今朝、ポケットラジオのTV音声チャンネルで『サンデージャポン』(TBS系10:00~)を聴いていたら、誰かも言ってた官公庁相手の“居酒屋タクシー”ってやっぱり、見出し用のネーミングだということを斟酌してもいかにもまずいですよね。公務員背任横領にほぼ等しい重大な問題なのに、語感が軽すぎる、と言うか喚起されるイメージがおもしろすぎる。
月河はコレ新聞活字で見て速攻M‐1グランプリ03年のフットボールアワー“SMタクシー”を思い出したもの(呆)。
残業疲れのお役人が“居酒屋”で出来上がったら、次はオンナが欲しくなるに決まってるし、うち何パーセントかはそういう趣味の人もいるはず。いずれ実現するかもしれません「そんなに東京駅に行きたいのかい?……イヤらしい役人が乗ってるよ!」。
フットで居酒屋と言えば06年M‐1での“元気の良すぎる居酒屋店員”もあったっけ。…こうしてふと考えると、自分の脳回路はずいぶんと濃厚にお笑いに汚染されておるなぁ。そんなにお笑いばっかり視聴しているつもりもないんだけど。TVつけて出会いがしら、ドラマや音楽番組で知らない人ばかり映ってても観ないけど、ネタ番組やってたら誰でもとりあえず観るしな。
日曜のこの時間はたいてい音声しか聴かないのですか、たまに聴くとおもしろいなサンジャポ。裏の一方の極がテレビ朝日『サンデープロジェクト』、もう一方がフジテレビ『笑っていいとも増刊号』としたら、その隙間狙い前提で作って、ゲストも人選しているんでしょうけど、「“居酒屋 タクシー”という店名の居酒屋が実在しないか全国調べた」とか、“アホらしいことを真剣にやっている”という、月河の大好物な匂いがする(ちなみに一軒も無かったそうです)。
秋田県で93歳の父親と、自分の妻と30代の息子殺害を自供した65歳男性の事件で、SM女医(違うか)西川史子さんが「年を取れば人間はカドがとれて丸くなるもんだと思っていた」と言うとテリー伊藤さん以下の年長組が「ならない、ならない」と真っ向否定。三船ジョージさん(←名字忘れた。トラブリューのリーダーで、奥さんが、ほら…)「できてたことができなくなってくんだからな、ストレスたまるよ」テリーさん「年を取って良いことなんかヒトッツもない!」…ま、テリーさんは返す刀で「だから年取ったら“良いことはないんだ”って前提で生きれば、小さなことで喜べる」と、“幸せのハードルが下がるという、年取ってこそのラッキー”をちゃんと押さえといてくれました。「そんなことありませんって、良いこともありますって」とフォローしていた八代英輝弁護士とかのほうがちょっと愚かに見えた。て言うか聞こえた。
後半は劇場版『花より男子』の話題とキャストインタヴューに終始。確か原作、漫画ですよね。昔、小室哲哉さんのTKサウンドがチャートを席捲していた頃、内田有紀さんで映像化されていたような気がしますが、今般の井上真央さん&F4フィーチャーのTVドラマから劇場版への流れのほうがずっと世間的に盛り上がっている感じがあります。
なぜ?昨年の『イケメン♂パラダイス 花ざかりの君たちへ』なんかも典型でしょうけど、うら若き“男の中に女(←かわいい)がひとり”という状況って、男性諸君のみならず女性、特に“みずからは「かわいい」とあまり言われない”“言われたことのないまま「かわいい」評価対象の年代を過ぎてしまった”女性の萌え志向を、いたくくすぐるものらしいんですね。
うーん。“学校”“学園”って付くと月河、オートマティックに拒否反応しちゃうからなあ。おもしろいのかしら。昨年の『美味(デリシャス)學院』ぐらいぶっ飛んでくれてて、女の子が“女子部”としてセパレートされててくれれば入って行けるんだけど。
毎日ではありませんが、営業でよく行く繁華街の一郭に、当地では珍しくなった手描き絵看板を掲げる大手系列封切り映画館があります。先日は『隠し砦の三悪人』が掲げられていましたが、いつからか『花男ファイナル』になっていた。どちらも松本潤さんですね。小雪さんとの『きみはペット』に出ていたことと、オーザックのCMで付け鼻つけてハリウッド進出していたことしか思い出せないけど、劇場映画2クール続けて看板になってるってことは、いま、時代は松潤なのかな。