レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ウォール街

2025年01月25日 16時13分03秒 | ドラマ

「ウォール街」
原題:WALL STREET
1987年 アメリカ 126分
■監督:
 オリヴァー・ストーン
■出演:
 マイケル・ダグラス
 チャーリー・シーン
 ダリル・ハンナ
 マーティン・シーン

●あらすじ
世界経済の中心地であるウォール街を舞台に、野望をもってのし上がっていく若き証券マンと、
権力を持った大富豪の姿を描いた、オリバー・ストーン監督のスリリングな社会ドラマ!!
成金富豪を演じたマイケル・ダグラスがオスカー賞を受賞。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
もっと重厚な社会派ドラマが観られるかと思っていたけど、何か期待外れな感じだった。
これは多分、監督/脚本を務めたオリヴァー・ストーンが自分に合ってないからだと思う。
普通映画とかドラマって、脚本や演出で山と谷を作って盛り上げるのが一般的だと思う。
しかしオリヴァー・ストーン監督の作品は、どれも山も谷もなくてずっと平地な印象。
では映画として変に盛り上げるのではなく、日常を淡々と描く事によって
リアリティを出そうとしているのかと思いきや、そんな事もない。
ただ本当に平地演出でずっと続く感じ。
なので全部観きるのは本当にキツかった。
途中で何度も中断を繰り返しながら、頑張って最後まで観た。
そんな努力の賜物によって鑑賞した映画だ。
まあ確かにマイケル・ダグラスの演技は素晴らしかった。
これならオスカーを受賞するのも納得できる演技だった。
一方チャーリー・シーンの方は完全に力量不足と言うか、ただ若いだけと言う感じで
役者としての格の違いをまざまざと見せつけられてしまっていた。
だがこの作品自体がそういった二人を描いているので、そこは役にはまっていたとも言えるが。
まあ続編もあるし、その内気が向いたら観てみようかな。
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ニュー・シネマ・パラダイス

2025年01月06日 19時39分19秒 | ドラマ

「ニュー・シネマ・パラダイス」
原題:NUOVO CINEMA PARADISO
1989年 イタリア/フランス 124分
■監督:
 ジュゼッペ・トルナトーレ
■出演:
 フィリップ・ノワレ
 ジャック・ペラン
 サルヴァトーレ・カシオ
 マルコ・レオナルディ
 アニェーゼ・ナーノ

●あらすじ
シチリア島の小さな村にある映画館・パラダイス座。
親の目を盗んではここに通いつめる少年トトは、大の映画好き。
やがて映写技師の老人アルフレードと心を通わせるようになり、ますます映画に魅せられていくトト。
初恋、兵役を経て成長し、映画監督として活躍するようになった彼のもとにアルフレードの訃報が。
映画に夢中だった少年時代を懐古しつつ、30年ぶりにトトはシチリアに帰ってきた・・・
(Amazon Prime Videoより)

★感想など
この映画が好きな人多いよね。
特に女性に多いような印象がある。
正月のテレビ番組で、とある女優さんが自分の中で一番の作品は何と言うお題に
本作と答えていたからなあ。
確か本作は単館上映とかだったんだっけ?
シネ・スイッチ銀座で?
あの当時はこういった作風には全く興味を示さず、もっぱら功夫映画とかホラー、アクション映画っばかり観てたんだけど
ここ最近は何故かこういった作品に惹かれるようになっている。
この後も「バグダッド・カフェ」とか「楽園の瑕」などと言った、単館上映系の作品を観ようと思っているし。
そう考えると、ここ数年で自分の映画への興味を随分変わってきたかなと感じる。
だがそれは変わったのではなくて、今まで興味が無かったジャンルも興味を示しはじめたということ。
何せ今までの自分には全く縁が無かったであろう、小津安二郎にまで興味が出始めているからね!
やっぱり人間は幾つになっても進化をするために、日々何にでも好奇心旺盛に何でも学ぶことが大事なんだな。
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グリーンブック

2024年12月25日 19時19分37秒 | ドラマ

「グリーンブック」
原題:GREEN BOOK
2018年 アメリカ 130分
■監督:
 ピーター・ファレリー
■出演:
 ヴィゴ・モーテンセン
 マハーシャラ・アリ
 リンダ・カーデリーニ

●あらすじ
時は1962年、ニューヨークの一流ナイトクラブ、コパカバーナで用心棒を務めるトニー・リップは、
ガサツで無学だが、腕っぷしとハッタリで家族や周囲に頼りにされていた。
ある日、トニーは、黒人ピアニストの運転手としてスカウトされる。
彼の名前はドクター・シャーリー、カーネギーホールを住処とし、ホワイトハウスでも演奏したほどの天才は、
なぜか差別の色濃い南部での演奏ツアーを目論んでいた。
二人は、〈黒人用旅行ガイド=グリーンブック〉を頼りに、出発するのだが─。
(Amazon Prime Videoより)

★感想など
前からあらすじが気になっていた作品で、クリスマスだから何か良質のドラマ作品でも観ようと思って鑑賞してみました。
そうしたら結構話に引き込まれていき、寝る時間を過ぎていたのは分かっていたが、それでも最後まで一気に観てしまった。
性格やキャラクターが正反対の二人が一緒に過ごしていくうちに、段々と打ち解けていき
仲良くなっていくのは、こういった話では王道だが、本作もその王道に則った作りになっており
またその王道っぷりが、大変心地良くこちらの心に染みてくる。
とは言え親切な作りになっているわけではなく、二人のキャラクターのベースとなる部分や、
そこを踏まえた上での、二人の距離が近づいていくところなどを、じっくりと分かりやすくは描いていない。
触れてないわけではないんだけど、特に強調はしてこないので、軽い気持ちで観ているとさらっと通り過ぎていきそうだ。
まあ仮にそうだったとしても、エンドクレジットの本物の二人のその後のエピソードでぐわっと胸が熱くなる。
ラストはクリスマスの夜で終わるので、鑑賞したタイミングもバッチリだった。
良い映画でした。
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ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男

2024年12月16日 15時54分24秒 | ドラマ

「ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男」
原題:BORG MCENROE
2017年 スウェーデン/デンマーク/フィンランド 108分
■監督:
 ヤヌス・メッツ
■出演:
 スヴェリル・グドナソン
 シャイア・ラブーフ
 ステラン・スカルスガルド
 ツヴァ・ノヴォトニー

●あらすじ
1980年、テニスの聖地ウィンブルドンの決勝で、5連覇を目指す絶対王者のビヨン・ボルグと、
“悪童”と呼ばれたライバル、ジョン・マッケンローが死闘を繰り広げた伝説の一戦を映画化したスポーツ・ドラマ。
主演はスヴェリル・グドナソン、シャイア・ラブーフ。
監督は「アルマジロ」のヤヌス・メッツ。
1980年、ウィンブルドン。
冷静沈着なプレースタイルで“氷の男”と評されたビヨン・ボルグだったが、
歴史的記録となる5連覇がかかる大会を前に、かつてないプレッシャーを感じていた。
大会が進むにつれ、一層ナーバスになっていくボルグは、
ついにもっとも信頼するコーチのレナートと婚約者のマリアナに対して感情を爆発させてしまう。
一方マッケンローは、いつも通りの傍若無人ぶりを発揮しながらも、確実に勝ち上がっていくが…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
この二人のドラマとか、ウィンブルドンの決勝戦は観た事ないのだが
本作でその背景とか、ウィンブルドン決勝戦の戦いとか見ると、途轍もなく熱いね!
特に決勝戦のスコアは、まさに漫画のようなスコアで、
もしリアルタイムで見ていたら途中で止められないよねと思った。
二人を氷の男と炎の男として対比させているようで、実はボルグの過去はマッケンローと同じ悪童だった。
そして大人になった彼が悪童と呼ばれるマッケンローと戦うのは、実は自分の過去と対峙していた?
みたいな事を考えてみたが、この映画基本的にかなり説明が足りない。
二人の過去が度々挟まれるが、その時の心理描写の説明が一切無いため、色々とこちらで想像する事になる。
なので何も考えないで観ていると、非常に淡々と話しが通り過ぎっていくだけなので、
二人の感情の起伏とかが伝わりにくく、映画として盛り上がりに欠ける結果となってしまっている。
過剰に演出する必要はないが、その辺はもうちょっと映画的に作っても良かった気がする。
あと関係ないけど、ビヨン・ボルグ役の役者さんが結構本人に激似な気がする。
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『量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-』最終話「小向リコは自由だ」

2024年11月21日 20時45分40秒 | ドラマ

『量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-』最終話「小向リコは自由だ」
2023年 日本 24分
■監督:
 三石直和
■出演:
 与田祐希(乃木坂46)
 望月歩
 前田旺志郎
 市川由衣
 矢柴俊博
 藤井夏恋
 森下能幸
 石田悠佳(LINKL PLANET)
 天川れみ(LINKL PLANET)
 田中要次
 マギー

●あらすじ
最終プレゼンでパーフェクトビーンズに勝利し大型投資を受けることが決まったドリクレは、
新メンバーも加わり目まぐるしい日々を送っていた。
そんな中、プラモデルの大会当日を迎えたリコ(与田祐希)。
制限時間50時間の中、真剣な眼差しでプラモデルを作り進めていくが、
敵対するチャンピオン達のすごさに圧倒される。
そして、自分のペースで作業を進めるリコだったが、作業を放棄するようにスタジオを離れ…。
果たして、リコはプラモデルを完成することができるのか?
(テレビ東京より)

★感想など
このドラマもいよいよ最終回。
最後のネタはTVチャンピオンだね。
懐かしいなあTVチャンピオン。あの番組、毎回面白くて好きだったなあ。
そう考えると昔のTVって、カルトQとか一般の人が自分の知識とか技術を競い合う番組って結構あったよね。
今は確かにグルメ番組が多いと言われればそうなのかも。
でも料理は、今は自分でも作るからグルメ番組も楽しんでるけど。
さてそんなTVチャンピオン風の番組で、制限時間50時間の中でも
「自分は8時間は寝たいんで」とか、途中抜けして会社に戻ったりするなど、リコらしさ満載なのが楽しい。
そして完成したリコの作品は、正にタイトルにある通り”小向リコは自由だ”だったね。
ラストのオチも正に”小向リコは自由だ”なんだが、あれちょっと腑に落ちないのが
好きなのと好きを組み合わせるとと言っていて、片方がプラモなのは分かるのだが、もう片方のちょっとした料理。
今までリコが料理好きな設定なんて、一回でも出てきたっけ?
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