恩に着せるわけじゃないけど、このブログで異例にも2日続けて政治の話題を書いたというのに、結局辞意撤回濃厚かい、小沢一郎さん。
もう、半年遅れぐらいだけど、こう叫びたいですね。
「どんだけぇ～～～～！！！」
小沢さん、物事をまとめたり、多数決の民主主義にあって人心を束ねたりすることは見るからに不得手そうなものの、自党が政権取れそうもないと思ったら「取れない」、嫌んなっちゃったら「嫌んなった」と、すべてにおいてはっきりしていてあと腐れのないところは、政治家としては大減点だけど、いち個人としては結構共感できると思ったんだけどなぁ。
元・総務相で7月の参院選で落選し引退された片山虎之助さんが以前、どういう文脈でだったか忘れましたが「民主党は風力発電だから、風が吹いている間は元気がいいが、風がやむとたちまちしおれる」と言っておられたことがあります。
大連立スベって、まさしく民主党には、参院選以来の風が“止んでしまった”状態。こうなると、“ミスターやれやれ”自民党総裁兼内閣総理大臣・福田康夫さんもさりげなく（元・日本ハムファイターズ新庄さんじゃないけど）“持ってる”じゃないですか。
自分の手腕や力量、実績とは別に、競り合った相手がなぜか勝手に自滅して行ってくれる。そういう、あんまりカッコよくはないけど、美味しくなくはない形で運の太い人も、勝負事の世界には居るものです。
今日第26話『愛の迷宮』もそろそろ底が見えてきたので中間総括と行こうと思いましたが、時間の都合で明日に。
