レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ドラゴン×マッハ!

2019年07月27日 00時47分08秒 | 功夫/空手/武侠片

「ドラゴン×マッハ!」
原題:殺破狼2/SPL 2: A TIME OF CONSEQUENCES
2015年 香港/中国 120分
■監督:
 鄭保瑞(ソイ・チェン)
■出演:
 トニー・ジャー
 古天樂(ルイス・クー)
 安志杰(アンディ・オン)
 呉京(ウー・ジン)
 任達華(サイモン・ヤム)
 盧惠光(ロー・ワイコン)

●あらすじ
『SPL/狼よ静かに死ね』の流れを汲んだトニー・ジャー主演のムエタイ&カンフーアクション。
香港で闇の臓器売買を捜査する潜入捜査官・チーキット。
任務中、捜査対象に素性を知られた彼は臓器売買の拠点となっているタイの刑務所に監禁されてしまう。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
安っぽいタイトルのせいで長らく放置していたのだが、本作があの「SPL/狼よ静かに死ね」の2と知った瞬間に
早速観てみることにした。
呉京も任達華も前作にも登場しているが、勿論前作との繋がりは皆無。
脚本がハード過ぎたのは、前作からの流れか。前作も割と重たい感じだったが、サモ・ハンやドニーのおかげか
まだ映画としてのバランスが保てていた。
しかし本作はまあ重いこと重いこと。
でもトニー・ジャーの娘役は可愛かったな。
だが肝心の功夫シーンは全然駄目だったなあ。
序盤のトニー・ジャーVS呉京は、きちんとムエタイVS功夫になっているのが良かったが
全体的に功夫シーンに迫力がない。正に踊ってる感じ。
ワイヤーの使い方も下手だし、この面子でアクション・シーンが盛り上がらないのは致命的。
前作の「SPL/狼よ静かに死ね」は、タイから「マッハ!!!!!!!!!」を引っさげて登場した新星トニー・ジャーに対する
香港映画界の挑戦状だったのに、本作はそのトニー・ジャーを主演に迎えているにも関わらずこの体たらく。
長く感じたかな。
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オペレーション:レッド・シー

2019年07月27日 00時46分41秒 | 戦争

「オペレーション:レッド・シー」
原題:紅海行動/OPERATION RED SEA
2018年 中国/モロッコ 143分
■監督:
 林超賢(ダンテ・ラム)
■出演:
 チャン・イー
 ホアン・ジンユー
 ハイ・チン
 トー・チアン

●あらすじ
中東某国で内戦が勃発。
海軍による救出作戦で、現地に在留する多くの中国国民が無事出国する中、
一部地域や大使館に取り残されてしまった人々を救出する任務を負った”蛟竜(こうりゅう)突撃隊”の精鋭たち。
激戦をくぐり抜けながら自国民を救出していくが、一人の女性がテロリストによって連れ去られてしまう。
蛟竜突撃隊は彼女を救出するためテロリストが制圧する危険地帯に足を踏み入れるのだが、
それは150人とも200人とも言われる武装テロリスト集団をたった8人で制圧しなければならない、
前代未聞の過酷な作戦だったー。
(公式サイトより)

★感想など
140分のうち、100分は戦闘シーンのような映画だった。
しかもその戦闘シーンが流石中国と言うべきのエグさ!
中国版「ブラックホーク・ダウン」なんて言われていたが、言いえて妙だと思う。
監督のダンテ・ラムは香港ノワールの頃に注目されていたけど、大してパッとしてない印象。
だが本作では随分と大暴れしていたね。
でも中国軍プロパガンダと言い、アクション・シーンと言い、ウー・ジンの
「戦狼/ウルフ・オブ・ウォー」に影響されまくってるのがモロバレだしね(笑)
まあ戦争は映画の中だけでならたっぷりやってくれと言うことで。
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拳陣 FATAL CONTACT

2019年07月24日 23時40分57秒 | 功夫/空手/武侠片

「拳陣 FATAL CONTACT」
原題:黒拳/FATAL CONTACT
2006年 香港 106分
■監督:
 羅守耀(デニス・ロー)
■出演:
 呉京(ウー・ジン)
 鄭中基(ロナルド・チェン)
 楊愛瑾(ミキ・ヨン)
 張兆輝(チョン・シウファイ)
 林雪(ラム・シュー)
 盧惠光(ロー・ワイコン)

●あらすじ
“ジェット・リーの後継者”と呼ばれるウー・ジン主演のアクション。
中国から香港にやって来た劇団員・コンは、同僚のティンに唆され闇ボクシングの試合に出場する。
次々と強敵を倒し、のし上がっていくコンだが、彼の背後では多額の金が動いており…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
まあ救いのない話だったんだが、色々と考えさせられたかな。
主に香港での大陸差別とかだけど。
中国出身の武術は強いけど田舎者な若者が、香港の悪いやつにそそのかされて闘うというのは
まさにジェット・リーが良く演じてたような気がする。
ただウー・ジンの場合、アルカイックなスマイルに狂気を感じる演技ができるので
本作みたいに闘っていくうちに、どんどん目覚めていくキャラクターは良く似合う。
ところでラストのヒロインのあの行動だが、なんか唐突な感は否めなかった。
あの悩んでからラストまでの葛藤は、てっきり妊娠したのかなと思ってたけど違うのかな?
まあアクション・シーンがとんでもなく素晴らしいんだけど
ストーリーが重たく、スッキリしない終わり方でも良い人ならオススメ。
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ヤング・ブラッド~父子鷹~

2019年07月20日 15時52分09秒 | アクション

「ヤング・ブラッド~父子鷹~」
原題:皇家綫民/High Price
1980年 香港 89分
■監督:
 門岳廷
■出演:
 谷峯(クー・フェン)
 程小龍(チン・シウロン)
 李恆(リー・ハン)

●あらすじ
日本未公開のカンフー映画をDVD化した「G-1~功夫電影ゴールデンセレクション~」の第11弾。
リタイアした親父たちが活躍するサスペンスアクション。
元刑事である父親が、連続強盗事件の調査に苦戦する息子を見兼ね、昔の情報屋に接触するが…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
協利電影の作品だからてっきり功夫映画かと思ってたら、全然違ってた。
まあ一言で言うと「警察はクソ」なんだが、実際70年代の香港では警察は市民から相当嫌われていたらしい。
そう考えると、逆に警察官ばかり演じた李SIRは逆張りに成功したのかもしれない。
画質は完全にVHSからのダビングだし、何考えてるかわからない登場人物たち、
ぶつ切りで終わるラストなど突っ込み所は山ほどだが、香港映画迷としては
今この映画が観られるだけで幸せなのだ!
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ツールボックス・マーダー

2019年07月20日 15時51分44秒 | ホラー

「ツールボックス・マーダー」
原題:TOOLBOX MURDERS
2003年 米 92分
■監督:
 トビー・フーパー
■出演:
 アンジェラ・ベティス  
 ジュリエット・ランドー  
 ブレント・ローム
 シェリ・ムーン・ゾンビ

●あらすじ
『悪魔のいけにえ』のトビー・フーパー監督による最新作。
巨大ペンチに電動ドリル、釘打ち銃など、大工道具を凶器に見立て、大虐殺の恐怖を描く正統派ホラー。
あるアパートに引越して来た若夫婦は、その日から異様な雰囲気を感じ始めていた…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
1978年版のリメイクと言うことだが、オリジナル版を観ることは難しそうだ。
で本作だが、トビー・フーパーって演出が下手なのかと思った。
「悪魔のいけにえ」が超傑作なのも、下手だからこそだったのかもとか考えたり。
マーヴェル映画の後に観たからそう感じただけかも知れないが。
お話の方は殺人鬼ものかと思いきや、綾辻行人の館シリーズみたいになるし
肝心の殺人鬼も人だかなんだかわからないしで、いまいちスッキリしない。
私的には普通の人間が工具使ってジェイソン紛いのことをする映画を期待してたんだけどね。
案外オリジナルはそうだったりして?
なら益々観てみたいなあ。
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