レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

サマー・オブ・84

2024年02月29日 18時51分02秒 | ホラー

「サマー・オブ・84」
原題:SUMMER OF 84
2017年 カナダ 106分
■監督:
 フランソワ・シマール
 アヌーク・ウィッセル
 ヨアン=カール・ウィッセル
■出演:
 グレアム・ヴァーシェール
 ジュダ・ルイス
 ケイレブ・エメリー
 コリー・グルーター=アンドリュー

●あらすじ
『ターボキッド』のRKSSが1980年代にオマージュを捧げた青春ホラー。
1984年、オレゴン州イプスウィッチ。
郊外の住宅街で暮らす15歳の少年・デイビーは、
連続殺人事件の犯人が向かいの家に住む警官ではないかと疑い、友人と独自の捜査を開始する。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
あらすじから割と期待してたのだが、つまらなかった。
出だしは「スタンド・バイ・ミー」風で期待感が高まるのだが、それが続かなかった。
少年たちが隣人を連続殺人鬼だと疑ってあれこれと探偵ごっこをするのは共感できるのだが
何週間も調査をしても、クロとなる結果が何も出てこなかったら、普通そこで止めるでしょ。
その前に何週間も続けてる事自体も異常なんだが、いつまで経っても探偵ごっこを止めない。
それどころか友達からも、隣人は証拠が無いんだからクロじゃないと言われているのに
絶対クロだと諦めない主人公が、かなり異常なヤツにしか見えなかった。
何せ隣人を疑うような証拠とか事象が何一つ描かれないからだ。
他にも少年たちの描写で、過去の名作たちは各家庭における問題とかを描いていた。
だが本作ではなんか触れた程度と言うか、非常に薄っぺら過ぎて何も伝わらない。
他にもジャンルがホラーとなっているけど、ホラー映画な部分も薄いし、
何より犯人捜しとなるミステリーの部分も、非常に薄過ぎ。と言うか雑。
少年物、ホラー、ミステリー、サスペンス、恋愛、冒険物。
沢山のジャンルを入れているように見せかけて、どれも味噌汁の上澄みくらいしか入っていない。
それでいて毎回同じ結果となる、探偵ごっこのやり取りを1時間以上続ける苦痛さ。
舞台となる1984年ぽさも全然描かれてないし。
まあ私は駄目でしたが、気になった人は自身で確認してみよう。
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ハロウィン II

2024年02月28日 18時24分40秒 | ホラー

「ハロウィン II」
原題:HALLOWEEN II
1981年 アメリカ 92分
■監督:
 リック・ローゼンタール
■出演:
 ジェイミー・リー・カーティス
 ドナルド・プレザンス
 チャールズ・サイファーズ
 ランス・ゲスト

●あらすじ
ハロウィンの夜、精神病棟から脱走したマイケル・マイヤーズが殺戮を再開。
命を狙われたローリーは、危ういところをルーミス医師に救われる。
銃弾を浴びてバルコニーから落下したマイケルだったが、その姿はいつの間にか消えていた。
彼はハロウィンに現われる怪物・ブギーマンだったのか?
一方、ローリーが運び込まれた病院でも新たな悲劇が始まった。
そしてルーミスは助手から、マイケルがローリーに執着する理由を知らされる。
(Amazon Prime Videoより)

★感想など
この作品、大昔にテレビの深夜放送で放映していたのを録画して、何回も観た記憶がある。
若い時は1よりも面白いと思っていたんだけど、今回久々に観てみたら、物凄い退屈で何度の睡魔に襲われた。
まず画面が暗すぎて何やってるんだか全然分からない上に、無音で何もないシーン(例えば警備員が見回るシーンとか)を
何分も続けてやる。しかもそのパターンを何度も。
これが画面真っ暗で無音なので、本当に眠くなり、実際何度かは寝落ちした。
今回観たのってVHS版なんだけど、DVD版はもう少し画面明るいのかな?
あとストーリーも単純の極みだったね。
前作のラストでローリーが病院に運ばれて入院したら、マイケルも病院に現れてローリーを襲う。
本当にただこれだけだったからね。
マイケルも人間ぽい事をちょっとしちゃう所もあって、ブギーマンらしさが少し薄いところもあるし。
まあ昔の記憶もあてにはならないねと言う事で。
しかし当時は全く面白くないと思った「ハロウィン III」とか、今観たら逆に面白いとか思っちゃうのかな?
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グレートマジンガー対ゲッターロボG 空中大激突

2024年02月28日 18時24分01秒 | アニメ

「グレートマジンガー対ゲッターロボG 空中大激突」
1975年 日本 25分
■監督:
 明比正行
■声の出演:
 野田圭一
 中谷ゆみ
 神谷明
 山田俊司
 西尾徳
 八奈見乗児
 富田耕生
 吉田理保子

●あらすじ
突如現れた謎の宇宙船の攻撃を受け、早乙女研究所は損壊。
ベアー号とムサシを失う。
グレートマジンガーも宇宙船が放った光波獣ピグトロンに苦戦を強いられる。
しかし新たに弁慶を搭乗員に迎え、新しいゲッター・ゲッターロボGを完成させたゲッターチームが参上。
新兵器グレートブースターを装備したグレートマジンガーと共に、光波獣に決戦を挑む。
(東映ビデオより)

★感想など
前回「グレートマジンガー対ゲッターロボ」のDVDを、購入から15年経って初開封し鑑賞した後
残りのマジンガー劇場版を15年の間にゆっくりと観ることにしようと宣言したのが2017年。
次のを観るまでに、すでに半分の時間が過ぎていたよ!
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多羅尾伴内シリーズ 十三の眼

2024年02月27日 18時54分15秒 | ミステリー/犯罪

「多羅尾伴内シリーズ 十三の眼」
1947年 日本 75分
■監督:
 松田定次
■出演:
 片岡千恵蔵
 喜多川千鶴
 由利みさを
 斎藤達雄
 奈良真養
 美奈川麗子

●あらすじ
1947年松田定次監督作品「十三の眼」
前年に公開された「七つの顔」の続編というよりも、 同じ主人公が活躍する映画である。
片岡千恵蔵演じる風采のあがらない私立探偵・多羅尾供内が、事件の謎を解き、悪者を退治する痛快娯楽作。
(Amazon Prime Videoより)

★感想など
多羅尾伴内大映時代シリーズの第二作目。
脚本が前作よりシンプルになっている。
実は前作でも語られていたが、藤村大造の過去は実は大怪盗であった。
それが今は名探偵に転身していたのだ。
第一作の「七つの顔」の劇中でヒロインと探偵談義になった時に、多羅尾供内は海外の名探偵の名前を複数出すが
ルパンだけは言わなかったのを、ヒロインにルパンも居るわと言われていたが、
自分から名探偵群の中に、ルパンを混ぜなかったのは自身と被っているからと言う事だろうと感じさせる演出があった。
ちなみにアルセーヌ・ルパンは怪盗だが、探偵になって事件を解決する話が原作にはあるので
ホームズ等の名探偵の中に、ルパンの名前が入るのは、昔から当たり前の事である。
本作では怪盗であった藤村大造が、正義と真実の使徒に転身するきっかけを与えてくれた刑事が
何者かに殺されたため、その事件を追うと言う内容だが
多羅尾供内の独白が多いとか、最後の正体ばらし(ある時は片目の運転手ってやつ)がないとか
シリーズとしては異色作かも知れないが、前作の「七つの顔」同様、ヒロインの目線を中心に物語を作っているのが
特徴的だなと思ったね。
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト

2024年02月27日 18時53分48秒 | アクション

「ワイルド・スピード/ファイヤーブースト」
原題:FAST X
2023年 アメリカ 141分
■監督:
 ルイ・ルテリエ
■出演:
 ヴィン・ディーゼル
 ジェイソン・モモア
 ミシェル・ロドリゲス
 タイリース・ギブソン
 クリス・“リュダクリス”・ブリッジス
 ジョーダナ・ブリュースター
 ナタリー・エマニュエル
 サン・カン
 ジェイソン・ステイサム
 ジョン・シナ
 スコット・イーストウッド
 シャーリーズ・セロン
 ブリー・ラーソン
 リタ・モレノ

●あらすじ
1作目から22年の長きにわたって続く大人気「ワイルド・スピード」シリーズの
10作目となるアクション・アドベンチャー超大作。
ヴィン・ディーゼル扮する主人公ドムの前に、激しい恨みを抱き復讐に燃える最強の敵が現れ、
ファミリーを守るために立ち上がったドムと壮絶な戦いを繰り広げるさまをド派手なアクション満載描き出す。
共演はミシェル・ロドリゲス、タイリース・ギブソンらお馴染みのメンバーに加え、
ジェイソン・ステイサム、ジョン・シナ、ヘレン・ミレン、シャーリーズ・セロンらも再登場。
さらに敵役となる「アクアマン」のジェイソン・モモアのほかブリー・ラーソン、
リタ・モレノがシリーズ初参戦を果たす。
監督は「トランスポーター」「グランド・イリュージョン」のルイ・ルテリエ。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
もう22年も続いているんだねえ。
途中まではめっちゃ面白くてサイコーって感じだったけど、
ヴィン・ディーゼルがファミリーとか言い出してからおかしくなってきた感じはあるかな。
今回もずっとクライマックス級のアクションだけを繋いでストーリーを展開している感じ。
勿論これは超ジェットコースター・ムービーなので、常に見所しかない。
面白過ぎてたまらないと言う人は、沢山いると思う。
でも私はつまらない。
前にも書いたけど、どんな無茶なアクションをしても、ファミリーの一員だと絶対に死なないし、怪我もしない。
と言うか死んでも生き返るしね。
これだとアクション映画として、緊張感が全くないので、どんなに凄い事をしてもシラけるんだよね。
今回は完結篇の前編だからか、何人かファミリーの周りにいた人が死ぬけど、
これも巻き添えくらってるとしか思えなくて、盛り上がれなかった。
そして前・後編の前編として悪いパターンにはまっているのが、ストーリーを進められないから、
ずっと同じ事の繰り返しばかりで退屈。
悪役のジェイソン・モモアがちょっかい出す。やられる。逃げるの繰り返し。
その途中になんか悲しそうな表情ばっかりするヴィン・ディーゼルを挿入して、後はアクションで誤魔化しているだけ。
とまあ、私はそんな感想ですが、一般的には超絶面白い評価だと思うので、安心して観れると思いますよ。
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