レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ

2020年01月30日 23時17分43秒 | 怪獣/モンスター

「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」
原題:GODZILLA: KING OF THE MONSTERS
2019年 米 132分
■監督:
 マイケル・ドハティ
■出演:
 カイル・チャンドラー
 ヴェラ・ファーミガ
 ミリー・ボビー・ブラウン
 渡辺謙
 章子怡(チャン・ツィイー)

●あらすじ
『GODZILLA ゴジラ』『キングコング:髑髏島の巨神』に続く、「モンスター・ヴァース」シリーズ第3弾。
前作から5年後を舞台に、復活したゴジラ、モスラ、ラドン、キングギドラが壮絶な死闘を繰り広げる。
前作に続き、渡辺謙が芹沢博士役で出演。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
怪獣世界は共有してますよと言う「モンスター・ヴァース」シリーズ第3弾。
マーベルのパクリにしか思えないことは、この際無視しよう。
ゴジラ、ラドン、モスラときて、敵はあのキング・ギドラとくれば
まさに「三大怪獣 地球最大の決戦」じゃないですか!
私が一番好きなゴジラ映画です。
さて前作の『GODZILLA ゴジラ』では肝心要のゴジラを全然登場させず、出てきてもキッチリ姿を見せないなど
不満が多かったが、本作では最初から最後まで怪獣が登場しっ放しなので、もっと怪獣見せろの欲求不満にはならない。
だけど登場人物が、ほぼ全員頭がイカれてるとしか思えなかったのが、イマイチ話にのれなかった原因かな。
一番イッチャってるのが渡辺謙で、ゴジラ教の信者にしか見えなかった。
出てくる人たちがどいつもこいつも怪獣が一番。
地球が意思を持っており、再生するためには怪獣がまず邪魔な人類を抹殺すべし。
みたいな発想の敵役とか。なんだっけこういった考えって? スピリチュアルだっけ?
一方渡辺謙らがいる組織モナークも、ゴジラはどうやったって自分たちの味方だみたいに信じ込んでいるのも気持ち悪い。
本作の主人公は、前作の『GODZILLA ゴジラ』でゴジラが暴れている時に長男を亡くしておりゴジラを憎んでいる。
この人の気持ちは至極当たり前としか思えないのだが、それを渡辺謙はゴジラは悪くない。
むしろいつまでもゴジラを憎んでいるお前が間違っている。
その憎しみを忘れたいなら、ゴジラを許せ。
みたいな感じだからね。共感できるか!
他の怪獣たちが最初ギドラに、最後はゴジラに従う設定も嫌だったなあ。
怪獣は自由なのがいいのに、アメリカ人は現実の生き物の延長にしたいらしい。
こういった発想はキリスト教の教えが云々と書いてあったサイトを一度だけ見たのだが
もう一回探してその記事をちゃんと読んでみたいぞ!
とまあつらつらと書いていますが、あまりゴジラ映画を観てない人には良いんじゃないでしょうか。
あと、中国人博士役の女性がチャン・ツィイーとは思わなかった。
てっきり釈由美子かと思ってたよ(笑)
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クレオパトラ危機突破/ダイナマイト諜報機関

2020年01月30日 23時17分10秒 | アクション

「クレオパトラ危機突破/ダイナマイト諜報機関」
原題:CLEOPATRA JONES
1973年 米 89分
■監督:
 ジャック・スターレット
■出演:
 タマラ・ドブソン
 バーニー・ケイシー
 シェリー・ウィンタース

●あらすじ
タマラ・ドブソンが秘密捜査官クレオパトラ・ジョーンズを演じた痛快アクション第1弾。
麻薬組織を仕切る女ボスとの対決を描く。
「カラテ、ブラックパワー、アマゾネス」という70年代アクション映画の三大ムーヴメントを融合させた痛快アクション第1弾。
コフィ―と並ぶ人気キャラクター“クレオパトラ・ジョーンズ”をタマラ・ドブソンが演じ、
身長188cmのダイナミックボディから繰り出すカラテアクションで敵をなぎ倒してゆく。
共演は『ポセイドン・アドベンチャー』のシェリー・ウィンタース、監督は『悪魔の追跡』のジャック・スターレット。
(スターチャンネルより)

★感想など
まあ、あらすじが全てなんだが(笑)
カラテとかゆるゆるで、いかにも70年代のB級映画だなって感じだが
まあレレレ好きなら許容の範囲だよね。
続編はなんと香港のSBと合作らしい。
是非観たいなあ。
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地獄のアパッチ

2020年01月24日 22時47分11秒 | 西部劇

「地獄のアパッチ」
原題:CAPTAIN APACHE
1971年 英/スペイン 94分
■監督:
 アレクサンダー・シンガー
■出演:
 リー・ヴァン・クリーフ
 キャロル・ベイカー
 スチュアート・ホイットマン

●あらすじ
『夕陽のガンマン』のリー・ヴァン・クリーフ主演によるウエスタン。
先住民居留地の監督官、ハリー・コリアが何者かに射殺された。
彼が死の際に発した「エイブリル・モーニング」という言葉の真相を探るべく、アパッチ大尉が捜査に乗り出す。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
リー・ヴァン・クリーフの髪型がいつもと違うせいか、いつものリー・ヴァン・クリーフぽく見えなかった。
インディアン役だったが、ハリウッド・スターが演じているので、インディアンと言えども白人に膝を折ることもないし
白人の女にもモテモテと、70年代のブラック・スプロイテーションのようなヒーローぶりである。
この辺は先日観た「さらばバルデス」のチャールズ・ブロンソンも同じだったね。
話の方はマカロニにしては珍しくミステリー仕立てだなと思っていたら、イタリア絡んでないんだね。
ならマカロニ・ウエスタンではないな。
そう思って振り返ると、いかにもマカロニぽっい街並みとか登場人物なのに脚本の展開がマカロニとは違う。
イギリスのミステリー好きがちょいちょい顔を出しているような不思議な作りは、ある意味新しくて面白いかも?
リー・ヴァン・クリーフがいつもの格好良さをインディアンと言う設定で足を引っ張られている向きはあるが
まあまあの佳作と言う感じでした。
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ブレードランナー 2049

2020年01月23日 22時49分00秒 | SF/ファンタジー

「ブレードランナー 2049」
原題:BLADE RUNNER 2049
2017年 米 163分
■監督:
 ドゥニ・ヴィルヌーヴ
■出演:
 ライアン・ゴズリング
 ハリソン・フォード
 アナ・デ・アルマス

●あらすじ
SFアクション『ブレードランナー』の35年ぶりとなる続編。
2049年、L.A.市警のブレードランナー・Kは、ある事件の捜査中に社会と自らを揺るがす事実を知る。
Kがたどり着いた謎を解く鍵となる男は、元ブレードランナーのデッカードだった
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
観る前は全然期待していなかった。
続編とか今さらだし、上映時間長いしと良い印象を特に持っていなかった。
だが観始めたら不思議と目が離せなくて、一気に観てしまった。
前作よりカルト臭は強いと思うが、主人公のレプリカント感がなかなか良かったのもあるが
何よりもヒロイン役のアナ・デ・アルマスの魅力によるところは多いにあるね!
デジタルで人間じゃないヒロインと言うのも面白いが、何より彼女がキュートで可愛い過ぎ!
若い時のペネロペ・クルスに似てる気もするが、そう考えるとこの手の顔が好みなのかも知れない(笑)
まあとにかくオススメ。
ブレランがどうのと言った感想は、他に任せます(笑)
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フロム・ダスク・ティル・ドーン

2020年01月22日 21時57分05秒 | ホラー

「フロム・ダスク・ティル・ドーン」
原題:FROM DUSK TILL DAWN
1996年 米 109分
■監督:
 ロバート・ロドリゲス
■出演:
 ハーヴェイ・カイテル
 ジョージ・クルーニー
 クエンティン・タランティーノ
 ジュリエット・ルイス
 サルマ・ハエック
 トム・サヴィーニ
 ジョン・サクソン
 ダニー・トレホ

●あらすじ
クエンティン・タランティーノが脚本を書き、「デスペラード」のロバート・ロドリゲスが演出したアクション・ホラー。
2人組の凶悪な銀行強盗ゲッコー兄弟は、トレーラーハウスで旅をする牧師一家を人質にメキシコへと逃亡する。
厳しい検問をくぐり抜け国境を越えた一行は、ゲッコー兄弟の仲間カルロスとの待ち合わせ場所、
砂漠にそびえる巨大な酒場ティティ・ツイスターに向かう。
だが、バイカーやトラック運転手がたむろすその場所には恐るべき秘密が隠されていた。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
昔から評判は良かった作品。
何年も前から観よう観ようと思いつつ、今回何故か唐突に観る気になって観てみた。
そしたら評判通り、大変面白かったね。
世間では途中からジャンルが替わる辺りが評判良いみたいだが、そこは気にならなかった。
そういうのはいかにもタランティーノらしいし、そもそもタランティーノのそういった部分を形成したのは
私が好んで観ているレレレ映画にそういった映画が多いからだ。
などとオタクっぽいことはさておき、若きタランティーノ気色悪いねえ(褒めてます)
タランティーノのこのキャラクターで、もっと観たくなるくらいヤバいヤツだった。
どんな話なのか全然知らないけど、2と3があるから割と早めに観てみよう。
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