レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

倉田保昭の『カンフー大作戦』

2020年08月29日 23時21分58秒 | 功夫/空手/武侠片

「倉田保昭の『カンフー大作戦』」
原題:懲罰/Magnificent 3
1979年 香港 92分
■監督:
 門見隆(キャノン・マン)
■出演:
 倉田保昭
 潘健君(トニー・プーン)
 鹿村泰祥
 山下タダシ

●あらすじ
“和製ドラゴン”こと倉田保昭主演で贈る、痛快カンフーアクション。
中米のドミニカ共和国でひょんなことから警察に逮捕されてしまった3人の若者が、
保釈の交換条件として異種格闘技のエキスパートたちとのデスマッチ試合への参加を命じられるが…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
色々と珍しい作品ですね。
まず主演の倉田さんが悪役ではない。
香港映画にしては珍しく海外ロケ。しかもドミニカ共和国。ここ暑いんだろうね。
出てくる外人みんな裸だからね!
ストーリーの方は倉田さん達が海外でわいわいやると言う、まるで倉田さん版「七福星」である。
まあ「七福星」に倉田さん出てるけどね!
クラブでノリノリで踊る倉田さんとか、女装してアクションするとか、滅多に観れないよね!
功夫の方は色々考えられていて、そもそも三人のキャラクターが倉田さんとブルース・リーとジャッキー・チェンが共演したら
と言う辺りがコンセプトらしいしね。
だからトニー・プーンは蛇拳使ってたからね。蛇拳のジャッキーの格好もしてたし。
でもこの人のアクロバティックな動きは
完全にジャッキー以上だったけど!
もう一人の山下タダシはブルース・リーの真似してます。
怪鳥音はともかく、ペンキ屋さんだからかハケをヌンチャクにして暴れるのが新しいね(笑)
鹿村泰祥がラストバトルで大暴れして欲しかったけど、功夫映画としてみると大満腹するでしょう。
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マッド・スピード2

2020年08月27日 21時39分21秒 | SF/ファンタジー

「マッド・スピード2」
原題:THE BLACK RIDER: REVELATION ROAD
2014年 米 98分
■監督:
 ガブリエル・サブロフ
■出演:
 ジェームズ・デントン
 デヴィッド・A・R・ホワイト
 ロバート・ゴセット
 ヒルティ・ボーウェン

●あらすじ
“終末の日”から2年。
文明が崩壊した世界で、人々は食糧とガソリンを奪い合う希望なき日々を送っていた。
ある日、荒れ果てた町ウルフポイントに、《ブラックライダー》と呼ばれる流れ者のジョシュが現れる。
ジョシュは瀕死の少女を救うため、預言者と崇められるシェパードという男を探していた。
ウルフポイントの支配者ドレイクは、シェパードの正体を暴くためジョシュを利用しようと画策。
荒野を炎に染める激闘の果て、ついに預言者のコミュニティにたどり着いたジョシュは、
そこで驚くべき奇跡を目撃する…。
(アルバトロス・フィルムより)

★感想など
パート2は前作とは、監督・役者・製作会社など一切関係ない。
ちなみにジャケットも思いっきし「マッドマックス 怒りのデス・ロード」ぽいが
勿論こんなシーンは1ミクロンも本編には登場しないと言う、ビデオ業界の
いつものアレである!
アサイラム製ではないらしいが、何故かこちらは面白く感じて最後までイッキ観してしまった。
これは思うに前作がヒド過ぎたせいの反動なのかな(笑)
これ単体で観ると評価は低いと思うが、あの「マッド・スピード」の2だと思って、超絶面白く感じれるかも知れない?
もしかして本作の価値はそこにしかないかも知れないので
必ず続けて観てね!
そう言えば、本シリーズ2作と「デッドマックス 憎しみのサンダー・ロード」と言う、
これまたジャケットから「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の丸ぱくりな映画を集めて
三本立て上映をやっていたらしい!
そう言われると「デッドマックス 憎しみのサンダー・ロード」も、観なきゃいけない気がしてしまうが(笑)
それは忘れたフリをしておこう(笑)
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マッド・スピード

2020年08月27日 21時38分53秒 | アクション

「マッド・スピード」
原題:ROAD WARS
2015年 米 90分
■監督:
 マーク・アトキンス
■出演:
 クロエ・ファーンワース
 コール・パーカー
 ジョン・フリーマン
 フィリップ・アンドレ・ボテーロ
 ラネル・クーパー

●あらすじ
水資源の枯渇と謎のマッド・ウィルスにより、荒廃した近未来世界。
凶暴化した“感染者”に都市部は支配され、生き残った人々は砂漠に基地を作り、
夜になると襲って来る感染者の大群と戦う絶望的な日々を送っていた。
ある日、ダラスをリーダーとするキャンプに、記憶を失った謎の男が現れる。
男はウィルスに免疫があり、その血液から血清を作れるかもしれない。
ダラスたちはその計画に希望を賭け研究施設を目指すが、
彼らの行く手には、感染者よりも凶暴な“ロード・ギャング”が待ち受けていた!
(アルバトロス・フィルムより)

★感想など
アサイラムと言う名の会社がある。
この会社は大ヒット作に似せたタイトルの映画を、低予算で専門に作ると言う
まさにレンタル・ビデオ業界のためにあるような会社だ!
で本作は見ての通り「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の模倣作品だ。
内容としては「マッドマックス」風の世界観にゾンビを足してみましたな、低予算に良くある感じなのだが
いかんせんエキストラの数が少なすぎて。
夜のシーンでゾンビが襲ってくる時に、最初は4体くらいで襲ってくる。
で、その次にゾンビの声とかで「次は大群で襲ってくるぞ!」と煽るんだが、
カメラに映るのは5体くらいなんだけど!
この少人数制は最後まで変わらず、登場人物の少なさは後期のマカロニ・ウエスタンみたいで物悲しくなる。
アクションも敵と車で相対すのに、車から降りて戦っちゃうトンチキだし
話も面白くないしで、どうにもならない。
映画会社のコンセプトとしてはロジャー・コーマンと大差ないように聞こえるが
実際出来た映画の内容は雲泥の差と言うことは
逆説的にロジャー・コーマンの偉大さが浮き彫りになったのかも?
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マッドマックス 怒りのデス・ロード

2020年08月26日 21時17分57秒 | アクション

「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
原題:MAD MAX: FURY ROAD
2015年 豪 120分
■監督:
 ジョージ・ミラー
■出演:
 トム・ハーディ
 シャーリーズ・セロン
 ニコラス・ホルト
 ヒュー・キース=バーン
 ロージー・ハンティントン=ホワイトリー
 ネイサン・ジョーンズ

●あらすじ
「マッドマックス」シリーズの創始者、ジョージ・ミラー監督が再び手掛けたバイオレンスアクション。
本能だけで生きる元警官・マックスが、恐怖と暴力で民を支配するジョーと壮絶なバトルを繰り広げる。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
この映画はすげえ!
全編「北斗の拳」のジードたちの話で終わる感じ。
水を浴びてひゃっはーとか、金の入ったトランクをばらまいて「ま~だ、こんなもの持っていやがった」
みたいなノリだけで120分突き進む感じ!
各キャラクターたちの格好も、実に映画的なデザインの車も、デタラメなアクションも、全て最高に狂ってる!
まるで80年代少年ジャンプそのもの!
これは観て損はない傑作!
ただしストーリーの方はほとんど「バトルトラック」で、そこに「マッド」を大幅に付け足した出来上がりですが。
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シャンハイ・ナイト

2020年08月24日 22時58分48秒 | アクション

「シャンハイ・ナイト」
原題:SHANGHAI KNIGHTS
2003年 米 114分
■監督:
 デヴィッド・ドブキン
■出演:
 成龍(ジャッキー・チェン)
 オーウェン・ウィルソン
 甄子丹(ドニー・イェン)
 エイダン・ギレン
 ファン・ウォン

●あらすじ
1880年代、アメリカ西部の町。
ここで保安官をしていたチョンのもとに中国にいる父親が殺され、皇帝の印が盗まれたとの報せが届く。
その報せを寄こしたチョンの妹リンは、そのまま犯人を追ってロンドンに向かった。
父の復讐と妹の身を守るためチョンもまたロンドンへ向かう決意をする。
彼はロンドンまでの旅費を受け取るためニューヨークにいたかつての相棒のロイのもとを訪ねる。
お調子者のロイも、チョンの話を聞き一緒にロンドンまで同行することに。
船に乗り無事ロンドンに到着した2人は、さっそくリンの行方を捜すのだったが…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
前作より予算が掛かっていないのに、前作よりヒットしたそうな。
確かに前作より面白いし、前作より予算が掛かっているように見える。
名前ネタも相変わらずだし、共演のオーウェン・ウィルソン含め、ジャッキーのコメディ路線も中々良いね。
アクションのキレは確かに悪くなっているのだが、それでもハッとさせるシーンも多数。
序盤でロンドンに着いたばっかりでのいきなりアクション・シーンの連続は
舞台や小道具などが「プロジェクトA2」を思い出して、ちょっと嬉しくなってしまった。
それとドニー・イェンとは本作が初共演なのかな?
ラストの闘いはちょっと食い足りない感じがしたけど、二人もそう思ったのか
翌年の「花都大戦 ツインズ・エフェクトⅡ」では良い勝負を見せてくれましたね。
だけど今回ジャッキーは悪党二人と闘うんだけど、どっちにも功夫で勝ってないね。
80年代は映画の中で絶対に負けない! と意気込んでいたけど、そこから20年も経つと流石にそのマイルールも緩和させるか?
(ちなみに80年代も一回負けてます。相手は和製ドラゴン!)
まあ全体的に楽しく鑑賞することが出来ました。
と言っても本作も20年近く前になるのか。。。
この辺りからジャッキーの映画観なくなってきてるから、このまま他のも観ていくことにしよう。
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