レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

バトル・ロワイアル II~鎮魂歌(レクイエム)~

2024年11月26日 20時01分50秒 | アクション

「バトル・ロワイアル II~鎮魂歌(レクイエム)~」
2003年 日本 133分
■監督:
 深作欣二
 深作健太
■出演:
 藤原竜也
 前田亜季
 前田愛
 忍成修吾
 酒井彩名
 加藤夏希
 竹内力
 三田佳子
 津川雅彦

●あらすじ
無作為に選ばれた中学3年の1クラスを最後まで殺し合わせる新世紀教育改革法・通称“BR法”。
その極限状況を生き延びた七原秋也は数年後、反BR法のテロ集団“ワイルド・セブン”を組織し首都を爆破、
すべての大人たちに宣戦布告する。
一方大人たちは通称“BRII”と呼ばれる新法を制定、孤島に立てこもる七原たちに、
札付きの不良ばかりが集まる1クラスを送り込む。
だが、その生徒たちには 1.七原を殺せば勝ち、2.制限時間は三日間、
3.ペアを組み一方が殺されればもう一人も爆死する、というあまりにも非情なルールが課せられていた…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
この続編が、恐ろしく評判が悪いのは知っていた。
だがそう言われていても、実際はそこまでじゃない作品がかなり多い事も知っている。
映画の内容が評判通りだったのは、今まで記憶している中では実写版「デビルマン」くらいだが
本作も評判通りの、駄作だったよ!
まあ一言で言うと、脚本が超絶クソだった。
登場人物の誰一人として、目的が理解不能なやつらばっかり。
政府がやる事も理解不能で、ダメの極みみたいな感じ。
まあこの映画の何がダメなのかは、多くの人のレビューコメントと全く同意な感じなので
ここであえて書く気は起きない。
ただどうしても一つだけ気になったのが、前田愛の演技。
彼女の役柄は本作にしても「ガメラ3 邪神<イリス>覚醒」にしても、他人とは違うキャラクターを与えてもらっているのに
何故か彼女のことが全く心に残らない。
何故かなあ。
素材は恐ろしく素晴らしいと思うんだけどね。
でもまあ、この映画で良かった人なんて一人もいないから、別に気にするほどでもないだろう。
それほどの映画でした。
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『銀河英雄伝説』第93話「矜持にかけて」

2024年11月26日 20時01分14秒 | 銀河英雄伝説

『銀河英雄伝説』第93話「矜持にかけて」
1996年 日本 25分
■声の出演:
《銀河帝国》
 ラインハルト・フォン・ローエングラム(堀川 亮)
 ウォルフガング・ミッターマイヤー(森 功至)
 オスカー・フォン・ロイエンタール(若本規夫)
 ハンス・エドアルド・ベルゲングリューン(田中亮一)

《自由惑星同盟》
 ヨブ・トリューニヒト(石塚運昇)
 ユリアン・ミンツ(佐々木 望)

 ナレーター
 屋良有作

●あらすじ
惑星ウルヴァシーでの騒乱、そしてルッツの死を知ったロイエンタールは、
ラインハルトとの間の亀裂が、もはや取り返しのつかない状況だと悟る。
彼は謀叛を決意した。
オーベルシュタインはさて置き、ラングなどの小者によって自らが追い込まれ、
皇帝に弁明するなど、彼の矜持が許さなかったのだ。
叛乱者としての途を選んだ彼の胸中には、無二の親友、ミッターマイヤーとの思い出が去来する。
一方、ラインハルトもルッツの死を知り、遂に決断を下すのだった。
(銀河英雄伝説 公式より)

★感想など
今度はロイエンタール側の話。
あまりに想定外の事件が発生した事にたいし、ロイエンタール、ミッターマイヤー両元帥の驚愕と
それぞれの部下たちの対応が面白かった。
ロイエンタール側の部下ベルゲングリューンは、全くの正論で正しかったし
ミッターマイヤー側の部下は、何故かミッターマイヤーに食って掛かるところが珍しくも
部下は部下で皇帝への忠誠を示したシーンとも言え、中々深いなあと感じた。
ただロイエンタールの今回の決断に対して、何もそこまでと思わなくもない。
その理由の一つに、後世の人間にこう言われたくないは、いささか理由としてはちと苦しいのではないかと。
まあ銀英の登場人物は、何故か後世の人間の言う事を異常に気にする世界観だからしょうがないんだけどね。
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『銀河英雄伝説』第92話「ウルヴァシー事件」

2024年11月25日 21時33分37秒 | 銀河英雄伝説

『銀河英雄伝説』第92話「ウルヴァシー事件」
1996年 日本 25分
■声の出演:
《銀河帝国》
 ラインハルト・フォン・ローエングラム(堀川 亮)
 コルネリアス・ルッツ(堀勝之祐)
 ナイトハルト・ミュラー(水島裕)

《自由惑星同盟》
 ユリアン・ミンツ(佐々木 望)
 ワルター・フォン・シェーンコップ(羽佐間道夫)
 ダスティ・アッテンボロー(井上和彦)
 オリビエ・ポプラン(古川登志夫)
 ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツ(納谷悟朗)

 ナレーター
 屋良有作

●あらすじ
新領土行幸の途上、ラインハルトは惑星ウルヴァシーに降り立つ。
大親征慰霊碑への参拝を済ませ、基地で休むラインハルトの寝所を叛乱兵が取り囲んだ。
外部との通信も途絶する中、ルッツとミュラーはラインハルトを地上車に乗せて脱出するが、
車中でミュラーはロイエンタールの謀叛を疑う。
湖に着水したブリュンヒルトを目指す一行だったが、追っ手の数は多く、
ルッツはラインハルトを逃がすため、自らが盾になると決意する。
(銀河英雄伝説 公式より)

★感想など
なんか久々に銀英観たら、超面白く感じたんだけど!
ストーリーの方はいきなりのドンパチの連続で、何か1期を思い出す感じで懐かしい。
しかし反乱している兵士って帝国軍だよね。
相手が皇帝とか上級大将とかでも、特に気にしないのかな。
4期はこの反乱事態に無理があると思っているでの、この辺が気になってしまう。
まあ無理矢理敵を作らなくてはいけないのは分かるんだけどね。
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探偵神津恭介の殺人推理9~こだま号遠隔マジック~

2024年11月25日 21時33分08秒 | ミステリー/犯罪

「探偵神津恭介の殺人推理9~こだま号遠隔マジック~」
1990年 日本 91分
■監督:
 野田幸男
■出演:
 近藤正臣
 大和田獏
 岸部シロー
 沖直美
 岡安由美子
 寺泉憲
 中尾彬
 森口瑤子

●あらすじ
巧妙に仕組まれた遠隔殺人。
綿密な計画を乗せ、殺意のレールは轢かれた。
「悪魔が味方に着いたと思わせたに違いない。」(神津恭介)
マジック大会の舞台裏で、女性が殺された。
さらに数日後、今度はマジックの最中に舞台上で殺人が起こる。
犯人が使った大胆な魔術とは!?
(HMVより)

★感想など
今回は今までのシリーズ作品と、ちょっと趣向が変わっていた。
まず主演の近藤正臣が、妙に楽しそうにノリノリで演じている。
シリーズ第一作の「刺青殺人事件」の頃の仏頂面と比べたら、ほとんど別人なノリである。
おまけに事件の関係者の女性に、どうも恋心を抱いているような気がする。
こういった演出は初めてなので、原作がそうなのか、本作の脚本がそうなのかはわからないが
かの金田一耕助だって「獄門島」でそういった描かれ方する描写があるのだから、名探偵の恋愛はあって良いのだ。
だが最大の変更点は、本シリーズのテーマ曲が違う曲になっていることだ。
あの曲、すっかり聞きなれたせいか、いざ聞けないとなると無性に寂しくなる。
でもこのシリーズも気付いたら、もう9作目。
近藤正臣が劇中よくトランプ・マジックを披露しているが、あれが演出なのか本人の趣味なのかは不明だが
本作のメインテーマがマジックなのと、前作に続いて伊東をロケ地にしている辺り
スタッフもキャストもわいわい楽しみながら作ったのかな?
そう考えると岡安由美子なんて、そういった雰囲気にはピッタリ。
キャラや明るさなども、全然「男女七人秋物語」の頃と変わっていなくて、懐かしかった。
あと中尾彬が出てくると、とりあえず犯人に見えてしまうのには、ちょっと苦笑いしてしまった。
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片腕サイボーグ

2024年11月22日 18時13分05秒 | SF/ファンタジー

「片腕サイボーグ」
原題:VENDETTA DAL FUTURO
1986年 イタリア 83分
■監督:
 マーティン・ドルマン
■出演:
 ダニエル・グリーン
 ジャネット・アグレン
 ジョン・サクソン
 クラウディオ・カッシネリ
 ジョージ・イーストマン

●あらすじ
『カサブランカ・エクスプレス』のマーティン・ドルマン監督によるマカロニSFアクション。
近未来。
片腕サイボーグはエコロジストの暗殺を命じられる。
しかし、自我に目覚めたサイボーグは、アリゾナのカフェ・モーテルで追っ手と戦うことに。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
ジョン・サクソンが出ているから観てみたんだが、これぞ1980年代のB級低予算SF映画って感じだった。
まずこの頃の低予算SF映画は、大体荒野と廃工場が出てきて、それで近未来感を表そうとする傾向がある。
例えばジャン=クロード・ヴァン・ダム主演の「サイボーグ」とか、アルバート・ピュン監督の「ネメシス」など。
そしてこの時代の低予算近未来アクション物では、サイボーグが大人気だった。
本作もそんなサイボーグを扱おうと考えたのが、丸パクリ王国のイタリア映画界。
タイトルからしてジミーさんの「片腕ドラゴン」みたいな、本当に片腕のサイボーグが出てくる話かと思いきや
片腕だけ、サイボーグの話だったよ!
この片腕だけサイボーグの元ネタは「ターミネーター」
本家まんまのシーンだなと思える箇所があるので、そこは笑うところなのだろうか?
まあかなりユルイ脚本ながらも、後半になると女サイボーグが出てきたり、
途中戦った腕相撲チャンピオンとの友情劇とか、派手なアクション・シーン満載とか
当時のB級映画としてはかなりの盛り沢山ぶりではあるので、結構楽しめるかも?
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