「ジェシカ 超次元からの侵略」
原題:INVITATION TO HELL
1984年 アメリカ 95分
■監督:
ウェス・クレイヴン
■出演:
ロバート・ユーリック
ジョアンナ・キャシディ
ケヴィン・マッカーシー
スーザン・ルッチ
ジョー・レガルブート
●あらすじ
とある小さな町に引っ越してきた科学者一家。
だが、町の様子がどこかおかしい。
町には謎の社交クラブが存在し、町の有力者は全員そこに所属しているのだった。
クラブに勧誘されながら、疑問を持った主人公は、次第に妻子たちの様子も変わりはじめたのに気づく。
まるで、何かほかのものに体をのっとられたかのようだ。
クラブの本当の目的を探るため、主人公は開発されたばかりの特殊防護服を装着、
クラブの仮装パーティを隠れ蓑に潜入を試みる……。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
ウェス・クレイヴンだから観た。
あの傑作「エルム街の悪夢」と同じ年に制作とは思えない程、なんか古く感じた。
TVムービーだからかもしれないが、最初1984年ではなく1974年かと思うくらいなんか古臭い。
だからと言ってつまらないかと言うと決してそんなことはなく、ウェス・クレイヴンにしては珍しく
「SF/ボディ・スナッチャー」みたいな侵略SFものである。
だが制作において制限がキツイのか、クレイヴンらしさはほとんど感じられない。
しかし音楽が中々良い感じに雰囲気を盛り上げてくれ、BGMのマジックで最後まで観てしまう勢いはある。
とは言っても脚本も結構アラがあり、見せ場となるようなSFXも実は冒頭だけと悲しい感じだが
まあウェス・クレイヴンが好きだと言う人なら、きっと楽しめるだろう。