レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ゾンビキング

2011年04月28日 00時16分44秒 | ホラー

「ゾンビキング」
原題:Zombie Beach Party
2003年 カナダ 77分
■監督:
 ステイシー・ケイス
■出演:
 ジュールス・デローム
 ジェニファー・トーム
 ロブ・エチェバリア
 ニコラス・シン
 ジェイソン・ベアフォード
 ジム・ニードハート

●あらすじ
ゾンビが世界中に蔓延る時代。
プロレス界の英雄ユリシーズは、海辺の家に向かっていた。
そこには、恋人メルセデスと彼女の弟ブルー・セイントが待っていた。
久しぶりの再会を祝う3人。
そんな中、一匹狼のプロレスラー、ティキがゾンビと試合をするという。
ユリシーズたちは試合会場に向かうが、なんてことはない八百長試合であった。
しかし、その試合の最中に、観客の一人がゾンビに喰い殺される。
ゾンビを操るティキに容疑がかかるが、彼は潔白であった。
全てが悪の帝王ゾンビ・キングと、その腹心マーデライザーたちの陰謀だったのだ。
そしてついに、レスラーたちとゾンビの全面戦争が始まった!
果たしてゾンビ・キングの正体は?!
そしてその恐るべき陰謀とは?
(アルバトロス・フィルムより)

★感想など
まず、あのジョージ・A・ロメロが製作とかでなくて、提供となっているんだが
提供ってなんだよ!
なんだか不思議な映画で、「何故?」と一杯思っても、その事について考えてはいけない映画である。
ゾンビと覆面レスラー達が混在する世界観とか、最後まで誰一人素顔を見せないマスクマンたちとか
そもそもゾンビ相手に素手で戦うと言うのもどうなんだとか
あれとか、それとか。
全体的な内容として、同人的なノリが非常に強く、
そのチープ感も含めて商業映画としてはどうかと言った趣である。
しかし、バンドのボーカルがタイガーマスクの覆面を被っていたりする辺りは楽しかったけど。
出てくるのが全員レスラーなせいか、マスクマン同士だろうが、ゾンビ相手だろうが、
戦うシーンのファイト・スタイルが
必ずプロレス技の応酬な所は笑えたけど!
プロレスもホラーも好きな私としては、内容だけ見たら絶対に観たくなる事間違いないとは思うんだが
実際はレレレにはいきませんでした。
まあ、相当なレレレ好きな方意外にはオススメ出来ません。はい。
まともな方は手を出さない方が懸命でしょう。
所で、カナダ映画って全体的に不思議な映像感覚な気がする。
あまり観てないからホントにそうかはまだ言えないが、そんなに嫌いではない感覚である。
他のカナダ映画もちょっと探してみよう。
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イントゥ・ザ・サン

2011年04月28日 00時16分11秒 | スティーヴン・セガール

「イントゥ・ザ・サン」
原題:INTO THE SUN
2005年 米 94分
■監督:
 ミンク
■出演:
 スティーヴン・セガール
 マシュー・デイヴィス
 大沢たかお
 エディー・ジョージ
 豊原功補
 寺尾聰
 伊武雅刀
 栗山千明
 山口佳奈子
 コロッケ

●あらすじ
親日家としても知られるハリウッド・アクション・スター、スティーヴン・セガールが
東京を舞台に描く骨太任侠アクション。大沢たかお、寺尾聰はじめ日本人キャストも多数出演。
あらゆる人種が入り乱れる国際都市、東京。
不法入国の外国人一掃を掲げる都知事候補が何者かによって射殺される。
事件に大きな関心を寄せるFBIはCIAに協力を要請、
日本語が堪能でヤクザ社会にも通じた伝説のCIAエージェント、
トラビス・ハンターが来日FBIの若き捜査官ショーンを相棒に、さっそく捜査に乗り出すが…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
いつものハリウッド映画的な、トンデモ日本描写は割と少ない。
むしろ日本の芸能人に対して、随分気を使っていると言うか、好意的な作りである。
日本人キャストも中々良い扱いで、大変珍しい。
これで日本と合作でないのかね?
中でもコロッケが大活躍しており、持ちネタの野口五郎をちゃんと描いているのには笑ってしまった。
鼻くそを食べるとこまでちゃんとやっていたが、そんなのアメリカ人が見たって意味が解らんだろうに(笑)
ヒロイン役の山口佳奈子は知らない人だけど、魅力的な美人であった。
一方、栗山千明が出てるなんて全然気付かなかった。
役名みてもさっぱり解らないし。どこ?
また、W主演扱いになっている大沢たかおだが、これが中々良い感じだった。
うちのかみさんは大沢たかおが好きみたいで、いつもは私が観ている映画全てに、まったく興味を示さないのだが
本作だけは観ると言っているくらいだ。
これを観た感想を、是非聞いてみたいもんだ。
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ウィンチェスター銃’73

2011年04月27日 00時20分52秒 | 西部劇

「ウィンチェスター銃’73」
原題:WINCHESTER '73
1950年 米 93分
■監督:
 アンソニー・マン
■出演:
 ジェームズ・スチュワート
 シェリー・ウィンタース
 ステファン・マクナリー
 ダン・デュリエ
 ロック・ハドソン
 トニー・カーティス

●あらすじ
1873年、保安官ワイアット・アープが治めるダッジ・シティで射的大会が開催された。
優勝賞品は千にひとつの完成度を誇るという名銃“ウィンチェスター’73”。
この大会に意気揚々と乗り込んできた若きガンマン、リンは、同じくこの名銃を狙う男ダッチとの接戦の末に優勝を果たす。
ところが、強欲なダッチに不意を襲われ、リンは大切な名銃を強奪されてしまう。
逃走したダッチを追って、リンは執念の追跡を開始するが…。
(スター・チャンネルより)

★感想など
これは面白かったなあ。
ハリウッド西部劇にしては、アクション満載だし
その銃撃戦にしても、ひねりが効いた作りにしてるのも良いし。
何より脚本が面白いよね。
ストーリーの主軸が題名にもなっているウィンチェスター銃であるのは凄く斬新だし
そこに主役二人がうまく絡んでいて、ラストで見事に繋がる辺り、正に良くやったと言えよう。
と言っても全体的に荒い作りの箇所もちらほらあるんだが、アイデアで上手く押し切った感じ。
ちなみに本作もそうだが、俺はどうもジョン・ウェインが出ていないハリウッド西部劇を面白く感じるふしがある。
そうは言っても、これからもジョン・ウェインの西部劇は観ていくので、いつか「これは!」ってのに出会えるとは思っているけどね。
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踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!

2011年04月27日 00時20分25秒 | 刑事/警察

「踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!」
2010年 日本 141分
■監督:
 本広克行
■出演:
 織田裕二
 深津絵里
 ユースケ・サンタマリア
 伊藤淳史
 内田有紀
 寺島進
 小栗旬
 小泉今日子
 柳葉敏郎

●あらすじ
織田裕二主演の刑事ドラマの劇場版第3弾。
湾岸署が高度なセキュリティシステムが導入された新湾岸署へ移転することになり、
強行犯係係長に昇進した青島は、その引越しを一任される。
部下と共に引越し作業に取り組む中、管内で次々と事件が発生し…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
イマイチ!
全体的に踊るらしくない感じ。
まず、出演者が歳取ったなあと感じるのもあるし、なんか元気がない。
主演の織田裕二が(病気の設定も含めて)元気がないし、不仲が伝えられていた柳葉敏郎と
同一の画面に収まることが無いんじゃないかとも思わせる展開も含めて、無理矢理感を凄く感じる。
ネットのレビューに只の同窓会と言うのがあったが、正にそんな感じ。
ただそんな中でも、内田有紀は凄く良かった。
正に女青島と言う感じで、念願の本家青島との共演も嬉しい限り。
でもやっぱり、圧倒的に脚本の出来が悪過ぎ。
音楽も担当が替わって、いつもの軽快さが無いし
これなら作らない方が良かったと言える残念な出来だった。
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情無用のジャンゴ

2011年04月24日 23時35分46秒 | 西部劇

「情無用のジャンゴ」
原題:Django, Kill!/If You Live Shoot!
1967年 伊/スペイン 119分
■監督:
 ジュリオ・クエスティ
■出演:
 トーマス・ミリアン
 ロベルト・カマルディエル
 ミロ・ケサダ
 ピエロ・ルッリ

●あらすじ
金塊輸送車襲撃の一味に加わったジャンゴは、仲間に裏切られて瀕死の重傷を負う。
奇跡的に助かった彼は一味を追ってメキシコ国境の町へ向かうが…。
(洋画★シネフィル・イマジカより)

★感想など
マカロニ界では有名な作品。
確かに全編異様な雰囲気に包まれた、異色作であった。
ウエスタンな雰囲気ではなく、ほとんどホラーのノリである。
登場人物が全員悪い奴で、良い奴が一人も居ないと言うのも斬新。
あ、一人居たな。悪党たちに輪姦されて自殺する少年は良いやつか。
主人公のトーマス・ミリアンを裏切った悪役たちが、開始30分くらいで全滅するのも斬新だったなあ。
普通なら最後まで生かしておいて、復讐されるのが当たり前のパターンなのにね。
他にも、冒頭で小さい女の子が大人に踏みつけられているシーンは強烈だった。
普通考えても実際やんないだろ。
昔日本で公開された時に馬をダイナマイトで爆破するとか、インディアンの生皮剥ぎ、
麻酔なしの男の腹に素手をめり込ませる、どろどろに溶けた黄金を浴びる男など
10大残酷シーンと宣伝されたらしいが、確かに残虐度はヒドイ。
残酷シーンはどれも安っぽいから、それ程目を覆うと言うわけでもないが、一言で言えば悪趣味である。
これからマカロニ・ウエスタンの世界に入っていこうと言う人には、基本の一本なのでオススメするが
そうじゃない人には全く薦められないな。
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