イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

腹ハラ時計

2011-01-27 14:27:15 | テレビ番組

今日(27日)の『あさイチ』では、“間違った過剰ダイエットが招く摂食障害や骨粗鬆症、胎児への悪影響の恐怖”を取り上げていましたが、こういうときに限ってゲストコメンテーターが森公美子さんじゃないのね(失礼!)。

事故骨折明けでちょっと青白くなった?感じのユンソナさんと、小学生の頃は肥満だったという假屋崎省吾さん、至極テーマ相応オサマリのいい顔触れでした。

 それにしても、「女性限定では、2040代を通じて、日本が世界でいちばんBMI(=身長比の肥満度)が低い」という冒頭の振りはちょっとびっくり。高齢家族がらみで月に何度か総合病院の外来に行くと、まあ、傍目にも病的に肥満で、糖尿病心臓病その他の治療で自分が通院していると思しき人たちを別にしても、風邪引きのお子さん連れの若ママ、リタイア世代の旦那さんに付き添う熟年奥さん、そのまた車送迎の娘さんお嫁さん、皆さん結構立派な体格をされていますよ。

 そんな受診者に明るく元気に対応し立ち働く看護師さん、ボランティアさん、医療クラークさんたちも、冬場も半袖ユニホで健康的に肉づきがいいし、「そんなに日本って女性の痩せ大国なの?」と疑問に思ってしまう。たぶん“世界でいちばん”っつっても、飽食先進国限定での比較なのだろうなあ。USAなんか、もう肥満じゃない人が希少視されるぐらい、フィフスアヴェニューを闊歩するビジネスOLさんも、ダウンタウンの現業労働おばちゃんも、撮られてなんぼ媒体露出してなんぼのアーティストやミュージシャンですら、軒並み、日本人から見ると桁外れにでっかいし、もりもりバクバク食べるからなあ。

 番組によると、BMI(体重キログラム÷身長㍍の2乗)が18.525が正常で、それ未満は痩せすぎ、以上は肥満だそうです。

しかーし!ここ3年ほど、18.5どころか16をちょっと切れたり切れなかったりを行き来している月河も、しんどい時はときどきありつつも全然元気に活動しているし、来るモンもちゃんと来ては去っているし、泡系、泡でない系問わず好き放題飲んで、コンビニフード食べて、自作のクソまずいオリジナル煮物とかも食べて、去年の夏には余裕で穿けたジーンズが「腹に来てる」「ジッパー上がらん」「無理クリ上げてもいつの間にか半分下がってる」とかぶうぶう言いながら(体重と腹回りはチョー一致しない!)、雪が融ける頃にはまた元に戻ってすいすい穿けたりしているし、そんなに一時点の数字にこだわるこたぁないと思いますよ。

 見てくれの太い丸い云々も、気にする気になるのは人生のほんの一時期だけだしね。何年か過ぎれば「あと2キロ、あとウエスト3センチぐらいのことでカリカリしてた自分」と、微笑ましく微量恥ずかしく思い出すことになりますって。

 …ところで『てっぱん』に先週から登場の小早川のぞみさん(京野ことみさん)は何ゆえおのみっちゃんで働くことになったのだらうか。一応、毎朝欠かさず音声だけは背中で視聴しているのですがね。

広告代理店の敏腕キャリアウーマンで、会社の年下同僚と結婚が決まって、亡きお母さんの遺品の中から“ちはる”前での若き神田さん(赤井英和さん)との2ショット写真が出てきて、顔も名も知らない父親に「結婚の報告を」と消息を求めておのみっちゃんに訪ねて来たけれど、ある晩、ベロンベロンに酔っ払って来て婚約指輪放り出してガリレオ・ガリレイ(by岩崎先生)にしたあたりから、おめでたいはずの結婚話は怪しくなってきていました。

しかも自分も自覚なかったらしい妊娠発覚。あかりちゃん(瀧本美織さん)は“見知らぬ父親を求めて”で自分と、“孤立無援でお腹大きくなって”で実母・千春とを重ね合わせ、初音お祖母ちゃん(富司純子さん)は“親にも知らせず父のいない子を身ごもって”で娘・千春を思い出して、ともに心いためている様子です。放送開始以来、いちばんイタいツラいエピソードになるかも。

『だんだん』の花鶴姉さん以降、すっかり“性格いいのに男運悪い”イメージが定着している京野さん、最終的には働く女性視聴者にもドヨンとしないフィニッシュをお願いしますよひとつ。

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