「黄金」
原題:THE TREASURE OF THE SIERRA MADRE
1948年 米 125分
■監督:
ジョン・ヒューストン
■出演:
ハンフリー・ボガート
ウォルター・ヒューストン
ティム・ホルト
ブルース・ベネット
●あらすじ
1925年メキシコ。
その日暮らしをしていたドブズとカーティンは、
老人ハワードから黄金探しの話を聞き、乗り気になる。
収穫は山分けと決め、三人で黄金が眠るシエラ・マドレの山中へと向かった。
彼らは運よく砂金を発見したが、取り分をめぐって次第に猜疑心が芽生え始めた。
(洋画★シネフィルイマジカより)
★感想など
勘違いしていた作品。
こないだまで読んでいた、マカロニ・ウエスタンの本に本作の名前が出ていたため
てっきりハリウッド製の西部劇だと思って観始めた。
そしたら、いきなり1925年メキシコと出てきたもんだから、こりゃ違うなと思いながらも
少し観てみようと思って観始めたら、まあこれが面白いのなんのって。
流石、オスカーを受賞しただけの事はある!
脚本のボリュームが凄くて、今この脚本を映画化したら、絶対に3~4時間はいくだろうね。
それくらい、次から次へとストーリーが転がっていき、
これもジェット・コースター・ムービーと言ってもいいくらいのテンポの良さ!
いやあ、きっかけは違えど、本作に出合えて良かったと思える名作だったよ。
やっぱりこの時代の映画も、面白いのが多いね!
今後はこの辺のクラシックと呼ばれる映画も、積極的に観ていこうかな。
しかし、そうやってまた観る幅を広げていっていいんだろうか?
これじゃあ、何時まで経っても観るもんが無くならないよ。