レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ガルーダ

2013年04月28日 21時33分21秒 | 怪獣/モンスター

「ガルーダ」
英題:GARUDA
2004年 タイ 112分
■監督:
 モントン・アラヤンクン
■出演:
 ソンラン・テピタック
 サラ・レッグ
 ダニエル・フレイザー
 ヤニー・トラモン

●あらすじ
"タイ版ゴジラ"がファンタに降臨!!
人食い獣と化した伝説の鳥"ガルーダ"との壮絶な死闘を描くモンスター・パニック・アクション大作。
最新CG技術を駆使し、"ガルーダ"の実写化に成功?!
タイ本国では2004年4月に公開されるや初登場No.1を獲得。
科学者リーナは、バンコクの地下鉄工事現場で神鳥ガルーダの化石を発見。
この歴史的発見が民衆の信仰を揺るがすことを恐れたタイ政府は現場を封鎖、その事実を隠蔽しようとする。
しかし長く深い眠りから目覚めた人食い獣ガルーダが、大勢の人間をむさぼり食い暴れまわる!
リーナとタイ軍特殊部隊は急遽団結、"最強の鳥の王"ガルーダに命がけの闘いを挑む!
(CINEMA TOPICS ONLINEより)

★感想など
監督は「ゴジラ」の大ファンだそうで、こういった映画を作ったらしい。
まあ元々タイでは、有名なハヌマーンのシリーズがあるからな。
案外タイでは日本の特撮映画及び特撮TVは、人気なのかも知れない。
そういった気概が生きているといえば、生きているが、感想としては今一歩ってところ。
何かが物足りないなあって感じ。
A級になるには脚本と俳優が悪すぎるし、B級としてみても馬鹿度が突き抜けてない。
「マッハ!」のように、もっとタイらしさ全開の方が良かったかも。
話の方もヒロインの性格が腐りまくってる。
こいつが事態を混乱させているだけの、悪の元凶って感じ。
ヒーローとなる隊長も、ノアのKENTAをちょいと良い人にした感じにしか見えないし。
あとガルーダが頭良過ぎかなあ。
まあ特撮ファンから見ると今一歩~三歩って感じだが、こういった作品を作った気持ちは汲みたい。
次回作に期待って感じかな。
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雷神 RAIJIN

2013年04月26日 22時55分48秒 | スティーヴン・セガール

「雷神 RAIJIN」
原題:KILL SWITCH
2008年 米/カナダ 96分
■監督:
 ジェフ・F・キング
■出演:
 スティーヴン・セガール
 ホリー・エリッサ・ディグナード
 クリス・トーマス・キング
 マイケル・フィリポウィッチ
 アイザック・ヘイズ

●あらすじ
スティーヴン・セガールが2人の猟奇殺人犯を追う刑事に扮したサスペンス・アクション。
幼い頃の悲劇がトラウマとして残るメンフィス市警の刑事ジェイコブ・キング。
ある日、彼は女性の胸に時限爆弾を埋め込む残忍な猟奇犯を逮捕する。
休む間もなく、今度は“グリフター”と呼ばれる連続殺人鬼の追跡に精を出す。
犯行現場に残されていた暗号から、やがて一人の人物が容疑者として浮上してくるが…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
いやあ、これは最近のセガール物としては随分面白かったよ。
テーマはサイコ・サスペンスだが、映像の雰囲気が中々良かった。
セガールのキャラも超暴力刑事で、過去ここまで酷い暴力をふるう刑事は見たことがない!
何十発も殴るのなんざ当たり前で、ハンマーで全身を滅多打ちにするとか、もう凄すぎ!
暗号を楽しげに解くセガールと言うのも目新しい。
しかしそれ以上に駄目な点も多々あったりする。
まずアクション・シーンは、ただ相手を殴るだけのシーンでもスタント・ダブルを起用。
アクション・スターがそれでいいのかね?
ストーリーの適当さもかなりのもので、セガールの幼少期のトラウマ。
釈放された殺人鬼との因縁。FBIから来た女性捜査官の扱いから
被害者から検出されたセガールのDNAなど、色んな要素を散りばめているのに
どれも大事に扱わず終了。
このいい加減っぷりには呆れるレベル。
もっと真面目に作れば劇場公開も出来ると思えるんだがなあ。
でもまあ結構楽しめたから、これはアリと言うことで。
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ワイルド・アパッチ

2013年04月24日 21時53分05秒 | 西部劇

「ワイルド・アパッチ」
原題:ULZANA'S RAID
1972年 米 102分
■監督:
 ロバート・アルドリッチ
■出演:
 バート・ランカスター
 ブルース・デイヴィソン
 リチャード・ジャッケル
 ロイド・ボックナー

●あらすじ
インディアン居留区を出奔したウルザナは、仲間とともに白人に対する復讐を始めた。
彼らの討伐のため、老練なマッキントッシュが砦に呼ばれる。
騎兵隊の若き中尉デブリンを補佐しながら、彼らは凶悪なアパッチを追った……。
実話を基に存亡を賭けたアパッチ族との壮絶な闘いに挑む騎兵隊を描いた西部劇。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
この時代って、すでにフロンティアの偽善が叫ばれてた頃じゃなかったっけ?
そんな時代に、逆行するかのような「インディアンって悪いやつなんだよ」的な映画を撮るとは。
同監督・主演の「アパッチ」も時代に逆らったテーマだと思ったが
本作でも似たようなことをやっているねえ。
まあベトナム戦争に絡めて云々らしいが。
主人公の思想と若き中尉の思想のぶつかり合い。さらに敵・味方のアパッチ族など、色々なテーマを内包しているが
香港映画のように全て喋って教えるぜ的ではない分だけ、消化不良に感じてしまうのは
俺がレレレに慣れてしまったためなのか?
まあラスト・シーンも含めて、この時代に作られた西部劇を感じることが出来るね。
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シルバラード

2013年04月24日 21時52分46秒 | 西部劇

「シルバラード」
原題:SILVERADO
1985年 米 133分
■監督:
 ローレンス・カスダン
■出演:
 ケヴィン・クライン
 スコット・グレン
 ケヴィン・コスナー
 ダニー・グローヴァー
 ジョン・クリーズ
 ロザンナ・アークエット
 ブライアン・デネヒー
 ジェフ・ゴールドブラム

●あらすじ
R・カスダンが製作から脚本、監督まで務めた痛快娯楽ウェスタン。
とある事件で投獄の身だったエメットは故郷シルバラードに帰郷する。
しかしそこには土地独占を企てる牧場主が嫌がらせを続けており、エメットの姉夫婦も立ち退きを要求されていた。
そして酒場のオーナーで町の保安官として君臨しているコッブ達の悪行に怒ったエメットは
仲間と共に一味に戦いを挑む……。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
製作年度も新しく、80年代の雰囲気に彩られた作風は素直に楽しい。
主要ヒロインが若い女性ではなく、酒場の老女性なところも素直に楽しい。
ケヴィン・コスナーもダニー・グローヴァーもジェフ・ゴールドブラムも、みな凄い若い。
アクションも適度にあり飽きさせないんだが、脚本がイマイチ。
純粋な西部劇を目指した割には、最後まで誰が敵なのかが解り辛い。
それだけでなく、誰が主役でその目的も解り辛い。
全体像がぼやけすぎで、色んな話をやってる内にラストになっちゃったって感じ。
もっと解りやすい勧善懲悪にしていれば、大傑作になったかも知れないのにね。
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エンティティー/霊体

2013年04月23日 20時55分19秒 | ホラー

「エンティティー/霊体」
原題:THE ENTITY
1982年 米 126分
■監督:
 シドニー・J・フューリー
■出演:
 バーバラ・ハーシー
 ロン・シルヴァー
 デヴィッド・ラビオサ
 ジョージ・コー
 マーガレット・ブライ

●あらすじ
霊体にレイプされるというショッキングな実話を基に製作されたオカルト・ホラー。
度重なる霊の襲撃に超心理学者が冷凍作戦で立ち向かうクライマックスが迫力物だが、
一番の功労賞は、見えない存在にレイプされる迫真の演技を披露するB・ハーシー。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
大昔「後ろの百太郎」とか流行っていた当時、レイプする幽霊とかいたよね。
しかし最近はすっかりそういった超常現象な話は耳にしなくなった。
あらすじから、エロ・バカ系ホラーを想像するかも知れないが
むしろ真面目に作られたオカルト・ホラーなことにビックリする。
実話ベースと言うことで、同時期の「悪魔の棲む家」的カッタるさはなく
冒頭からいきなりレイプする幽霊のシーンがあり、つかみはバッチリ。
特撮なのが丸わかりだが、見えないものにレイプされる女体シーンもあり
全体的な作りはオッケーだ。
各キャラの動機付けがかなり弱いが、観て損はそれ程しない作品だろう。
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