「やくざ戦争 日本の首領(ドン)」
1977年 日本 133分
■監督:
中島貞夫
■出演:
鶴田浩二
佐分利信
菅原文太
千葉真一
松方弘樹
梅宮辰夫
渡瀬恒彦
西村晃
成田三樹夫
市原悦子
地井武男
小池朝雄
志賀勝
小林稔侍
矢吹二朗
野口貴史
金子信雄
田中邦衛
内田朝雄
●あらすじ
暴力侵略と政財界とのコネによって全国制覇をめざす日本最大の暴力団と、
それを率いる《ドン》の存在を描いた壮大な人間ドラマ。原作は飯干晃一。
昭和41年秋、西日本最大の組織を誇る中島組に新興企業グループの専務・島原が訪れ、
首領である佐倉一誠に社長のスキャンダル問題の解決を依頼した。
その代償として、西日本優良企業による半永久的な献金を申し出た。
しかし、中島組の若頭・辰巳は、あくまでも暴力による全国制覇の夢を抱き続けていた。
(東映チャンネルより)
★感想など
相変わらず、東映はぼかし方が適当で好きだなあ。
「錦城会」なんてすぐわかっちゃうじゃん。
さて各人のキャラクターだが、基本的に「仁義なき戦い」のキャラクターを大人にしたような感じが最高だ。
菅原文太は大物然としていて、千葉真一は大友的なキャラクターで最高。
松方弘樹はどのキャラクターかなあ?
「頂上作戦」の時に近いけど、どちらかというと他の映画からか?
金子信雄はやっぱりスケベでひどい目にあうとか、何だか細かいお約束が守られているようで嬉しい。
ストーリーの方は和製ゴッドファーザーと言われるだけあって、ファミリーが話の核である。
そのせいかやくざ間の話の進み具合が遅いが、これはこの後続く続編に期待ってことなんだろうか。
何せ文太が登場するのが本編1時間くらい経ってから。
梅宮辰夫に至っては、残り20分になって初登場だからね!
この後の続編に登場しなきゃあ、皆納得いかんでしょう。
個人的には本作で死んでしまった人達も復活して欲しいな。
まあとにかく、続編が楽しみなシリーズですよ。