レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

人類危機一髪!巨大怪鳥の爪

2024年12月03日 20時53分43秒 | 怪獣/モンスター

「人類危機一髪!巨大怪鳥の爪」
原題:THE GIANT CLAW
1957年 アメリカ 73分
■監督:
 フレッド・F・シアーズ
■出演:
 ジェフ・モロー
 マーラ・コーディ
 モリス・アンクラム
 ルイス・D・メリル

●あらすじ
フレッド・F・シアーズ監督による怪獣映画をカラー作品として復元。
次々と起こる事故の調査を進めるうちに、意外なモンスターの存在が浮上。
やがて、宇宙から飛来した巨大怪鳥がニューヨークに襲い掛かる。
主演は『宇宙水爆戦』のジェフ・モロー。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
本作は昔から有名な作品だったらしい。
知らなかったけど、調べてみたら結構情報が出てきたので。
巨大な怪鳥が人々を襲うと言った内容は普通だが、本作は色々と普通ではなかった。
まず怪鳥の大きさが尋常ではなくて、軽く飛行機の10倍はある。
そして宇宙からきた生物らしく、物質を反転させるバリアーを持っているため、
地球の武器では全く歯が立たないと言うチート級の防御力を持っていた。
それでいて凶悪な顔をして人間を食べるのだから、もう手に負えない。
とまあ色々な設定がテンコ盛りな上に、上映時間も短く、さらに映画のテンポも良いのでさくさく楽しめる。
並の怪獣映画を想像していたら、それ以上だった驚きもある本作。
結構オススメです。
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刑事物語5 やまびこの詩

2024年12月03日 20時53分16秒 | 功夫/空手/武侠片

「刑事物語5 やまびこの詩」
1987年 日本 99分
■監督:
 杉村六郎
■出演:
 武田鉄矢
 賀来千香子
 鈴木保奈美
 井川比佐志
 江夏豊
 小林桂樹

●あらすじ
群馬県沼田市。
片山刑事は、牛乳配達の少女が農薬入りの牛乳を飲んで重体に陥った事件を担当することになった。
片山は犯人の標的が、配達先のアパートに暮らす若い女性、直子と真子の姉妹のいずれかだったと確信。
だが張り込み中、痴漢と誤解された彼は留置場に入れられ、
代わりに張り込んだ同僚が不審者を追う中で命を落としてしまう。
怒りと後悔から、片山は何かを知るはずの直子を職場のナイトクラブで問い詰めるのだが……。
(WOWOWオンラインより)

★感想など
シリーズ最終作。
だが今までと違って、いささかパワーダウンしている感が否めない。
前半のギャグパートはすべっているし、功夫アクションも全体的に不格好で武術指導が悪い。
あとストーリーの核が分かり辛いのに、いつものハードさだけ入れようとしているので、全体的にバランスが悪い。
いつものハンガーヌンチャクも、今回は3つ繋げてハンガー三節棍にするアイデアとかは好きなんだけどねえ。
そして代わりに大量に投入されているのがエアロビのシーンで、特に鈴木保奈美はやたらに踊っている。
舞台となる町も普通の地味な田舎町のため、風景的にも見映えが良くないように撮影されているので、とにかく地味。
もっと何もないけど平和な良い街ですよ的な描写をしていれば、まだ少しは違ったと思うんだけどね。
でもまあこのシリーズは、日本でも功夫映画を作った記念すべきシリーズであり
さらに武器としてハンガーを使うなど、随所に独自のアイデアも盛り込まれた素晴らしい作品。
吉田拓郎の名主題歌と共に、心に刻むべきシリーズと言えるであろう。
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アポロ13

2024年12月02日 20時36分12秒 | SF/ファンタジー

「アポロ13」
原題:APOLLO 13
1995年 アメリカ 140分
■監督:
 ロン・ハワード
■出演:
 トム・ハンクス
 ケヴィン・ベーコン
 ゲイリー・シニーズ
 ビル・パクストン
 エド・ハリス

●あらすじ
どんな困難な危機であっても、人類の英知の前に不可能がない事を知らしめた、
あまりにもドラマティックな実話を遂にハリウッドが映画化。
1970年4月、月へ向けて打ち上げられたアポロ13号に爆発事故が発生。
その絶望的な状況の中、ヒューストン管制センターでは3人の乗組員を無事地球に帰すため、
必死の救出作戦が展開されていた……。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
アポロ11号は有名ですが、13号はあまり知られていない。
そこを映画化した感動超大作。
と言ったところで、主演のトム・ハンクスが月面着陸に異常な情熱を持った宇宙飛行士役を熱演。
お金も掛かっているので、SF映画としても本格派で十分楽しめる。
しかしこの頃の月面着陸と言うのは、世界的なエンターテインメントだったんだろうなあと思う。
そして大人たちの熱量の凄さも。
だがその頃を知らない私には、「アンビリーバボー」か何かでやっていた、月面着陸は嘘だった。
あの映像はセットで撮影されたものだ。しかもその監督はスタンリー・キューブリックだった!
とかのやつ、面白かったなあ。
月面着陸に関するこういった都市伝説とか、陰謀論って山ほどあるよね。
それらを真面目に語る人たちの事も、私は好きですよ。
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SF巨大生物の島

2024年12月02日 20時35分42秒 | 特撮

「SF巨大生物の島」
原題:MYSTERIOUS ISLAND
1961年 イギリス 100分
■監督:
 サイ・エンドフィールド
■出演:
 マイケル・クレイグ
 ジョーン・グリーンウッド
 マイケル・カラン
 ゲイリー・メリル
 ベス・ローガン
 ハーバート・ロム
 パーシー・ハーバート

●あらすじ
時は南北戦争のさなか、気球にのって戦場から脱出した囚人たちは風に流され見知らぬ島にたどり着く。
だがそこは通常の何十倍もある大きさの生物が跋扈していた。
後から漂着した母娘を加えてサバイバル生活が始まるが、
島にはもう一人奇妙な人物が住んでいることが判明する。
それはあの伝説のネモ船長だった……。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
超久々に観た、レイ・ハリーハウゼンの映画。
原作はジュール・ヴェルヌの「海底二万哩」の続編のため、ネモ船長やノーチラス号などが登場する。
映画の見所は勿論ハリーハウゼンによるダイナメーションであり、実在の動物のみならず
巨大生物に襲われる人間もモデルアニメによって動かしているのが特徴的。
ハリーハウゼンが人間をアニメートしているのって、あんまり記憶がないので。
しかし架空の生き物ではなく、実在の生き物を動かす方が大変だろうなあとか考えてしまうが
この映画は基本的にそんな事なく、制作された時代性もあって、とにかく登場人物全員がお気楽極楽な感じだ。
南北戦争で捕虜になっていた兵士たちが気球で脱出すると言うところもジュール・ヴェルヌっぽいが
そのまま無人島に不時着するが、いきなり巨大なカニに襲われるも、カニを何とか間欠泉に落としたら
その後はみんなで楽しく茹でカニを楽しんで、腹いっぱいになって幸せ~みたいな描写を見ると
何だかこちらも幸せな気分になってくる。
勿論カニ以外にも巨大な生物には何度も襲われるのだが、そもそも誰一人として、何故生物が巨大なのかについては触れず
乏しい手持ちの武器で戦っては食料にしていくのだ。
そこにネモ船長の登場、島が火山で沈んでいくなど、昔の映画にありがちな展開を迎えて終わるが
こんな状況になりつつも、底抜けに明るい皆を見ていると、映画ってこれでいいんだよなあ。
とか考えてしまうね。
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