レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ショーン・オブ・ザ・デッド

2009年12月28日 23時54分58秒 | ホラー

「ショーン・オブ・ザ・デッド」
原題:SHAUN OF THE DEAD
2004年 英 100分
■監督:
 エドガー・ライト
■出演:
 サイモン・ペッグ
 ケイト・アシュフィールド
 ニック・フロスト

●あらすじ
本国イギリスで大ヒットし、アメリカでも評判を呼んだ日本劇場未公開の本格ゾンビ・パロディ映画。
ジョージ・A・ロメロ監督の「ゾンビ」を下敷きに、大人になり切れないダメ男の恋の行方と生き残りを懸けた戦いを、
ユーモアと残酷シーンの中にリアルな心情描写を織り交ぜつつ描く。
 ロンドンに暮らすショーンは、いい歳して人生の目標や目的を持たぬまま、親友のエドとパブに入り浸るばかりの冴えない毎日を送っていた。
そんな彼に長年の恋人リズもついに愛想を尽かしてしまう。
このままではいけないと自覚したショーンは、リズとヨリを戻すため、これまでのだらしない生活を改めようと決意する。
ところが、ショーンが恋人のことで頭がいっぱいになっている間に、街にはゾンビが溢れ、生きた人間を次々と襲っていたのだった…。

★感想など
「ホット・ファズ」の二人だね!
最初の感想はそれだった。
でも、こっちを先に観なくて良かった。
それは、主役の二人が酷すぎる!
演技ではなく、役柄の事ね。
ショーンの方は途中から変わっていくからまだ良いとして、エドは駄目すぎる。
友達の家に居候して働きもせず、ドラッグを売って一日中ゲームばかりしており
さらに全く空気の読めない迷惑キャラ。
こいつを見ているだけで、終始イライラさせられたよ!
基本的にこういった駄目人間を見るのって、耐えられないんだよねえ。
全く共感出来ないし。
映画的観点から見ても、終始駄目なエドがパブでゾンビに襲われるシーン。
ここでライフルを渡された時に、実はゲームで鍛えた腕のおかげで射撃の名手だった!
みたいな描写を入れて、エドに活躍させても良かったと思うんだが。
そういったシーンも無いせいで、エドは完全に腐ったお邪魔キャラでしかなくなっている。
この点は「ホット・ファズ」では改善されているので、そういった意味からも
こちらを先に観ていたら、もしかして「ホット・ファズ」は観なかったかも知れない。
とまあこの辺は単なる個人的感想で、ゾンビ映画として、確かにロメロに対する愛とリスペクトを感じる。
コメディ色が強いので、ホラーがちょい苦手な人も楽しんで観れると思う。
さらにラストが「ゾンビーノ」になるのも、先見の明があると言える。
でもこれは「死霊のえじき」のバブへのオマージュなのかも知れない。
どっちみち、ロメロ好きなら必見と言う事で。
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リベリオン 反逆者

2009年12月25日 00時23分25秒 | SF/ファンタジー

「リベリオン 反逆者」
原題:EQUILIBRIUM/LIBRIUM
2002年 米 106分
■監督:
 カート・ウィマー
■出演:
 クリスチャン・ベイル
 エミリー・ワトソン
 テイ・ディグス

●あらすじ
従来のガン・プレイに東洋武術の“型”を取り入れ、より合理的な戦闘スタイルとして
カート・ウィマー監督自ら考案した<ガン=カタ(GUN-KATA)>をフィーチャーしたSF近未来サスペンス・アクション。
個人の感情を強制的に抑止させ管理する警察国家を舞台に、ある時感情に目覚めた男が本当の敵へ戦いを挑む姿を
ダイナミックかつスタイリッシュに描く。
主演は「アメリカン・サイコ」のクリスチャン・ベイル。

 第3次世界大戦後、生き残った指導者たちは戦争勃発の要因となる人間のあらゆる感情を抑止させるべく、精神に作用する薬プロジウムを開発。
これを国民に毎日投薬することを義務づけ、徹底した管理国家体制を敷いた。
反乱者は、クラリック(聖職者)の称号を持つプレストンを中心とした警察に厳しく処罰される。
銃を用いた武道ガン=カタの達人でもあるプレストンは、冷徹に任務を遂行する非情の殺人マシンだった。
だがある日、誤ってプロジウムの瓶を割ってしまった彼は、仕方なく薬を投与しないまま仕事を続けてしまう。
★感想など
「ガン=カタ」だけ聞いて観始めたので、てっきりB級色全開のバカ・アクション映画だと思っていたら
やたら哲学的なハードSFだったので、ビックリ!
感情を持つ事が許されない社会で、殺人マシーンに徹していた男が、ある時感情を持ち始めた事から始まる苦悩の物語。
ありがちと言えばありがちなテーマを、最後まで重厚感たっぷりに描き、正直途中で疲れも感じるくらい。
そんな中、「ガン=カタ」を用いたガン・アクション・シーンは、香港映画もかくやのケレン味溢れる出来映えで
ここは無条件に楽しめる事うけあいだ。
ストーリーはこれ一作で完結してるので、ストーリー面で楽しむも良し。
本作独自の「ガン=カタ」アクションを楽しむも良し。
だがどちかと言うと、レレレ好きな人よりも、考えさせられる内容が好きな人にオススメ。
そういった意味で、私の友人達は気に入る作品だと思う。
是非本作を鑑賞して、感想を聞かせて欲しいものだ。
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ブラック・ダイヤモンド

2009年12月22日 00時44分08秒 | アクション

「ブラック・ダイヤモンド」
原題:CRADLE 2 THE GRAVE
2003年 米 101分
■監督:
 アンジェイ・バートコウィアク
■出演:
 李連杰(ジェット・リー)
 DMX
 マーク・ダカスコス

●あらすじ
強盗グループのカリスマ的なリーダー、トニーはロスの宝石商の金庫破りを計画していた。
そんな時、その計画を密かに追跡していた男ダンカン・スーから“ブラック・ダイヤモンド”だけは置いていけ、と警告される。
だが、トニーらはそれを無視してブラック・ダイヤモンドを含めたほとんどの宝石を持ち逃げした。
しかし、ブラック・ダイヤモンドはスー以外からも狙われていた。
犯罪組織のボス、リンは誘拐したトニーの愛娘と引き替えにブラック・ダイヤモンドを要求して来たのだ。
動揺するトニー。そんな彼に対し、スーはある提案を持ちかける…。

★感想など
この映画は面白かったね。
ジェットのアクションが、以外と香港入ってて格好良いと思ってたら
武術指導がやっぱり、ユン・ケイだったよ!
この二人って、もしかしてジェットのハリウッド作では必ずコンビ組んでんのかな?
その内ヒマがあったら調べてみよう。。。
ストーリー的には、後の「ローグ・アサシン」の雛形とも言えるかも知れない感じ。
ジェットがちょっと捻ったキャラクターを演じている。
話を進めるのは殆ど相棒の黒人で、ジェットはアクション担当。
だが本作のジェットは超人的に強く、
その描かれ方はまるでブルース・リーの様だ!
ラスボスがマーク・ダカスコスと言うのも、マニア泣かせなチョイス。
他に書く物が全然なかったら、これレレレに書いてたかも。
それくらい面白かったよ。
但しレレレ的な気持ちが満足するという点でね!
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未来警察

2009年12月20日 14時29分55秒 | SF/ファンタジー

「未来警察」
原題:RUNAWAY
1985年 米 101分
■監督:
 マイケル・クライトン
■出演:
 トム・セレック
 ジーン・シモンズ
 シンシア・ローズ

●あらすじ
ロボットが日常生活に入り込んでいる近未来。
それらのトラブル処理にあたる警察特別班ランナウェイ・スクワッドと、
ロボットを操って犯罪を繰り返す凶悪犯との闘いを描いたSFハイテク・アクション。
クモ型殺人ロボットや自動追尾兵器など、洗練されていないところが逆にリアルな小道具が見もの。

★感想など
マイケル・クライトンって、結構監督作多いんだねえ。
しかし相変わらずSFなテーマが好きだねえ。
まあそういう人だけど。
全体的に古くささは否めない物の、こういう雰囲気は大好きである。
80年代はこういった感じの映画多かったからね。
基本的にアイデア勝負な内容なので、そこが楽しめるかどうかに掛かってくる。
主人公は冴えないオヤジだしね。
このオヤジがエレベーターぶら下がりから、爆弾解体まで何でもやってしまうのは
正直失笑もんだが、まあいいかと許してあげて下さい。
「未来警察」というタイトルも、微妙にずれてはいるが、懐かしの愛すべきB級映画って感じ。
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墓場鬼太郎 第5話

2009年12月14日 21時42分20秒 | アニメ

「墓場鬼太郎 第5話 『ニセ鬼太郎』」
2008年 日本 30分
■原作:
 水木しげる
■声の出演:
 野沢雅子
 田の中勇
 大塚周夫

●あらすじ
鬼太郎の初恋の相手・寝子が死んだ。
失意の底に落ちた鬼太郎は寝子に会いに地獄に行こうとするが、何者かにチャンチャンコを盗まれる。
犯人はニセ鬼太郎だ。
そのチャンチャンコで地獄をさまよっているニセ鬼太郎は、ねずみ男と画策して大金をせしめようとしていたのだ。
目玉親父は地獄に行き寝子を連れ戻そうとする。
しかし、寝子は地獄に残ると決断する。
なぜ? 理解できない鬼太郎は自ら地獄におちていった。
果たしてふたりの運命は…?
鬼太郎史上、最大の悲哀物語がついに登場する。

★感想など
訳あって、第4話を見逃しました。
まあいいかと思って第5話を観たら、完全に話が繋がってるじゃねえか!
最初の方、ストーリーがさっぱり解らんかったぞ!
なんつうか、それだけでテンションがかなり下がった。
もう続き観るの止めようかと思ったくらい。
とりあえず、タイトルだけ見て、この第5話だけは観たいと思ってたからいいか。
偽者が出てきて、本物と戦うストーリーって大好きなんですよねえ。
ルパンでもなんかそういうのあったよね?
クローンなんとかだっけ?
そういったストーリーなら、それは観たいかなと思っている。
後は斬鉄剣のやつ。
今回は目玉おやじが、いわゆる父親の側面を強く出している辺りが良かった。
「ゲゲゲの鬼太郎」の方は、目玉おやじって単なるマスコット的な扱いだもんな。
「ちゃんちゃんこがなければ、お前はただのガキだ!」
このセリフにもしびれたねえ。
これがいわゆる、今回の鬼太郎なんだねえ。
まあオカリナ振り回して、夢子ちゃんとぐだぐだやってるよりは全然いいが。
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