レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

暗闇の悪魔 大頭人の襲来

2024年12月16日 15時54分57秒 | 怪獣/モンスター

「暗闇の悪魔 大頭人の襲来」
原題:INVASION OF THE SAUCER MAN
1957年 アメリカ 68分
■監督:
 エドワード・L・カーン
■出演:
 スティーヴ・ターレル
 グロリア・カスティロ
 フランク・ゴーシン
 レイモンド・ハットン

●あらすじ
『恐怖の火星探険』のエドワード・L・カーン監督によるSFカルト映画のカラー版。
田舎町に暮らす若いカップルのジョニーとジョアンは、大きな頭の宇宙人を目撃する。
ふたりは町の大人たちに話すも信じてもらえず、宇宙人と対決する羽目に。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
これまた古典の名作として、昔から観たかった作品。
今回鑑賞したDVD版は、モノクロ映画に後から色を付けたカラーライズ版。
しかし原版のフィルムの状態があまり良くないのか、結構画面がチラチラして見づらかった。
ストーリーの方はいかにも1950年代の映画っぽく、大人たちに信じてもらえない若者たちの話って感じ。
これがいわゆるアメリカの昔の映画っぽくて、そういった意味でも面白い。
サスペンス性は結構盛り上げてくれるが、肝心の大きな頭の宇宙人の姿があまり映らないのが残念かな。
でもデザインは秀逸で結構好みなので、その辺が気に入る人なら楽しめるかも。
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メガスネーク

2024年12月11日 20時01分16秒 | 怪獣/モンスター

「メガスネーク」
原題:MEGA SNAKE
2007年 アメリカ 90分
■監督:
 ティボー・タカクス
■出演:
 マイケル・シャンクス
 トッド・ジェンセン
 シリ・バラック
 ジョン・T・ウッズ

●あらすじ
巨大蛇と人間の死闘を描くモンスターパニック。
毒蛇を祀る宗教に傾倒しているダフは、ネイティブアメリカンの蛇使いと出会い
“アンテカ”と呼ばれる伝説の蛇の存在を知る。
伝説に魅了されて蛇を奪ったダフは、“アンテカ”の封印を解いてしまい…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
こういったシンプルなCGのモンスター映画って、最近観ていなかったので何だか懐かしく感じる。
本作はストレートなモンスター映画で、怪獣映画とホラー映画の両ジャンルの良いとこどりみたいな演出になっている。
ハッキリ言って、それ最高。
ヘビのCGは、思いっ切りCGです!
って感じのまだこなれていない頃のCGって感じだが(当時の低予算映画ならこんなもんってところのレベル感)
別にそれがマイナスになる訳でもなく、逆に非現実感があって良いよ。
ヘビ自体もネイティブアメリカンの間で伝説の蛇と呼ばれているだけあって、超モンスター感が強かった。
おまけに残虐なシーンも多くて、クライマックスのプチ遊園地で超残虐に暴れるシーンなんて、ほぼホラー映画のノリだ。
ジャンル映画としては完璧とも言えるほど盛り沢山なので、こういったB級映画が好きな人なら是非オススメの一本だ。
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脳を喰う怪物

2024年12月10日 19時31分39秒 | 怪獣/モンスター

「脳を喰う怪物」
原題:THE BRAIN EATERS
1958年 アメリカ 60分
■監督:
 ブルーノ・ヴェソタ
■出演:
 エドウィン・ネルソン
 ジョアンナ・リー
 ジョディ・フェア
 アラン・フロスト
 レナード・ニモイ

●あらすじ
ロバート・A・ハインラインの小説「人形使い」を映画化したSFホラー。
山中で円盤を発見したという報告を受けたUFO調査団。
しかし、調査チームは次々と死亡。やっとの思いでUFOにたどり着くが…。
『スター・トレック』のレナード・ニモイが出演。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
1950年代辺りには、何故か脳みそをテーマにしたSF映画が多いね。
同じ1958年制作の、脊髄付きの脳みそがモンスターになって襲ってくる「顔のない悪魔」とかもあった。
本作は小動物サイズのアメーバみたいな宇宙の生き物が人間に寄生して、思考を操ると言う内容。
見た目が人間から変わらないので、相手は普通の人間だと思っているが
実は宇宙生物に寄生されているため、突然襲われたりするのだからこれは本当に恐ろしい事だ。
だがストーリーの核は山中に存在する円盤で、その謎を解こうとすると、
次々に脳みそを操られた人たちに邪魔されると言う展開を、スリルたっぷりに描いている。
時間的にも短くてちょうどいい中々の佳作。
しかし本当に1950年代には円盤が似合うなあ。
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人類危機一髪!巨大怪鳥の爪

2024年12月03日 20時53分43秒 | 怪獣/モンスター

「人類危機一髪!巨大怪鳥の爪」
原題:THE GIANT CLAW
1957年 アメリカ 73分
■監督:
 フレッド・F・シアーズ
■出演:
 ジェフ・モロー
 マーラ・コーディ
 モリス・アンクラム
 ルイス・D・メリル

●あらすじ
フレッド・F・シアーズ監督による怪獣映画をカラー作品として復元。
次々と起こる事故の調査を進めるうちに、意外なモンスターの存在が浮上。
やがて、宇宙から飛来した巨大怪鳥がニューヨークに襲い掛かる。
主演は『宇宙水爆戦』のジェフ・モロー。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
本作は昔から有名な作品だったらしい。
知らなかったけど、調べてみたら結構情報が出てきたので。
巨大な怪鳥が人々を襲うと言った内容は普通だが、本作は色々と普通ではなかった。
まず怪鳥の大きさが尋常ではなくて、軽く飛行機の10倍はある。
そして宇宙からきた生物らしく、物質を反転させるバリアーを持っているため、
地球の武器では全く歯が立たないと言うチート級の防御力を持っていた。
それでいて凶悪な顔をして人間を食べるのだから、もう手に負えない。
とまあ色々な設定がテンコ盛りな上に、上映時間も短く、さらに映画のテンポも良いのでさくさく楽しめる。
並の怪獣映画を想像していたら、それ以上だった驚きもある本作。
結構オススメです。
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大怪獣出現

2024年11月20日 22時16分09秒 | 怪獣/モンスター

「大怪獣出現」
原題:THE MONSTER THAT CHALLENGED THE WORLD
1957年 アメリカ 84分
■監督:
 アーノルド・レイヴェン
■出演:
 ティム・ホルト
 オードリー・ダルトン
 ハンス・コンリード
 バーバラ・ダロウ

●あらすじ
『栄光の野郎ども』のアーノルド・レイヴェン監督が手掛けたSF怪獣映画。
カリフォルニアの海軍基地付近の海底で、地震による裂け目から放射能により巨大化したイモ虫状の怪獣が出現。
アメリカ海軍は各地に出没する怪獣と壮絶な戦いを繰り広げる。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
これも長い間観たいなと思っていた映画だった。
でかいイモムシみたいな怪獣が、5歳くらいの女の子を捕まえている写真しか見た事なかったんだけど
本編ではそんなシーンは無かった。
この怪獣、実はイモムシではなくてカタツムリだったのには軽く驚いたが
それにも増して結構好戦的だったのにも驚いた。
このデカイ目をした怪獣が、湖の中、湖の上、地上といたるところで積極的に人間を襲う図は、結構怖い。
見た目的にも「空の大怪獣ラドン」に出てきたメガヌロンに似ているが、こちらの方も中々で。
人間ドラマも割と面白くて、赴任したばかりで頼りなく思われていた司令官が
怪獣退治の中で指揮を取って部下から信頼されていくと共に、バツイチの子持ち女性を同時に口説いたりとか
こんな怪獣初めて見ただろうに、怪獣の発生方法から住処まで何でも知っていて異常に頼りがいがある博士や
ヒマを見ては家の母親と電話をしている電話交換手の女性など、それぞれキャラが立っている。
そして怪獣を何体か撃退するのだが、そのそれぞれの方法もどれもユニークで中々楽しい。
大怪獣と言うよりかは、規格外の動物くらいのスケール感だけど、これが既存の怪獣映画とは一線を画しているようで
何か妙に楽しくて、嬉しくなってくる怪獣映画だ。
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