「倉田保昭の『カンフー大作戦』」
原題:懲罰/Magnificent 3
1979年 香港 92分
■監督:
門見隆(キャノン・マン)
■出演:
倉田保昭
潘健君(トニー・プーン)
鹿村泰祥
山下タダシ
●あらすじ
“和製ドラゴン”こと倉田保昭主演で贈る、痛快カンフーアクション。
中米のドミニカ共和国でひょんなことから警察に逮捕されてしまった3人の若者が、
保釈の交換条件として異種格闘技のエキスパートたちとのデスマッチ試合への参加を命じられるが…。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
色々と珍しい作品ですね。
まず主演の倉田さんが悪役ではない。
香港映画にしては珍しく海外ロケ。しかもドミニカ共和国。ここ暑いんだろうね。
出てくる外人みんな裸だからね!
ストーリーの方は倉田さん達が海外でわいわいやると言う、まるで倉田さん版「七福星」である。
まあ「七福星」に倉田さん出てるけどね!
クラブでノリノリで踊る倉田さんとか、女装してアクションするとか、滅多に観れないよね!
功夫の方は色々考えられていて、そもそも三人のキャラクターが倉田さんとブルース・リーとジャッキー・チェンが共演したら
と言う辺りがコンセプトらしいしね。
だからトニー・プーンは蛇拳使ってたからね。蛇拳のジャッキーの格好もしてたし。
でもこの人のアクロバティックな動きは
完全にジャッキー以上だったけど!
もう一人の山下タダシはブルース・リーの真似してます。
怪鳥音はともかく、ペンキ屋さんだからかハケをヌンチャクにして暴れるのが新しいね(笑)
鹿村泰祥がラストバトルで大暴れして欲しかったけど、功夫映画としてみると大満腹するでしょう。