東京の桜開花が記録的な早さだそうで、ヘタしたら年度末の週末を待たず散ってしまうかもしれないとか。当地では春の彼岸過ぎのめっきり長くなった昼の日差しが、こってり残った白い雪に反射して紫外線浴びまくりなのですが、気まぐれな花の季節のせわしなさにつられるように、最近なんですな、寿(ことぶき)ニュース続いてますな、芸能界。
別にどうでもいい話題でも、短期間にこんだけ束になって連射連打だと、アベノミクスじゃないけどさすがにちょっと景気がいい。
堺雅人さんと菅野美穂さん、中尾明慶さんと仲里依紗さんなど、芸風と言うか立ち位置がとても近くて、年じゅう共演してそうな、これからも一生いつでも共演できそうな感じですが、わざわざ結婚するわけですか(わざわざってことはないか)。特に菅野美穂さんは『女優・杏子』の杏子さんのように、全身これ女優ダマシイ!と昔から見えていたので、普通の年齢での普通の結婚はないんじゃないかと思っていましたが、来たねえ塚原卜伝。アンタが来たか。「相手がわずかに前に跳んだのに対し、真っすぐ上に跳んだ分、相手より高い位置から先手打ち込めた」なんてね。よくわからないけどよく落とした。ともに同世代を代表する演技力上等同士だけに、どちらかに浮気疑惑でも兆したら、ハラの探り合いでえらいことになりそうですが。
菅野さんの10代でのデビューがアイドル的な売り出し方で、一方堺さんは自分主宰の劇団活動を経てTV映像では比較的“老成”したデビューだったので、結構年の差カップルかと思いきや今年40歳と35歳、普通にお似合いと言うか“潮時”同士だったんですな。なれそめになった共演作はかなり色っぽい映画らしいですが、なーんか2ショットの雰囲気が“主知的”で、メロメロのエロエロにならないのが演技派のお二人らしいと言えばらしい。
JRAの福永祐一騎手とフジテレビ松尾翠アナウンサーってのも来ました。今年もリーディング好調な祐一っちゃん。お父上が騎手として脂の乗り切った盛りに事故で再起不能になり、お母さんが苦労されているので、結婚は遅めで年上の母性タイプがいいんじゃないかと勝手に思っていましたが、やっぱり女子アナはモテるのね。関西のジョッキーさんは滋賀県の栗東(りっとう)トレセンが日常の主な仕事場所で職住近接ですから、関東での騎乗はあるにしても東京キー局のアナとはどうしても遠距離になり、まして福永騎手は国内のGIシーズン外はしょっちゅう海外遠征騎乗しているので、交際継続はかなりご本人たちの努力と、結婚へ向かう意志の強さが必要だったはず。助走が長かった分堅実な家庭を築いてくれるのではないでしょうか。
…その前に祐一っちゃんには今年、大きいトコひとつぜひ取らせてほしいね。できればノーマークなうちに。
(あと、フジテレビ女子アナと言えば、誰だかと噂になった元・アイドルジョッキーがほかにもいたような気がするけど、あちらはどうなったんだったかな。触れないほうが花か)
ナインティナイン矢部浩之さんは元TBSの青木裕子アナウンサーと。裕子りんと言えば『サンデージャポン』で初めて見たときには“イジられ担当のドシロウト”かと思いましたがね。“局アナ”として原稿読みや司会進行が成立するギリギリでしたな。矢部っちも名前忘れたけど、下の名前だけで呼んでバラエティで「あぁ矢部の彼女ね」と意味通じてしまう有名な元カノがいたし、お互いにワイドショー週刊誌ネタ、いろいろイロイロあったはずですがあらかた忘れてしまいましたよ。時効というより、風化ってやつですか。もう好きにすれば。ちなみに青木さん、妊娠はしてないそうです。前出の松尾アナも、菅野美穂さんも同様。いつの間にか妙齢の有名女性芸能人の結婚報道には“妊娠してる/してない”の但し書きがつくのがデフォルトになってしまったのだなぁ。
そうそう、ナイナイつながりでもう一件、雛形あきこさんが再婚、お相手天野浩成さん。これは素直にめでたい。平成ライダーシリーズの中でも『仮面ライダー剣(ブレイド)』を偏愛する月河としては橘さんの寿ニュース、祝電の一本も打ちたいくらい。どこに打つんだ。ボードか。1話でいきなり崩壊したしな。
『剣(ブレイド)』のレギュラーライダー勢では天野さんがゴールイン第一号となったか。まぁ最年長(放送開始当時25歳)だったし順当なんですけど、なんとなーく天野さんも結婚は遅いほうのタイプで、共演の椿隆之さん(←宇宙人的マイペース)か森本亮治さん(←座持ちのいい関西人)にちゃっかり先越されるかもなと思っていたもので。
2~3年前に熱愛中と報じられて、お二方ともに交際を認めたまでは月河も美容室かどっかで読んでいましたが、その後続報が無かったので自然消滅したかと思ったら、しっかり続いていたんですね。雛形さんの、初婚相手との娘さんがこの3月で小学校卒業なのを期に入籍したとのこと。こういう気遣いが“橘さん”ぽくて良いではないですか。お子さんにとっては、学期のもしくは学年の途中で、親の離婚や再婚で名字が変わり出席番号が変わり、教科書や持ち物にも名前を書き換えなければならないというのは非常に心の痛むことですからね。
ローティーンで子役としてデビューした雛形さんはグラビアでも女優としても周知の活躍ですが、天野さんも高校生時代からモデル活動していて芸歴ならどっこいでしょう。ともに1978年、天野さんが4月、雛形さんが1月生まれで3ヶ月ほど姉さん女房。
初婚が20歳時で、11歳年上のお相手だった雛形さんは、年齢のわりに芸歴、それも“男子が主力客層”で生きてきたキャリアが長いので、どちらかというとうーんと年上の、甘えられるドーンとしたおじさまのほうがつり合うのかなとも思われ、我らが(誰らがだ)天野さんで大丈夫かな?という気も一抹しますけど、シングルマザー生活10年で雛形さんもずいぶん強化したでしょうし。『剣(ブレイド)』ファンは皆応援してます。
いま月河の座右に2005年初版の天野さんのソロ写真集『Gift』があって、前半に“事後のベッドから女性だけいなくなった”みたいなカットもあるのですが、雛形さんはこういう表情の天野さんを毎朝見られるのだなぁ。あーあ。………いや応援してますって。
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