009年、まだ12分の1とちょっとが過ぎたばかりですが、麻生太郎総理の度重なるその、アレのおかげで「ぶれ」っての早くも流行語大賞候補エントリーじゃないですか。
“ブレ”…カタカナ表記すると新手の寿司ネタみたいだけど。
側近や与党幹部的な人たちは、もうあの、閉めても真一文字には閉まりそうもないクチにサルグツワかましてどっか押し込んどけ!って心境かもしれませんね。とうとう「(07年10月に成ったばかりの)郵政分社化、ホントはまずかったんじゃね?」「てかオレ民営化自体反対だったしー」まで言い出しちゃいましたよ。
フォローしきれんだろうと。
現任期限りで引退を表明済み、大方とは別な意味で「早く来い来い解散」気分な小泉純一郎元総理も、X‐JAPANかなんか聴きながら地味にコーヒー噴いてるんじゃないでしょうか「……おい!」。
まぁ現職の総理、何をどう見直してもいいんだし、太鼓叩いてもラッパ吹いてもいいんだけど、どう考えても、先に考えるべきこと、やらなきゃならんことがあるでしょうに。
月河は今回、麻生さんのあまりの空気読めなさ、クチ上滑りっぷりより何より、民間会社“日本郵政”が、4分社もになってたということを初めて知って驚きました。そんなに会社できてたんだ。
かつての郵便局に、切手や印紙を売ったり、書留や速達を受け付けたりする窓口と、郵便貯金の預け入れ払い戻しや、郵貯口座へ振替送金をする窓口があったのをそっくり引き継いで、てっきり「郵便」と「貯金」の2つの会社になったとばかり思っていた。平日でも、貯金や振替の窓口だけは民間銀行と同じ15:00閉店だったし。そう思ってた人、多くないですか?月河だけ?全国で月河ひとり?
今回の麻生さんの見直し発言のニュースで、新聞にも解説記事が出てました。総合的持ち株会社「日本郵政」の下に①郵便局を運営する「郵便局会社」②郵便事業の「郵便事業会社」③郵便貯金を担当する「ゆうちょ銀行」④簡易保険を販売する「かんぽ生命保険」、以上4社がぶら下がっているんだそう。そうかー、簡保っちゅうものがあったか。盲点。
んで、今回麻生さんが見直したい旨言及したのは、郵便局会社と郵便事業会社の統合が念頭にあったのではないか、ということです。
…郵便局を運営する郵便局会社と、郵便事業の郵便事業会社。うーん。同義反復のトートロジーみたいでどこがどう違うのか、改めて統合する意味があるのかわからんぞ。
従って、麻生さんの発言もどこがどう真っ当で、どこがどう的外れなのかしかと指摘できないのが残念。めでたく(めでたいのか?)「ぶれ」が流行語大賞受賞しても、受賞式に、たぶんその頃は思いっきりヒマになってるであろう麻生さん、好きこのんで出席してくれるとも思えませんが。
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