レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

沈黙の陰謀

2011年05月31日 00時31分10秒 | スティーヴン・セガール

「沈黙の陰謀」
原題:THE PATRIOT
1998年 米 91分
■監督:
 ディーン・セムラー
■出演:
 スティーヴン・セガール
 ゲイラード・サーテイン
 L・Q・ジョーンズ
 カミーラ・ベル

●あらすじ
米北西部のモンタナ州。
過激派リーダーのフロイドがFBIに追われ投降。
が、彼らは政府が極秘裏に開発していた新型ウイルスを服用していたため一帯を封鎖した。
その地に移り住んでいた有名な免疫学者のウェスリー・マクラーレン博士の娘ホリーはウイルスの抵抗力を持っていた。
脱走したフロイドはウイルスが突然変異のためワクチンが効かないと知るや、ホリーを捕らえ新型ワクチンの開発を狙う。
マクラーレンは娘を救出し、人類を絶滅の危機から守るため先住民の医学生アンと決死の闘いに挑む。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
セガール作品にしては、ちょっと珍しい設定にした作品。
まずセガールが細菌学者を演じており、アクション・シーンよりも研究してる時間とかの方が長い。
全体的にアクション・シーンは少ないんだけど、無敵のセガール拳はいつも通りです。
ちょっとこういった設定はセガールには似合わない風で、ちょっと違ったかなって感じ。
ただ馬に乗ってカウボーイっぽいセガールを見ていると、セガールの西部劇が見たいなあと妄想しました。
マカロニ・ウエスタンよろしく悪党しか居ない街で、最初は銃で戦うんだが
結局最後はいつものセガール拳でばたばたと悪党を倒しまくるセガール。
そんな画を想像したら、無性に見たくなりました。
そう思って気付いたんだが、セガールの映画ってアクション映画ばかし。
他のジャンルものにほとんど出演しない。
アメリカのアクション俳優にしても、これって非常に珍しい。
ヴァンダムにしても、ドルフ・ラングレンにしてもSFとかのジャンル出演経験あるからね。
セガール版「アルマゲドン」なら、ラスト小惑星で核爆弾のスイッチを押して地球を救ったセガールが
ひょっこり姿を現して終了とかで、全然いいと思うんだけどね。
セガールに関しては、最早存在自体がギャグみたいな映画ばっかりなんだからさ。
等と全然関係ない話ばっかりでしたが、そう言えば娘役のカミーラ・ベルが非常に可愛かったことを付け加えておきます。
可愛いと言ってもアイドル的とかそう言うんじゃなくて、子供らしい可愛さって意味でね。
でも良く考えたら、カミーラ・ベルってセガールの娘に似てる気がするなあ?
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華麗なる対決

2011年05月31日 00時30分32秒 | 西部劇

「華麗なる対決」
原題:LES PETROLEUSES
1971年 仏/伊/スペイン 95分
■監督:
 クリスチャン=ジャック
■出演:
 ブリジット・バルドー
 クラウディア・カルディナーレ
 マイケル・J・ポラード
 ミシュリーヌ・プレール

●あらすじ
五人姉妹の列車強盗団が、とある牧場の契約書を手に入れた。
一方、四人の弟達を持つ女が、その牧場のそばにある油田の地図を手に入れる。
彼らは牧場をめぐって、激しく争うが……。
19世紀末のニューメキシコを舞台に展開する、ヨーロッパ製ウェスタン・コメディ。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
これは結構イマイチだったなあ。
すぐ終わる話を、ひたすらだらだらと見せられている感じだった。
ラスト20分くらいで、やっと少し面白くなってくるが、そこまでが非常に辛かった。
ヨーロッパでは有名な“BB”と“CC”の二人も初めて見たが
個人的な好みはクラウディア・カルディナーレの方だったな。
でもブリジット・バルドーも、「殿方ご免遊ばせ」のパッケージの写真とか見ると
随分可愛く見えるんだけどねえ。
本作もアイデアは良かったので、コメディにするのではなく、マカロニ寄りの西部劇とかだったら
もっと面白くなってかも。
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黒豹のバラード

2011年05月26日 22時57分58秒 | 西部劇

「黒豹のバラード」
原題:POSSE
1993年 米 111分
■監督:
 マリオ・ヴァン・ピーブルズ
■出演:
 マリオ・ヴァン・ピーブルズ
 スティーヴン・ボールドウィン
 チャールズ・レイン
 タイニー・リスター・Jr
 ビッグ・ダディ・ケイン
 ビリー・ゼイン
 パム・グリア

●あらすじ
19世紀末、米西戦争下のキューバ。
黒人兵士ジェシーは、冷酷な白人連隊長グラハムの指揮で常に最前線に追いやられ死を待つ日々を送っていた。
ある日ジェシーは、グラハムが敵の黄金を隠匿している事を知る。
グラハムの罠により絶体絶命の機危機に陥るジェシーだが、仲間とともに辛くも脱出に成功する。
アウトローとなった彼らは故郷の村を目指すが、その村も白人に牛耳られていた。
彼らは村の黒人を救うために立ち上がる…。
(洋画★シネフィル・イマジカより)

★感想など
主要キャストがほぼ黒人のウエスタン。
多分、黒人によるウエスタンはかなり少ないと思われる。
何で93年に西部劇をと思ったら、本作でも監督・主演を務めるマリオ・ヴァン・ピーブルズは
91年に「ニュー・ジャック・シティ」を監督した人らしい。
「ニュー・ジャック・シティ」って、当時は結構大きな扱いでビデオ屋にあった。
凄い面白いくらいに宣伝されてたような気がして、結構期待して観たけど
感想はう~んって感じだったのを覚えてる。
本作もそんなに傑作って訳ではないが、黒人を主役にした西部劇と言う着眼点が冴える。
元々黒人カウボーイはかなりの割合で居た事は事実だが、ハリウッドは例によって白人天国で西部劇作ったからね。
もっともっと黒人や、インディアンが主役の西部劇が作られていれば良かったのに。
そう言えば本作で悪役を演じているビリー・ゼインと言う人は
「タイタニック」でケイト・ウインスレットの婚約者を演じてた、あの垂れ目の人です。
それと本作のヒロインは、結構美人だった事を付け加えておこう。
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復讐ドラゴン 必殺拳

2011年05月25日 23時09分14秒 | 功夫/空手/武侠片

「復讐ドラゴン 必殺拳」
原題:仇連環/Man Of Iron
1972年 香港 100分
■監督:
 張徹(チャン・チェ)/鮑學禮(パオ・シュエリー)
■出演:
 陳観泰(チェン・カンタイ) 
 井莉(チン・リー)
 楊斯(ヤン・スエ)

●あらすじ
大ヒットを記録した『上海ドラゴン 英雄拳』のスタッフ&キャストが、再び上海を舞台に描いたカンフーアクション。
黒社会を仕切る大ボスのひとり・小開との賭けが原因でトラブルを起こした仇連環は、
立会いをしていた美しい女性・沈菊芳に救われる。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
「上海ドラゴン 英雄拳」の続編と言うよりかは、姉妹編と言った方が正しい。
と言いつつ、冒頭で「上海ドラゴン 英雄拳」のラストについて語られるけど。
上記冒頭も含め、なんだか香港版・仁義なき戦いと想起して観てしまった。
陳観泰のキャラクター、及びファイト・スタイルは前作とほとんど変わらないのだが、
逆にそこが魅力的に見えますな。
前作よりも女性キャラの割合が増えているのは、張徹担当部分が前作より薄いからか?
一番下っ端から伸し上がるまでを描いた前作に比べ、本作は最初から親分として登場。
唯一最後まで裏切らなかった腹心の部下との友情も良かったし、
愛する女性との雨の中での別れなど、ドラマチックな描写が増え、映画としての出来は前作より上。
個人的には前作より、こちらの方が面白く感じました。
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上海ドラゴン 英雄拳

2011年05月25日 23時08分43秒 | 功夫/空手/武侠片

「上海ドラゴン 英雄拳」
原題:馬永貞/The Boxer From Shantung
1971年 香港 126分
■監督:
 張徹(チャン・チェ)/鮑學禮(パオ・シュエリー)
■出演:
 陳観泰(チェン・カンタイ) 
 姜大衛(デビッド・チャン)
 井莉(チン・リー)
 谷峰(クー・フェン)

●あらすじ
19世紀末、一旗揚げようと山東から上海へやってきた青年のマー(馬)。
暗黒街のボス、タンと偶然行き合って、彼の大物ぶりに魅了され、自分も彼のようになりたいと憧れを抱くようになる。
やがてマーは、タンの縄張りを荒らそうとする斧頭党の連中を巧みに追い払ったことから一躍売り出し、
次第に彼自身、大物の1人に成長していく。
しかし、それを快く思わない対立グループのボス、ヤンは、罠を仕掛けた上でマーをおびき出し……。
(WOWOWより)

★感想など
陳観泰の代表作と言えばこれ。
馬永貞ものは香港映画で良く映画化されているが、あちらでは有名な人なのかな?
張徹監督作らしく物語はゆっくりと進み、クライマックスは壮絶過ぎる程のアクションで締められている。
腹に斧が刺さりながらも、全く気にせず暴れまくる陳観泰にはちょっとウケた。
でもちょっと長すぎなきらいがあるかなあ。
もっとシンプルに短く作ってくれた方が良かったかも。
姜大衛はゲスト出演的な扱いかと思っていたら、準主役と言ってよい役柄だったのは張徹らしい所。
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