レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

やくざ戦争 日本の首領(ドン)

2012年05月31日 23時06分50秒 | やくざ/マフィア/ギャング/ノワール/不良

「やくざ戦争 日本の首領(ドン)」
1977年 日本 133分
■監督:
 中島貞夫
■出演:
 鶴田浩二
 佐分利信
 菅原文太
 千葉真一
 松方弘樹
 梅宮辰夫
 渡瀬恒彦
 西村晃
 成田三樹夫
 市原悦子
 地井武男
 小池朝雄
 志賀勝
 小林稔侍
 矢吹二朗
 野口貴史
 金子信雄
 田中邦衛
 内田朝雄

●あらすじ
暴力侵略と政財界とのコネによって全国制覇をめざす日本最大の暴力団と、
それを率いる《ドン》の存在を描いた壮大な人間ドラマ。原作は飯干晃一。
昭和41年秋、西日本最大の組織を誇る中島組に新興企業グループの専務・島原が訪れ、
首領である佐倉一誠に社長のスキャンダル問題の解決を依頼した。
その代償として、西日本優良企業による半永久的な献金を申し出た。
しかし、中島組の若頭・辰巳は、あくまでも暴力による全国制覇の夢を抱き続けていた。
(東映チャンネルより)

★感想など
相変わらず、東映はぼかし方が適当で好きだなあ。
「錦城会」なんてすぐわかっちゃうじゃん。
さて各人のキャラクターだが、基本的に「仁義なき戦い」のキャラクターを大人にしたような感じが最高だ。
菅原文太は大物然としていて、千葉真一は大友的なキャラクターで最高。
松方弘樹はどのキャラクターかなあ?
「頂上作戦」の時に近いけど、どちらかというと他の映画からか?
金子信雄はやっぱりスケベでひどい目にあうとか、何だか細かいお約束が守られているようで嬉しい。
ストーリーの方は和製ゴッドファーザーと言われるだけあって、ファミリーが話の核である。
そのせいかやくざ間の話の進み具合が遅いが、これはこの後続く続編に期待ってことなんだろうか。
何せ文太が登場するのが本編1時間くらい経ってから。
梅宮辰夫に至っては、残り20分になって初登場だからね!
この後の続編に登場しなきゃあ、皆納得いかんでしょう。
個人的には本作で死んでしまった人達も復活して欲しいな。
まあとにかく、続編が楽しみなシリーズですよ。
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総長の首

2012年05月30日 23時06分21秒 | やくざ/マフィア/ギャング/ノワール/不良

「総長の首」
1979年 日本 137分
■監督:
 中島貞夫
■出演:
 菅原文太
 鶴田浩二
 清水健太郎
 ジョニー大倉
 三浦洋一
 小池朝雄
 森下愛子
 安藤昇
 梅宮辰夫
 小倉一郎
 夏純子
 池玲子
 成田三樹夫
 樹木希林
 丹波哲郎
 野口貴史
 金子信雄
 遠藤太津朗
 舟木一夫
 田中邦衛
 西村晃

●あらすじ
大型バイオレンス・アクション映画の決定版。
昭和10年代の浅草を背景に、暴力団同士の抗争から相手の組長を狙撃、
逆に相手から報復を受ける格好になった若きチンピラたちの生と死を強烈なリアリズムで描いた作品。
時代の底なる“飢え”の形が、作品中の随所に現われている。
関東大震災の爪痕が残り、歓楽の華やかさの中にも侘しさが漂う浅草では、
全国に縄張りを持つ関東侠友会と、地元の花森組が張り合っていた。
(東映チャンネルより)

★感想など
レレレ的には、超豪華キャストの作品。
しかし「仁義なき」は遠くなりけりって感じで、主役を務めるのは
清水健太郎、ジョニー大倉、三浦洋一、小倉一郎の四人と言っても過言ではない。
この中でも特にジョニー大倉の朝鮮人はハマリ役だったなあ。
いくら元の事件が描けないとしても、やくざ達の描写をほとんど封印しているイメージ。
東映版ピカレスク・ロマンと言った方がぴったりである。
菅原文太も抑えた役で、「仁義」の頃のイキの良さが今ひとつ。
と言った感じでイマイチな作品ではあるが、この豪華キャストに触れてみるのも一興かも。
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血染の代紋

2012年05月27日 23時06分40秒 | やくざ/マフィア/ギャング/ノワール/不良

「血染の代紋」
1970年 日本 88分
■監督:
 深作欣二
■出演:
 梅宮辰夫
 菅原文太
 鶴田浩二
 宮園純子
 内田朝雄
 室田日出男
 曽根晴美
 野口貴史

●あらすじ
昭和40年頃の横浜を舞台に、ヤクザ間の凄まじい抗争を描いた娯楽アクション巨編。
横浜・浜安組の新組長を襲名した郡司健策は、岩切組組長・岩切の勧めで、倉庫業への転身を計画した。
だが、この計画実行には、港湾労働者たちの住む宿泊街を壊さなければならなかった。
説得に当る郡司の前に幼な友達で元ボクサーの速水が立ちふさがる。
速水は、同じく倉庫の利権を狙う大門組に買収されていた。
そんなある日、浜安組の元代貸・黒木が出所して来た。
(東映チャンネルより)

★感想など
監督・深作欣二に、梅宮辰夫・菅原文太とくれば「仁義なき戦い」風を連想するが
そんなことはなく、仁義以前で鶴田浩二も出ているとなれば、60年代の任侠映画風なんだと思う。
そう考えれば、全体的にしんみりした雰囲気なのも、文太が若き組長なのに
一人称が「あたし」なのも納得がいく。
ほとんどの戦いのシーンの獲物もドスだしね。
任侠ものは観たことがないが、実録物の文太を見ていると、文太にはやっぱり任侠ものはあってないように映るね。
反面、昔の大スターには着流しの任侠物がきっと似合うんだろうね。
今は観る気はしないが、いつか任侠物も観てみようかな。
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まむしの兄弟 二人合わせて30犯

2012年05月25日 23時32分31秒 | やくざ/マフィア/ギャング/ノワール/不良

「まむしの兄弟 二人合わせて30犯」
1974年 日本 94分
■監督:
 工藤栄一
■出演:
 菅原文太
 川地民夫
 成田三樹夫
 東三千
 女屋実和子
 三島ゆり子
 川谷拓三

●あらすじ
菅原文太と川地民夫主演の『まむしの兄弟』シリーズ第7作。
十数億円の遺産をめぐって、まむしの兄弟と神戸新興暴力団が大争奪戦を繰り広げる。
出所したゴロ政は、勝と神戸・新開地に舞い戻った。
新開地は新興やくざの加賀組が勢力を誇っており、気に食わない二人は加賀の経営する高級クラブで大暴れ。
翌日、加賀組の幹部塚本が勝を探しにきた。
幼い頃別れた勝の母親・弥生は資産家で、病弱なため我が子に会いたいとのことだった。
勝は弥生に会うが…。
(東映チャンネルより)

★感想など
前作とは一転、今度はシリアス風な作品になっている。
後半のジュンの歌のシーン等に代表されるように、歌謡曲を織り交ぜたシーンも多い。
勝の母親とのエピソード等、全体的にしんみりした雰囲気を漂わせた、邦画らしい作品とも言える。
正規シリーズとしてはこれが最後らしい。
残りの二本は一体どうなっていることやら。
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まむしの兄弟 恐喝三億円

2012年05月25日 23時32分12秒 | やくざ/マフィア/ギャング/ノワール/不良

「まむしの兄弟 恐喝三億円」
1973年 日本 89分
■監督:
 鈴木則文
■出演:
 菅原文太
 川地民夫
 松方弘樹
 女屋実和子
 三島ゆり子
 川谷拓三
 野口貴史
 菅井きん

●あらすじ
菅原文太が演じるゴロ政と川地民夫が演じる不死身の勝の「まむしの兄弟」が
コンビを組んで暴れまくるアクション・コメディ・シリーズの第6作目。
ゴロ政は勝をはねた神洋交易の社長をゆすろうとゴルフ場ですごむ。
ちょうど社長の李はボールにつめた麻薬を取引中であった。
仕返しに出た勝はこのボールを持ち帰り、ふたりは用心棒の広津に追われるはめに。
松方弘樹が野良犬のような用心棒・広津を熱演。
(東映チャンネルより)

★感想など
本作は監督が鈴木則文なせいか、今までで一番のエロっぷりだった。
とにかく、やたらにおっぱいが出てくるし、ラストの締めもおっぱいだ。
でもまあ、そういった雰囲気もこのシリーズにはぴったりと言える。
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