
「オーメン」
原題:THE OMEN
1976年 アメリカ 111分
■監督:
リチャード・ドナー
■出演:
グレゴリー・ペック
リー・レミック
デヴィッド・ワーナー
ハーヴェイ・スティーヴンス
ビリー・ホワイトロー
●あらすじ
6月6日6時に産まれた悪魔の子ダミアンと彼の正体を探る父。
適度に配分された殺人シーンとアンチ・クライストのテーマによって
「エクソシスト」に次ぐ大作ホラーとして大ヒット。
不気味なテーマ曲“アヴェ・サンターニ”などJ・ゴールドスミスの音楽はアカデミー賞に輝いた。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
「エクソシスト」と並ぶ、オカルト映画の名シリーズとして有名な作品。
ちゃんと観たのは初めてだったのだが、抜群に面白かった。
まず1970年代のオカルト映画って、音楽とか雰囲気とか含めて一言で言うと、”不穏”
とにかくずっと不穏なムードのまま、最初から最後まで進んでいく。
重たい空気感の世界と怪しい内容を、グレゴリー・ペックの演技により嘘くさく感じさせない。
さらにこの当時としては、かなりのショッキングな残酷描写の数々にも驚かされる。
有名なガラスによる首ちょんぱシーンは当然だが、冒頭の乳母の首つりシーンもかなりショッキングだ。
そしてラストのダミアンの、あの不敵な笑顔!
ラストで何故ダミアンが大統領の子供になっているのかも含めて、続編が凄く気になる!
これは近いうちに観てしまうな。
なお「エクソシスト」はこれからも観ないと思います。
何故かと言うと、「エクソシスト」は怖くて観れないんだよね!