レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

モンスターがパジャマパーティを襲う

2024年12月11日 20時00分12秒 | コメディ

「モンスターがパジャマパーティを襲う」
原題:MONSTERS CRASH THE PAJAMA PARTY
1965年 アメリカ 31分
■監督:
 デヴィッド・L・ヒューイット
■出演:
 ヴィク・マクギー
 ジェームズ・リーズン
 クララ・ネイデル
 ポーリン・ヒルカート
 チャールズ・ヘーゲン

●あらすじ
女子学生クラブの入会儀式の一環として、
女子大生たちは廃墟と化した古い家で一夜を過ごすことを余儀なくされる。
彼女たちにとって不運なことに、その家には頭の狂った科学者と彼の怪物の子分が住んでいた。
(Amazon Prime Videoより)

★感想など
AmazonPrimeでこの間「復讐の不死者」を観たら、関連作品で本作が出てきた。
この映画の事は全く知らなかったんだけど、上映時間が31分と短いのでTVムービーなのかと思ったら
何と短編映画だったみたい。
何か色々と思う事がありそうな作りには見えたけど、その割にはあそこもここもダメみたいな所が多かった。
まず映画の冒頭で、キャストやスタッフの名前を普通なら画面に文字で紹介するが
本作はゴリラの着ぐるみが字幕もなくずっと喋っているだけ。しかも延々6分くらい。
これはただの苦痛だった。
他にも話に整合性がなかったりとか、頭の狂った科学者の演技がずっと笑っているだけとか
まあこんなに短いのツッコミ所に困らないこと、困らないこと。
ただしそのツッコミは、いつもの愛のあるツッコミではなく、ヒド過ぎと言うツッコミなので
余程の興味がある人以外は、特に観なくてもよいだろう。
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男たちのバッカ野郎2

2024年12月05日 22時03分30秒 | コメディ

「男たちのバッカ野郎2」
原題:精裝追女仔之2/The Romancing Star II
1988年 香港 96分
■監督:
 王晶(バリー・ウォン)
■出演:
 曾志偉(エリック・ツァン)
 陳百祥(ナタリス・チャン)
 馮淬帆(フォン・ツイフェン)
 劉德華(アンディ・ラウ)
 劉嘉玲(カリーナ・ラウ)
 李美鳳(エリザベス・リー)
 黃韻詩(ウォン・ワンシー)
 王晶(バリー・ウォン)
 譚詠麟(アラン・タム)
 周潤發(チョウ・ユンファ)

●あらすじ
男たちのバッカ野郎の第2弾!
劉備はテレビ局の下っ端ディレクター。
出世の為に、彼は手段を選ばない。
劉備の叔父の自動車修理工場で働いている二人がひょんなことで劉備のテレビ局に入った。
生まれつき人を笑わせる才能を持つ二人に目をつけた劉備は、
番組を面白くするために彼らを利用し、視聴率はどんどん上がっていく。
ある日、競争相手のテレビ局が劉備をヘッドハンティングしようと訪ねる。
(matvjapanより)

★感想など
日本ではソフト化されておらず、以前にCSで放送した時だけ日本語字幕が付いていたのかな?
ストーリーとしては前作から繋がっており、登場人物もほとんど同じだが
仕事が変わっているのかな。
前作は車の修理工場だったけど、今回はテレビ局の視聴率戦争に巻き込まれるのがメイン・ストーリーなので
車関係の話はほとんど出てこない。
登場人物と言えば、前作で主役だった周潤發(チョウ・ユンファ)は冒頭に1シーンのみ登場する。
変わりに登場するのが劉德華(アンディ・ラウ)。
あまり良い役には見えないが、ストーリーの核となる役を演じている。
内容の方は、いつもの香港コメディなので、受け入れられる人でないとかなりキツイと思うが
香港映画黄金時代が大好きだった人なら、見慣れた顔を見ているだけで最後まで付き合えるだろう。
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翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて

2024年08月28日 14時07分14秒 | コメディ

「翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて」
2023年 日本 116分
■監督:
 武内英樹
■出演:
 二階堂ふみ
 GACKT
 杏
 加藤諒
 和久井映見
 アキラ100%
 朝日奈央
 天童よしみ
 山村紅葉
 ハイヒールモモコ
 藤原紀香
 片岡愛之助

●あらすじ
GACKT、二階堂ふみ主演による爆笑コメディの続編。
日本埼玉化計画を推し進める麻実麗と壇ノ浦百美。
そんな中、埼玉県人は横の繋がりが薄いという問題が浮上。
麗は埼玉県人の心をひとつにするため、越谷に海を作る無謀な計画を打ち立てる。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
NACK5から流れる「たまたまさいたま~」みたいな、たまに流れる曲から始まり
埼玉は横の流れが無い。だから横を繋ぐ電車を作ろう。
名前は”武蔵野線”で!
しかし誰も賛同しないから、埼玉に海を作ろう!
作る場所は武蔵野線の真ん中にある、越谷にしよう。
越谷に作る海の名前は
”しらこばと水上公園”にしよう!
ここまでで開始5分。
これだけで、もう大爆笑!
埼玉に海作るのに、和歌山の白浜から砂持ってきてビーチを作ろうとする辺り、もう趣旨が変わってきている。
まあ実際しらこばとには、波が流れるビーチあるからな(笑)
だが今回の舞台は、ほとんどが関西である。
前回の敵が東京なら今回の敵は大阪で、そりゃもう壮大にパロっていて大笑いできる。
大阪市長役の片岡愛之助の怪演が光り、最後まで盛り上げる。
他にも大小様々なパロディと言うより、壮大な茶番劇が繰り広げられる。
前作もそうだが、このノリについていける人なら問題なし。
ダメな人にはとことんダメだろう。
ラスト、本物のしらこばと水上公園でのロケから、エンディングにつながり
最初ははなわが歌っているのに、途中からミルクボーイの漫才を丸々挟んでから、またはなわの歌に戻る。
全く悪くないぜ、こういうの。
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マスク2

2024年06月03日 20時08分15秒 | コメディ

「マスク2」
原題:SON OF THE MASK
2005年 アメリカ 96分
■監督:
 ローレンス・ガターマン
■出演:
 ジェイミー・ケネディ
 アラン・カミング
 トレイラー・ハワード
 ボブ・ホスキンス
 ベン・スタイン

●あらすじ
漫画家でいまはアニメスタジオに雇われている小心者の青年ティムは、
ある日ひょんなことから、あの緑色のマスクを被ってしまう。
人格が変わり大胆になった彼は、そのまま家に帰りベッドの中で妻トーニャと愛し合うのだった。
やがて月日は流れ、その時に授かった赤ちゃんアルヴィーが生まれる。
不思議なことに、アルヴィーはマスクを被っていないのに、どうやらスーパーパワーを備えているらしい。
一方、緑のマスクは愛犬オーティスがいつのまにか被っていて家の中は大騒ぎ。
そこへ、マスクの本来の持ち主であるいたずらの神様ロキが取り返しにやってきた。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
いやあ、評判通りのつまらなさだったなあ。
流石レビューサイトで100点満点中、6点をつけられただけはある!
まず誰が主役かがハッキリしてないんだよね。
前作の流れからティムが主役かと思いきや、彼は最初と最後しかマスクをつけない。
しかもその間は、ゆうに1年以上は空いている!
では原題のとおりティムの息子かと言うと、これがマスクの力を使ったり使わなかったりで中途半端。
さらに劇中一番マスクを被るのは、何故か別途の犬だったりする。
一番目的がしっかりしていたのは、神様のロキだったね。
また話のテーマがぶれぶれで、ティムは最初子供なんて絶対欲しくないとか言っていたのに
奥さんが妊娠したらそんな事忘れたかのように、一応は子育てをする。
などなど映画が始まってから1時間くらいは、ずっと何かの話の前振りみたいな感じで
全然メインストーリーが進んでいないような印象を受ける。
と思ったら、そうこうしている内に話が終わっちゃったみたいな感じ。
まあ前作は綺麗にまとまった一作だったから、続編とか必要ない感じだったが、
見事に外したなって感じだった。
ただ全編に渡って貫かれている、まるでピクサーアニメを実写化したような
カートゥーン描写は、観ていて楽しいけどね。
じゃあそういった雰囲気なんだから子供向けかと言うと、映画が始まってすぐに精子が卵子にむかって
突撃するCGとかやりやがるからなあ。
そんなの気まずいでしょ。
やっぱり誰向けなのかも不明なところからも、本作は駄作で間違いないでしょ(笑)
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シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション

2024年03月14日 18時45分28秒 | コメディ

「シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション」
原題:NICKY LARSON ET LE PARFUM DE CUPIDON
2018年 フランス 93分
■監督:
 フィリップ・ラショー
■出演:
 フィリップ・ラショー
 エロディ・フォンタン
 タレク・ブダリ
 ジェロム・レ・バンナ

●あらすじ
北条司の同名大ヒット・コミックスを、アニメ版が人気を博したという
フランスで実写映画化した痛快おバカ・アクション・コメディ。
「世界の果てまでヒャッハー!」のフィリップ・ラショーが監督・主演を務め、
相棒のカオリとともに世界を揺るがす巨大な陰謀に立ち向かう主人公・冴羽リョウの活躍を、
オリジナルを忠実に再現した下ネタ&ギャグ満載に描き出す。
“シティーハンター”こと冴羽リョウはボディガードや探偵を請け負う凄腕のスイーパーとして、
相棒の槇村香と共に様々な依頼を処理していた。
そんなある日、ふたりのもとにとびきり危険な依頼が舞い込む。
それは、何者かに奪われた“キューピッドの香水”の奪還。
その匂いをかぐと誰もが虜になってしまうという恐るべき媚薬で、
しかも48時間が過ぎると香水の効果は一生消えなくなるというのだったが…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
前にアニメ版の「劇場版 シティーハンター 新宿プライベート・アイズ」をちょっとだけ観てみたんだよね。
CMやっている時から、昔のテレビ版の声優勢ぞろいとかが売りで、結構観てみたかった。
まあ逆説的に最近の「シティーハンター」の声優が、昔と違うとかは知らなかったんだけどね。
で、確かオープニングからテレビ版「シティーハンター2」の主題歌が流れてきたのかな。
あの歌大好きだったんで、それだけで一気に期待感マシマシになったんだけど
昔のテレビ版と同じ声優さんの、今の声を聴いた瞬間に、時の流れと言う物を痛感させられて無性に辛くなってしまった。
特に冴子の声を聴いた瞬間がもう最高潮にギブアップ。
そこで観るのを辞めてしまった。そこまでで10分いかなかったかなあ。
とまあアニメ版には苦い思い出となったのだが、逆に実写版である本作は評判が良かったので、いつか観たいなとは思っていた。
そこで観てみたが、これは良かったね。
まず本作を作っているスタッフが、原作を物凄く愛しているのが伝わる。
香の大きなハンマーとか、原作独特の要素も、実写化するに当たって上手に取り入れているし。
この手法は是非見習った方が良いくらいのレベル。
ただ基本下ネタを連発して進んでいく展開だけは、ちょっと辟易したが、それでも最後まで引っ張るパワーはある。
そしてエンディングロールに入る瞬間が、ちゃんとTM NETWORKの「Get Wild」なのが
日本のアニメ版まんまで嬉しくなってしまった。
とにかくこれは原作やテレビ版アニメが好きな人であれば、問題なく楽しめる出来栄えなので、オススメですぞ。
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