レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

恐怖の輪

2024年12月12日 18時39分23秒 | ホラー

「恐怖の輪」
原題:RING OF TERROR
1961年 アメリカ 64分
■監督:
 クラーク・L・ペイロウ
■出演:
 ジョージ・マザー
 オースティン・グリーン
 エスター・ファースト

●あらすじ
友愛会の入会儀式の一環として、死体恐怖症の医学生が死体の指から指輪を盗むことを強要され、
恐ろしい結果を招いてしまう。
(Amazon Prime Videoより)

★感想など
続けてAmazon Prime配信作品。
Amazon Primeの作品は観たい作品はいくつかピックアップしているんだけど、積極的には観てなかった。
だが今回他の作品を探していたら、昔観た「ビキニの悲鳴」とかエル・サント物とかが
レンタルしないと観れなくなっていたので、ピックアップしていた作品も早めに観てしまおうと思い鑑賞スタート。
本作は昔からピックアップしていた訳ではなくて、今回のザッピングの中で見つけた作品。
これまた不思議な作品で、あらすじに書いてあるような事は、64分中ラスト5分くらいになってやっと描かれるのだ。
それまではどうだったのか!
そして恐ろしい結果とな何か!
その辺りは是非ご自身の目で確認してみてください。
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プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち

2024年12月12日 18時37分46秒 | ホラー

「プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち」
原題:WINNIE-THE-POOH: BLOOD AND HONEY 2
2023年 イギリス 93分
■監督:
 リース・フレイク=ウォーターフィールド
■出演:
 スコット・チェンバース
 タルーラ・エヴァンズ
 ライアン・オリヴァ

●あらすじ
前作の惨劇を生き延びたクリストファー・ロビンは、
少年時代を過ごした町アッシュダウンに舞い戻り、トラウマに苦しみながら治療を続けていた。
しかし町の住人の多くはクリストファー・ロビンを犯人だと疑っていた。
ロビンが呪われたプーの秘密を解き明かす一方で、
森の奥深くに潜んでいたプーと邪悪な仲間たちは、さらなる餌食を求めてアッシュダウンの町に襲いかかるー。
(公式より)

★感想など
前作が世界中で大ヒットしたせいか、本作では予算も大幅にパワーアップしたんだろうね。
プーさんの顔とか前作だと完全に只のマスクだったよな?
なのに本作では超凶悪でリアルは顔になっており、最早前作とは完全に別物になっていた。
それは途中でテレビでホラー映画を観ているシーンがあり、そこで前作の映像が流れているのだが
そこに映し出されたプーさんの顔が、本作と全然違うじゃん! って事を気づかせてくれる良い演出だった。
あと残虐度もかなり前作からパワーアップしている。
割と「テリファー」シリーズに肉薄するくらいの残虐度ではあると思うので
ホラー映画に耐性が無い人には、結構キツイかも。
そして一番驚いたと言うか、呆れたのがエンドクレジット。
次回作をイラストで表しているのだと思うが、そこにはどう見てもピノキオの姿が!
そうしたら公式サイトに以下文言を発見!

さらに、著作権切れのキャラクターを続々とホラー化する壮絶プロジェクト《プーニバース》を始動。
すでに「あくまのくまさん」第三弾に加えて<バンビ>や<ピノキオ>の闇落ちが発表されており、
もはやどんな人気キャラとて血塗られた地獄の使者に生まれ変わってしまうかわからない。

ディズニーと真っ向勝負だな!
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ブレインダメージ

2024年11月19日 18時42分16秒 | ホラー

「ブレインダメージ」
原題:BRAIN DAMAGE
1987年 アメリカ 88分
■監督:
 フランク・ヘネンロッター
■出演:
 リック・ハースト
 ゴードン・マクドナルド
 ジェニファー・ロウリー
 セオ・バーンズ

●あらすじ
『バスケット・ケース』で知られる鬼才、フランク・ヘネンロッター監督作。
爬虫類系の化け物・エルマーは、青年・ブライアンの脳みそに寄生する。
人間の脳みそを好物とするエルマーは、ブライアンを使い生きた人間の脳みそを手に入れようと目論む。
(キネマ旬報WEBより)

★感想など
本作がフランク・ヘネンロッター監督が大激怒している、パリセーズ社が配給した作品なんだね。
だが配給したのがこれ一作だけとは思っていなかった。
出来栄えと言うか、内容とか雰囲気は「バスケット・ケース」に近くて、満足度が高かった。
あの「バスケット・ケース」が持っていた独特な映像美であったり、N.Y.の生活感みたいな身近感が良く似ている。
それでいてストーリー展開とか、演出力などは確実に向上している。
変な化け物であるエルマーによる幻覚作用によってブライアンが見る幻覚の映像も、低予算だけどセンスに富んでいて良いし。
ラスト近くに、「バスケット・ケース」の例の兄弟がゲスト出演するシーンも、ファン・サービスとして嬉しい。
処女作である「バスケット・ケース」の次に作っただけあって、ヘネンロッター監督の作家性が十二分に出ている。
ハッキリ言って、本作は傑作だ!
こうなってくると、作りたくて作ったであろう「フランケンフッカー」とどちらが面白いのか、非常に興味が出てきた。
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カッターヘッド 真夜中の切断魔

2024年11月12日 19時34分58秒 | ホラー

「カッターヘッド 真夜中の切断魔」
原題:HE'S OUT THERE
2018年 アメリカ 90分
■監督:
 クイン・ラシャー
■出演:
 イヴォンヌ・ストラホフスキー
 ジャスティン・ブルーニング
 ジュリアン・ベイリー
 アビゲイル・プニョウスキ
 アナ・プニョウスキ

●あらすじ
『REC【レック/ザ・クアランティン】』のプロデューサーが放つ殺人鬼ホラー。
別荘を訪れたローラと娘たちは、以前その別荘を所有していた一家の息子が失踪した話を聞かされる。
しばらくすると、娘が突然嘔吐してしまい…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
田舎に行ったら殺人鬼が居たよパターンの一作。
夏の終わりに遊びに行っている場所と言う設定だが、近くに湖があるのだが
これが「13日の金曜日」に結構ソックリなのだ。
殺人鬼が変なマスクを被っているのは、どちらと言うと「悪魔のいけにえ」の方が近い。
こう見ると今までのホラー映画へのオマージュたっぷり映画なのかも知れないが
最初から最後まで、ずっと退屈だった。
まず登場人物が全員バカなのはホラー映画のお約束だが、本作のメインキャストは母親と幼い姉妹の三人。
これがそれぞれでどうにもな感じで協力しあえない、ダメな感じなのだ。
おまけに殺人鬼側も全くの意味不明で、正直何がしたいのかが全然分からない行動をとる。
それを全編暗い画面で見せられ、そして極めつけが最初から最後までずっと流れている音楽。
大昔のホラー映画のような、怖がらせる音楽をずーっと流しているので、効果は半減どころか飽きがくる。
と観ていて良いところがほとんど無かったと思えたけど、興味のある方は是非。
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ビデオドローム

2024年11月02日 11時32分25秒 | ホラー

「ビデオドローム」
原題:VIDEODROME
1982年 カナダ 87分
■監督:
 デヴィッド・クローネンバーグ
■出演:
 ジェームズ・ウッズ
 デボラ・ハリー
 ソーニャ・スミッツ
 レイ・カールソン
 ピーター・ドゥヴォルスキー

●あらすじ
カナダのトロントにある地方TV局の社長が、奇妙なビデオテープを発見した。
暴力と官能に溢れた映像に、彼とその恋人は次第に虜となっていく。
やがてテープに秘められた恐るべき陥穽が明らかになる……。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
本作はデヴィッド・クローネンバーグの初期作の中では割と有名な作品で、カルト的な人気がある。
大昔にテレビの深夜放送で観たけど、深夜に電気を消しながら観るのは雰囲気もバッチリで面白かった記憶がある。
今回改めて観直してみると、素晴らしい作品である事が改めて分かった。
と言っても誰にでも薦められるような大傑作とかそういった類いのものではなく、
クローネンバーグ監督の作品は、1980年代の頃は”内臓感覚溢れる作品”みたいな表現を良くされていたんだよね。
その良く分からない言葉の感覚を、正に味あう事が出来る映画と言うか。
この感覚を上手く伝える事ができないのだが、本作はビデオドロームというVHSのビデオを観ると
観ている人が、幻覚に悩まされて段々おかしくなっていくと言うのがあらすじだが
この映画を鑑賞しているこちらも、何が現実で何が幻覚だか分からなくなっていくような感覚に陥っていくのだ。
本来ならその表現に明確な説明があるであろうシーンにもそういった親切心は一切なく
映画の中の主役が感じているであろう幻覚をそのまま見せながら映画は終わっていく。
しかしこれが不思議な魅力というか魔力になっていて、鑑賞後の余韻もなんだか悪くないのだ。
と言ってもこんな感覚になる人は少ないと思うので、大多数に人にはオススメできないかも。
でも私は好き。
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