イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

オイこの極端野郎

2008-06-20 21:31:06 | お笑い

BSマンガ夜話』3夜『ハチミツとクローバー』篇(192400~)を録画したら、逆になんだか“半分裏”のNHK総合『爆笑オンエアバトル』が気になって、結局マンガ夜話とダブって録画できない2455まで待機視聴してしまいました。20日支払い日兼週末で朝早いのに。居間のHDDレコーダーでこちらを録画すれば二股OKなのですが、高齢家族に気を遣わないで翌日速攻巻き戻して見たいですしね。

タイムマシーン31501kbは、今回はそんなに過剰とは思わなかった。関の散髪効果かな。そんなことはないか。関「ロングですかショートですか」、~山本「(嫁も顔がロングでは、自分も顔ロングなので)柿のタネみたいな顔の子ができる」で素直に他愛なく笑えた。最近は、ネタの地合いが高テンションに入っても、一貫して目が笑ってなくて通奏的に低体温なツッコミ山本のたたずまいに、月河ちょっと惚れてきつつあります。月河、体重3サイズのわりに顔丸めですけど。無理?…何を考えてるか。

彼らの今回は、“チャンピオン大会ファイナル残念組”にしては“攻めてる”し、凹んでる感が少ないのも好感もって迎えられたような気がします。

一方、ファイナルでの案外が直球で引きずり出てしまったのが5位のストリーク369kb。特にツッコミ吉本がずっと細かく噛んだりモタったりしていたけど、6365kbメインストリートを玉1個差退けることができたのは、底力とも言えるし、TVを通してよりナマの客席に好感度の高い、彼らの持ち味でもあるでしょう。

それにしてもジャイアンツがもうチョットペナントレースがんばってくれないと、彼らもネタ作りにチカラが入らないでしょうね。

2フラミンゴ493kbは、彼ららしい人間関係の妙ネタで手堅くまとめ、特別カッ飛んだところがなかったわりには高得点で、だいぶ受け容れられてきたのかなと思う。月河がいちばん好感持ったのは、大学生の同学年同士という設定でありながら、衣装をイマドキのリアル大学生風にラフにバラバラにせず無地でほぼ統一したところ。それだけ演技力でのキャラ立て・状況立てに自信を持っているのでしょう。

同点2493kbセーフティ番頭3回目の挑戦で初オンエアだそうですが、ちょっとまだ生硬さが目立つけれどもアンジャッシュ風の主知的な作り込んだネタで、この後が楽しみにはなりました。「ウソッ!毎日!?」シンクロは爆笑しましたよ。「アイディアよし、練り込んである、練習も相当してる、…だから?」とならないような今後の展開を希望。

彼らとは正反対に、ネタも演りも緩いけど意外に高体温で笑えたのがラフ・コントロール4445kb。「正義のヒーローやりたいから、オマエ敵やって」は他の若手もさんざんやっている手垢つきまくりのありがちコント漫才なのですが、ショッカー戦闘員役のボケ重岡のなみなみならぬ演技力で飽きさせなかった。「個性ゼロのヤツ演って」「超弱いの演って」「じゃ…発注ミス」という白皙メガネのツッコミ森木“オドオドツッコミ”もなかなか新鮮。「…あろーが」「…おろーが」の重岡の九州弁語尾も、他のいくつかの常連組の方言押しのようにはハナにつかなかった。やはりドラマ同様、コント漫才でも演技力は大切ですね。同点2位の2組とは真逆に、彼らには“演技力&テンション熱気頼み”でネタ作りが雑にならないように今後のオンエアを希望。

“オンバトヒーローズ”にいつもここから。先週のスピードワゴン同様、なんか2人のテンションが、薄ーくさりげなーく噛み合わなくなっているのが気がかりでもあり、かつおもしろくもあり。やはり若手がモティベーション上げて打って出る一時期に『オンバト』は大きな存在で、自らの希望か事務所の意向かで“卒業”してしまうと、芸人としての存在の質感からして変わってしまうものらしい。

次週、次々週は放送お休みで、710日から復活になります。そうすると今週見ておいてよかったのかな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする