レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

白夫人の妖恋

2010年10月31日 22時50分51秒 | SF/ファンタジー

「白夫人の妖恋」
1956年 日本/香港 103分
■監督:
 豊田四郎
■出演:
 池部良
 山口淑子
 八千草薫
 清川虹子
 東野英治郎
 左卜全

●あらすじ
ある日、若い許仙は四湖のほとりで2人の美しい娘、白娘とその召使い小青と出逢い、白娘とたちまち恋に落ちる。
しかし、彼にひたむきな愛情を寄せる彼女の正体は人間ではなかった…。
豊田四郎監督、円谷英二特技監督による東宝のカラー特撮映画第1作。
中国では繰り返し映画化されている人気の題材「白蛇伝」を材にとったファンタジックな恋愛譚。
日本初のブルーバック合成が使用された。
東宝と香港のショウ・ブラザーズ共同制作。美しい色使いとセット美術が白眉。
(Amazon Prime Videoより)

★感想など
東宝とショウ・ブラザーズの合作映画。
キャスト・スタッフは全て日本人だが、衣装から小道具。
それに舞台となるセットは、ショウブラのスタジオを借りて撮影しているとみた!
舞台となる町並みを見ていると、中国人でなきゃ絶対に作れないセットがあるからね。
せまい路地の間に何故か壁がある構造とか。
そういった町並みは「蛇拳」で見た事があるからね。
等々、香港映画好きなら一発で分かる描写多数だからね!
なので、邦画と言うよりか中国映画を観ているような気分になれた。
主演の池部良の役は、主体性ゼロのどうしようもない奴だったが
方々で書かれている通り、若き日の八千草薫は確かに可愛かった!
小悪魔という表現がピッタリな役を、まさにそのまんま演じており
且つラストには主従関係の立場を逆転する演技まで、見所たっぷり。
円谷英二の特撮も本作のスパイスの一つとなっており、期待より上をいってくれた映画だった。
長い間観ようかどうしようか悩んでいた作品だったけど、
結論は観て良かったと。
なんでDVD出ないんだろうね?
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ブロークン・アロー

2010年10月28日 22時43分22秒 | アクション

「ブロークン・アロー」
原題:BROKEN ARROW
1996年 米 108分
■監督:
 呉宇森(ジョン・ウー)
■出演:
 クリスチャン・スレイター
 ジョン・トラヴォルタ
 サマンサ・マシス

●あらすじ
「ハード・ターゲット」に続く、J・ウーのハリウッド第2作。
二基の核弾頭を搭載したステルス戦闘機の訓練飛行中、少佐ヴィクター(トラヴォルタ)によって機外へ放り出されるヘイル大尉(スレイター)。
全ては核を強奪するためのヴィクターの企みであった。
砂漠に落下したヘイルは公園監視員のテリー(マシス)の協力を得て、ヴィクターと核の跡を追う……。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
やっぱり呉宇森は呉宇森だねえ。
これ他の監督だったら、凡百のつまらない映画になっている気がする。
舞台が代わり映えしないのと、一本道の脚本なのを
ここまで見事にB級映画に仕立て上げられたのは、流石呉宇森と言ったところである。
ジョン・トラヴォルタがいきいきと悪役を演じているのもそうだが
主役のクリスチャン・スレイターが中々良い役者だった。
好感が持てる役柄で、彼の他の映画も観たくなった。
ヒロインのサマンサ・マシスは、最初「スピード」の彼女かと思ったが、違ったみたい。
ちょっと似てる気がする。
とにかく、ハリウッドの良きB級映画である。
割とオススメ。
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トランスポーター3 アンリミテッド

2010年10月15日 23時03分19秒 | アクション

「トランスポーター3 アンリミテッド」
原題:TRANSPORTER 3
2008年 仏 103分
■監督:
 オリヴィエ・メガトン
■出演:
 ジェイソン・ステイサム
 ナタリア・ルダコーワ
 フランソワ・ベルレアン
 セーム・シュルト

●あらすじ
ジェイソン・ステイサム主演のアクション・シリーズ第3弾。監督は「レッド・サイレン」のオリヴィエ・メガトン。
ある日、プロの運び屋フランクの部屋に知人のマルコムが車ごと突っ込んでくる。
そして瀕死の彼が救急車で運び出された直後、その救急車は突然爆発してしまう。
原因は、マルコムと彼の車に同乗していた赤毛の女の腕に装着された特殊なブレスレット。
車から20m離れると爆発する仕掛けになっていた。その時フランクは背後から何者かに殴られ、目を覚ますと同じブレスレットを装着されていた。
そこに現われた依頼人から“これはミッションだ”と命じられ、強制的に依頼品の“赤い代物”を目的地へと運ぶハメになるフランクだったが…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
シリーズとしては、一番つまらない。
凡百な映画に成り下がってしまった。
そんな感じ。
アクションもストーリーも退屈の極みで、主人公フランクの性格を
いじってみたが、別にそれが面白い訳でもないという悪循環。
パート2はバカ度が大幅にアップしていたので、そこを楽しめる人も多いだろう。
だが本作には、売りとなるような要素が特に無く
(ヒロインとの恋愛話が売りと思える人はそれで良かろう)
フツーの映画である。
回を重ねる毎につまらなくなっていくさまは、まるで「ブレイド」シリーズのようだな。
まあ、あっちの方はここまで極端ではなかったが。
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トランスポーター2

2010年10月11日 23時19分30秒 | アクション

「トランスポーター2」
原題:TRANSPORTER 2
2005年 仏/米 88分
■監督:
 ルイ・レテリエ
■出演:
 ジェイソン・ステイサム
 アレッサンドロ・ガスマン
 アンバー・ヴァレッタ

●あらすじ
どんな依頼品でも正確に目的地へと送り届けるプロの運び屋を描くジェイソン・ステイサム主演アクション「トランスポーター」の続編。
運転手として6歳の少年の送り迎えという簡単な仕事を引き受けた主人公が、やがて巨大な陰謀に巻き込まれていく。
危険な仕事から足を洗い、マイアミで裕福なビリングス家の一人息子ジャックの運転手をしていたフランク。
徐々にジャックとも打ち解けていき、平凡ながらも楽しく仕事をこなすフランクだったが、そんな矢先、ジャックが何者かに誘拐されてしまう…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
前作が気に入ったので、期待して観たパート2だったが
残念ながら前作程の面白さは感じなかった。
なんと言うか、荒削りながらも娯楽要素満点だった前作に比べ
今回は随分と落ち着いてしまった感じである。
無茶なシーンも随所にはあるんだが、なんだか前作のような熱が無い。
そうなると、感想としては並としか言いようが無かったりする。
と言っても、別につまらない訳ではないので、観てもそんなに損はないであろう。
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チャイニーズ・ファイター 天空伝説

2010年10月09日 09時59分31秒 | 功夫/空手/武侠片

「チャイニーズ・ファイター 天空伝説」
原題:六指琴魔/Deadful Melody
1994年 香港 94分
■監督:
 吳勉勤(ン・ミンカン)
■出演:
 林青霞(ブリジット・リン)
 元彪(ユン・ピョウ)
 劉嘉玲(カリーナ・ラウ)
 午馬(ウー・マ)
 鍾發(チュン・ファト)

●あらすじ
手にした者に武術界の頂点に立つパワーをもたらすという魔性の琴・天魔琴。
とある一族が代々守ってきたその琴をめぐって、争奪戦が勃発。
幼い姉・シウシウと弟・ロンのふたりは両親を殺され、生き別れになってしまう。
16年後、天魔琴を託され使い手となったシウシウは親の仇を討つため、再会したロンに天魔琴を預ける。
やがて刺客が次々とロンを襲うが…。
(NTT-X Storeより)

★感想など
出演陣がなかなか豪華。
林青霞の男装は見飽きたくらいだが、本作は常に圧倒的に強く、そこが良かった。
元彪は若者の役だったが、この時はもうそんな役を演じる程の年齢ではなかったハズだが。
アクションも多いし、ストーリーもかなり簡単なので
全く肩が凝らない一本と言える。
脇役陣も午馬はともかく、鍾發とか陳龍など、昔のサモ・ハン映画に良く出てた顔ぶれが多く
レレレ好きには、その辺がポイント高かった。
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