チャールズ・ヒョン)だしね。
クライマックスのシーンはそこら中で炎が燃え盛っていて、ユンファがマジで苦しそうだし。
まあ80年代後半の香港映画界は全般的にアクションがかなりヤバイことになっているので。
でもこのシリーズ、一点だけダメなのは字幕の名前が違うこと。
ユンファとシン・フィオンの名前が違っていて、ユンファは「野望編」チャイ。本作ではサイ。
シン・フィオンは「野望編」でロック。本作では6号。
この辺VHSの頃からそうだったんだが、DVDになっても同じだった。
いくらメーカーが違うとは言え、「野望編」の方は後発なんだからあわせておけよと常々思ってる。
とくにシン・フィオンの6号と言う名前は、他では全く聞いたことないのでインパクトが超強いんだよね!
その辺大事にして欲しいわ。
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愛と復讐の挽歌・野望編

2021年04月22日 00時16分15秒 | やくざ/マフィア/ギャング/ノワール/不良

「愛と復讐の挽歌・野望編」
原題:江湖情/Rich and Famous
1987年 香港 103分
■監督:
 黄泰來(テイラー・ウォン)
■出演:
 周潤發(チョウ・ユンファ)
 萬梓良(アレックス・マン)
 譚詠麟(アラン・タム)
 劉德華(アンディ・ラウ)
 王小鳳(ポーリン・ウォン)
 劉嘉玲(カリーナ・ラウ)
 李修賢(ダニー・リー)
 成奎安(シン・フィオン)

●あらすじ
マフィアのボス、チューの金に手をつけた義兄弟のユン(アレックス・マン)とクォ(アンディ・ラウ)は、
窮地を救ってくれたライバルのボス、サイ(チョウ・ユンファ)の元で働くことに。
控え目で忠誠心に厚いクォはサイの信頼をかち得ていくが、
我がままで功ばかりを狙うユンは逆にサイの怒りを買い、冷遇を受ける。
嫉妬と恨みに狂ったユンはひそかにチューと手を組み、サイの恩人を殺害。
さらにはサイとクォにまで魔手を伸ばしてきた。
(TOWER RECORDSより)

★感想など
本作は「愛と復讐の挽歌」の前日譚であるが、日本でも香港でも後編である「愛と復讐の挽歌」が先に公開された。
まあ日本では本作は劇場公開されずビデオスルーだったが。
と言う訳で大昔一回観た時は、劇場公開にあわせて「愛と復讐の挽歌」を先に観てから本作を観た。
今回は話の流れにあうように本作から観たんだけど、先にこちら観ると結構面白かったね。
と言うかぶっちゃけ本作の方が面白く感じた。
昔観た感想は、「愛と復讐の挽歌」の方がアレックス・マンの狂気とバイオレンス・アクションが完全に上なアクション映画。
本作はアクションもアレックス・マンも控えめなドラマ作品。
ゆえに「愛と復讐の挽歌」の方が面白いと思ってたけど、今回の感想は逆だなあ。
割と最後まで登場するアラン・タムも良い感じだったし。
カリーナ・ラウも本作の初登場時は可愛いと思ったね。「プロジェクトA2」の時は可愛いと思わなかったけど(笑)
ラストのアレックス・マンの狂気の笑顔と共に終わる本作。
後編に続くと言うよりかは、これ一作で完結してるとも言えるまとまりの良い作品。
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鉄拳 ブラッド・ベンジェンス

2021年04月17日 23時27分28秒 | アニメ

「鉄拳 ブラッド・ベンジェンス」
2011年 日本 93分
■監督:
 毛利陽一
■声の出演:
 坂本真綾
 松岡由貴
 宮野真守
 篠原まさのり
 千葉一伸

●あらすじ
累計4000万本の世界的大ヒット格闘ゲームをフルCGで3D映画化した長編アニメーション。
巨大な力を持つ財閥が世界を牛耳る近未来。
若き頭首・風間仁が率いる“三島財閥”と、
その実の父親である三島一八が実権を握る“Gコーポレーション”が熾烈な覇権争いを繰り広げていた。
彼らは、人類初の万能細胞“M細胞”を求め、極秘に捜査を進めていた。
やがて一人の高校生、神谷真がそのカギを握る人物として浮上してくる。
女子高生にして中国拳法の若き達人、リン・シャオユウは、
神谷真を巡る風間、三島両陣営の争いに巻き込まれていくのだが…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
今まで観てきた「鉄拳」とタイトルが付いた映画の中では、一番原作通りかな。
まあアニメなんだから当たり前だろうが。
出来の良いCGアニメなんだろうが、なんかゲームのムービーを延々見せられているような感じだった。
登場キャラもリン・シャオユウが出ずっぱりで途中からうざったくなってくるのと
アリサがなんだか「ターミネーター2」のシュワちゃんのパクリのようにも見えてきて、正直ビミョー。
でもシャオユウの例のキックで浮かせてから掌底で吹っ飛ばすなどゲーム通りの技が出てくるのは良かったね。
三島家三代が勢揃いして戦うのも良かったし。
ただこのスタッフ、アンナが好きすぎないか?
まあゲームのファンならオススメかな。
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